メニュー：ピリ辛鶏肉あえ麺　600円

「ピリ辛」とありますが、それほど辛くないです。ちょっとスパイスが香る、むしろ肉の甘さが引き立っています。上にのせた温玉を混ぜるとさらにマイルドに。つるつるコシのある麺と具材との絡みは最高。肉料理ながらさっぱりいただけました。お好みで汁そばにもできるとのことでしたが、スープを別添えでもらって、途中から汁そば、とか可能だったんでしょうか？聞いてみれば良かった…。

★★★☆☆

メニュー：さんま茶漬け　600円

なんと、フジロック期間中に登場したという新メニュー。お茶漬けにしてもふにゃっとならないよう炊き上げられたごはんに、だしがたっぷり。上にのった磯のりの香りがなんとも食欲をそそる。欲を言えばさんまが一匹分くらいのっていたら最高だったけど、それはあまりにも贅沢というものか。疲れた胃にもすっと入り、身も心もほっとさせてくれる逸品だった。

★★★★☆

本格ピザの店はデザートも本格派！パフェはチョコレートシロップとコーンフレーク、アイスにホイップがのってボリュームたっぷり。こういうデザート待ってました！チョコレートシロップはたっぷりめでそうとう甘い。がっちり甘党の人は場外でも足を運ぶべし。キャラメル、ベリー味もあるよ。

★★★☆☆

実力派ピザ屋がすでに出店済みのフジロックに北海道はニセコから参戦してきたのはLa Andy。「もともとライジングに出店していて、もっと大きいところ、最終的にはフジロックに参加したいと思っていました」。ライジングで鍛えているだけあって、行列ができても余裕でじゃんじゃんお客さんをさばいていきます。お味の方はというと、ずばり美味しい！さすがさくらぐみのあるフジに挑戦してくるだけあります。オススメのビアンコはチーズたっぷり。ガーリックとオリーヴがいい仕事をしています。ボリュームもホールは皿からはみださんばかり。ニセコは海外の人が多く住む街だけあって、外国人にも満足してもらえる仕様になっているとのこと。想像以上に大満足のLa Andy、絶対食べる価値ありですよ！

これはBBQチキンホールサイズ。デカい！

メニュー：アイスココア　500円

甘いものが欲しい願望と冷たいものが欲しい願望を同時に叶えてくれるスペシャルな飲み物。といってもこってりした甘さではないので、飲みやすい。下の方に濃い部分がたまっているので、よくかき混ぜて！

★★★★☆

メニュー：ガーリックシュリンプ丼　600円

ぷりぷりのエビがたっぷりのったごはんは、名前の通りガーリックたっぷりでスタミナつきそう！千切りキャベツの歯ごたえも、アクセントになってGOOD!

★★★★☆

文：輪千希美

オススメメニュー：ガーリックシュリンプ　800円

「大自然に囲まれたところで出店してみたいと思ってました」というハワイアン料理のパラダイスは初登場エリアのピラミッドガーデンに初出店と、お初同士。ゆったりした雰囲気はハワイとの相性ぴったりです。オススメはロコモコと思いきや「ハワイといったらこれ！」というガーリックシュリンプ。ガーリックとバターがこうばしく香るスタミナメニューでした。ロコモコとW盛りメニューもあるので、ガッツリ食べたいキャンパーはぜひ足を運んでください。

メニュー：グリーンカレー　600円

昨年のフェスごはんランキングで2位に食い込んだジャスミンタイ。お店自慢のグリーンカレーをいただいてみました。大切りにしたなすがゴロゴロ入って、美味しさもヘルシー度も満点。程よい辛さなので、本場の辛さはちょっと…という人にもオススメだ。

★★★★☆

真っ暗な中に設置されたスクリーンは、まるで映像が山肌に映されているように見える。そんな画面では『男はつらいよ』が上映され、傍らでは屋台がまだ元気に営業を続けている。ところ天国は眠らない街になっていた。同じ「眠らない」レッドマーキーとは違ってかなりののんびりムードではあるけれど、予想よりはるかに多くの人が映像に見入っている。寅さんの後は『忌野清志郎クロニクル』。今年もまたここで清志郎さんに会えるのだ。それは眠ってなどいられない。懐かしい映像と、ほとんどが聞き覚えのある曲。映画の中でもキングの元気な姿が見られるのがうれしい。のんびりライヴを観ている感覚になる。
ギラギラした光から離れ、お酒片手にゆったり音と映像を楽しむ。こういうフジの過ごし方もなかなかオツかもしれない。

文：輪千希美

気象変動に揺れる3つの島を描いたこの映画。画面にでてくるのは、島に住む人々の暮らしぶり。ただそれだけ。派手な効果音もBGMもナレーションも入っていない。リアルな生活音と人々の声だけで構成されている。
ツバルの住人は、雨が降ればその中で遊び、島にあるもので生活をし、ネットも電話もないから人間同士のつながりを大事にして生きている。一家は大家族で隣近所も仲良し。日本で例えるなら、江戸時代の長屋みたいだ。貧しいけど豊か。豊かだけど貧しい。いいとか悪いとかではなく、あるがままの「現実」として淡々と映像が流れていく。
スロウ・ライフといえばちょっと羨ましい気もするけれど、モノに溢れた社会に慣れてしまった自分にこの生活ができるか、と問われれば「イエス」と答える自信はない。でも、家族や近所の人たちと触れ合い、笑い合うことをみならっていくことはできるのではないか。そんなことを思い出させてくれる、NGOヴィレッジらしい映画だった。

写真、文：輪千希美

エリア：オアシス

メニュー：プルコギ丼　700円

30年仕込んだ醤油を使っているというこだわり韓国料理。

牛肉の甘さとキムチの辛さが絶妙に絡む。

ごはんの固さも丼にぴったりの炊き加減。

フジロックにも韓流ブーム到来か！

★★★★☆

エリア：オアシス

店舗名：KOSARI Tokyo

おすすめメニュー：プルコギ丼　700円、野菜チヂミ　500円

札幌はススキノにも店舗を持つ本格韓国料理店。「ごはんがおいしい、力を入れているフェスだと聞いていたので参加したいと思っていました。お祭りなのでエネルギーが補給できるようにガッツリしたメニューをそろえています。全部がんばって作っているので、全部おすすめなんですけど…プルコギ丼温玉のせとか野菜チヂミは材料にもこだわっています。プルコギ丼の醤油は30年仕込んだものなので、本当においしいと思います。私たちも楽しんで最後までがんばりますので、ぜひスタミナをつけに来てください！」

とのことでした。

こだわりがつまったメニューの数々、ご賞味あれ！