PRESERVATION HALL JAZZ BAND
ニューオーリンズからの刺客!
過ごしやすい時間帯になった。オレンジ・コートはそれなりに混んでいる。土曜日だからだろうか、昨日に比べるとどこへ行っても人が多い気がする。次の出演者はPRESERVATION HALL JAZZ BANDというバンド。ニューオーリンズの老舗ジャズハウスの専属のバンドだ。そもそも歴史の古いバンドで流動的にメンバーチェンジを繰り返して続いている。そんな歴史をもつバンドがオレンジ・コートをどのような空間にするのか楽しみだ。
メンバーが順々に入場していきライブが始まる。リズミカルな曲で気持ちがいい。観客も踊りだす。ボーカルをとるのはMarkだ。始めから盛り上がっている。日本でそこまで知名度があるとは知らなかったとあたりを見回してみると、特に盛り上がっているのは外国人の方々。最前列のほうは特に多い様子。やはり日本人のほうが数は多いが大きな盛り上がりというよりは体を揺らしているといったところだ。何せ38年ぶりの来日。見渡す限り38年前は産まれて間もないか、まだ産まれてないであろう方たちばかりだ。そんなことを考えているとトロンボーンのFreddieがソロを吹き始める。ここは観客達も「おお!」という驚きの歓声をあげる。このバンドのメンバーに選ばれるということはよほどの実力者なのであろう。
ライブは進み3曲目になるとBenがビニール傘をさしてリズムにのせて横に揺らしだす。最前列の方たちは傘を用意していたのだろう、一緒に揺らしていた。Charlieが登場。クラリネットを吹いていた。次の曲ではソロを吹いて観客を沸かせていた。ソロに関しては全メンバーにあった。当然、歓声があがる。またこのバンドはボーカルも固定ではない。曲によって変わるのだがみんな上手い!もちろんただ上手いだけのバンドでは無く、観客を楽しませようと様々な曲調があった。
ライブ後半はアップテンポな曲で固めてきて高揚感を与えてくれた。楽しい時間もそろそろ終わり。最後に全員で前にでてきて挨拶を済ませるとステージから去って行った。観客からアンコールの声もあったが、その声は届かなかった。いつかまたフジロック帰ってきて欲しいものだ。
posted on 2014.7.26 17:10
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