FUJIROCK EXPRESS '22

LIVE REPORTWHITE STAGE7/29 FRI

DOPING PANDA

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Photo by 古川喜隆 Text by 若林修平

Posted on 2022.7.29 15:30

ルーキー以来、20年ぶりのフジロックは完全復活の証明となった

しかし暑い!昼前のホワイト・ステージはかんかん照りで、どこに移動しても暑い!ステージ近くには20年ぶりの苗場でのドーピング・パンダ(以下ドーパン)を見るために集まった、「ドーパメイニア(ドーパンファンのこと/以下メイニア)」が多く見られた。

そして定刻、重低音ビートをバックに、Taro Hojo(B.)、Hayato Beat(Dr.)、そして“スター”ことYutaka Furukawa(Vo./G.)が登場!「ロックする準備はできてるぜ!」というFurukawaの号令と共にライブは始まった!重厚なアンサンブルが印象的な“We won’t stop”の次に披露されたのは、バッキバキイントロのあの曲、そう“nothin’”だ。気持ちBPM高めの演奏でメイニアの興奮を煽ってくるからたまらないわけで、強烈な暑さの下でも体はどうしたって動いてしまうのだ。Furukawaのキレッキレなステップも健在で、そんな姿を目の当たりにしてさらにアガるメイニアたち。続く“Hi-Fi”では Furukawaのテンションもまた最高潮に達する。「最高だぜフジロック!おかえりフジロック!」そんな叫びに思わず「お前らもな」と突っ込んでしまったのはここだけの話だ。“transient happiness”でも昂りは止まらない。Furukawaはステージの最善ギリギリまで来てメイニアをさらに煽り、「これだよな!フジロック!これだよな!ドーピング・パンダは!」と叫ぶ。それに応えるメイニアたち。最初から最後まで暑く熱かったライブは“Silhouette”から“Crazy”という流れで大団円を迎えた。

2012年4月19日のライブを持って解散した彼らが、10年ぶりに再結成し、20年ぶりにフジロックに戻ってきた。そんなキリの良さが偶然なのか図ったものなのか、そんなことはどうでもいい。大事なのは、そこにドーパンのハイエナジーが在り続けることだと思う。

[写真:全10枚]

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7/29 FRIWHITE STAGE