RED MARQUEE 7/21 THU(前夜祭) TAGS : LIVE REPORT 7/21 THU(前夜祭) RED MARQUEE

NON STOP PUNK

LIVE REPORT

20周年の前夜祭だからこそ実現した奇跡のスーパーバンド!

前夜祭のトリとして出演が発表されたNON STOP PUNK。発表当初は謎の存在だったけれど、しばらくしてそのメンバーが浅井健一、奥田民生、甲本ヒロト、ルースターズによるスーパーバンドであるというサプライズがアナウンスされた。こんなことってある!?こんな豪華なメンツが一堂に会するなんて、そうそう見られるものじゃあない。でもそれが実現しちゃったのだ。だってこれはフジロック20周年の前夜祭だから!

NON STOP PUNK登場前、超満員のレッドマーキーをDJ Mamezukaが盛り上げるなか、さらにさらに人が前へと押し寄せた。司会者が、ルースターズの花田裕之(ギター)、井上富雄(ベース)、池畑潤二(ドラムス)をステージに招き、ボーカルのトップバッターとして奥田民生が登場!大興奮の会場からは民生コールが沸き起こり、観客はロックンロールに体を揺らし始めた。2曲目にクラッシュの“Should I Stay Or Should I Go?”を歌うと、お次は浅井健一にバトンタッチ!浅井は黒のタンクトップ姿でクラッシュやストレイ・キャッツをカバー。浅井のかっこいいパフォーマンスに痺れた後は、甲本ヒロトがステージ上に現れた。ヒロトはザ・ストゥージスやジョナサン・リッチマンを日本語カバーで披露して、曲の合間にはなんとお尻も披露!観客から大歓声が上がったのは言うまでもない。「楽しんでるかー?愛してるぞー!フジロック始まるぞー!」と呼びかけ、会場を盛り上げた。

ここまでの流れだけでも最高なのに、ラストには民生、浅井、ヒロトがステージに集結してラモーンズの“Blitzkrieg Bop”をプレイするという豪華さ。「Hey!Ho!Let’s Go!」のかけ声にレッドマーキーが大揺れして、最高の盛り上がりを見せた。ロックを愛する男たちのアツいロックなパフォーマンス!こんな奇跡的なステージが前夜祭で観られるなんて、今日から始まった20回目のフジロックは最高の予感しかしない。

セットリスト(原文のまま)

奥田民生
1 Slow Down -The Jam-
2 Should I Stay or Should I Go -The Clash-

浅井健一
1 Runaway boys -Stray cats-
2 Brand New Cadillac -The Clash-

甲本ヒロト
1 I Wanna Be Your Dog -The Stooges-
2 Roadrunner -The Modern Lovers-

全員
Blitzkrieg Bop -The Ramones-

Text by Paula Posted on 2016.7.24 22:34