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7/27 SUNFIELD OF HEAVEN

bonobos

管弦入りの9人編成で登場!

約1ヵ月半前、全国ツアー『HYPER FOLK JAMBOREE』のツアーファイナルのステージにて、「フジロック出演決定—!」と満面の笑みで声を大にして話してくれたボノボ。しかも、その時、こうも言っていた。ファイナルと同じく「管弦入りの9人編成での登場」と。ボノボの9人編成でのライブをまさかフジロックで観られるなんて…とすでに期待度が高まってしまったのは言うまでもなく、である。

ボノボがフジロックに出演するのは、2005年のフィールド・オブ・ヘブンでのステージぶり(2006年にはボーカル&ギターの蔡 忠浩がフィッシュマンズ のゲストボーカルとして出演している)。今回も同じくフィールド・オブ・ヘブンで、1番手としての登場である。そんな当日の朝、激しく雨が降り出してきてしまい、できれば晴れてほしかったなぁ…なんてぼやいていたのだけど、ちょうど彼らが出る直前でピタリとやむ、という嬉しい出来事が(最終的にはライブ中にほんの少しパラパラ降り出してしまったのだけど…)。少し肌寒くはあるけれど、ある意味、1日目、2日目より過ごしやすいんじゃないだろうか…と思いながら彼らを待っていると、どこからともなく「おー!」という円陣を組んだ時のような掛け声が聴こえてくる。

すると、間もなくしてボノボの面々が登場。まずは、蔡、ベースの森本夏子、ドラムの辻 凡人に加え、ギター、キーボード、トランペット、サックス&フルートのサポート・メンバーとともに7人編成で、”THANK YOU FOR THE MUSIC”を。自然と温かい手拍子が鳴り響き、次第に多幸感がすっーとあたりに充満しはじめていくのがよく分かる。ボノボって、どんなに大きな会場で、どんなに人がいようとも、あのギュッと心が温かくなるような独特の気持ち良さが薄まることはないな、なんて今さらながら改めて思わせられた。

2曲目からは、今年3月にリリースされた6thアルバム『HYPER FOLK』の楽曲をメインに。”うつくしいなまえ”、そして、バイオリンとチェロのサポート・メンバーも加わった”グッドモーニング・マイ・ユニコーン、”三月のプリズム”など、ほぼMCを挟まずに展開していく。ゆらゆらとした浮遊感のある蔡の歌と柔らかいアンサンブルの中で感じるのは、誰にでも重なるであろうあの時のあの瞬間を閉じ込めたような、空気、匂い、手触り。それが解放されていくからこそ、この場所にいること、この瞬間を過ごしていることを、じわじわと実感してグッと目頭が熱くなるのだろう。

ライブ中は、メンバー同士、互いに顔を見合わせて笑顔になっていく光景が見られたと思いきや、会場では知らない人同士が声を掛け合ってオーディエンスの輪ができていく、なんてことも。やはりどんなシュチュエーションでも、無条件に幸福感を与えてくれるのはボノボならでは、である。それは続く、”ICON”から最後の”あなたは太陽”まで、ずっと持続していた。8月20日には、この日と同様の編成でおこなったライブ・アルバムを、ライブ会場限定販売にてリリースするそう(冒頭に述べたツアーの最終公演を収めているようだ)。そのライブも今日と甲乙付け難いものがあっただけに、ぜひとも聴いてほしいものだ。

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