FUJIROCK EXPRESS'10 » shaquille http://fujirockexpress.net/10 フジロック会場から最新レポートをお届け Mon, 13 Sep 2010 16:31:08 +0000 ja hourly 1 http://wordpress.org/?v=3.0 DJ ALEXIS TAYLOR (from HOT CHIP) http://fujirockexpress.net/10/?p=4882 http://fujirockexpress.net/10/?p=4882#comments Sun, 01 Aug 2010 15:05:58 +0000 shaquille http://fujirockexpress.net/10/?p=4882 DJ ALEXIS TAYLOR (from HOT CHIP)
 ますますわからない。Alexis Taylorとはどんな人物なのだろう。わけがわからないのではない。逆に知れば知るほど、謎が湧き出してくるのがAlexis Taylor。笑わない、媚びない、でも音楽に対する静かな熱さを秘めた人……。この後に続くJames Murphyへとつながる線は、実によく理解できる。Alexis TaylorだけではなくHot Chipのメンバーは、The 2 BearsやGreco-Romanといった別ユニットや、Hot Chipからは一見連想することが難しいアーティストのRemixを手がけたりと、ひとつ引き出しを開けて閉じると、別の引き出しが飛び出すという罠にはまっているのだ。

 Hot Chipのライヴの興奮冷めやらぬこちら側とは裏腹に、まったく表情の変わらない涼しい顔のAlexis Taylorがひとりぽつんと機材の前に立つ。グリーン・ステージでは、今年のフジの大きな事件、Atoms For Peaceが、そしてMassive Attackへのバトンタッチが行われている。レッド・マーキーには、人は少ない。ただ、ここへ集まった人たちは、モノ好きそのもの。さっきは気づかなかったけれど、モノクロのメデューサのTシャツ……つっこんでほしいのか、どうなのか。

 こちらフロアに目をやることもなく、ただただ淡々と、黙々と7インチレコードを手にしては、小さなツマミをキュッと上下。そして視線の先にはぐるぐると回ったレコードと、レコードの針。ミニマムなピアノの音がただただ繰り返される。日本では貴重なDJとしてのステージに、心が躍った。Alexisの元には、Hot Chipのメンバーが立つ姿もあった。Alexisが回す曲が何であるかはわからなくとも、この日のAlexisのプレイには、納得がいった。でも、さらに私はAlexis Taylorという泥沼の深みにさらにはまってしまった。わからない…Alexis Taylorという人物が理解できないのではない。謎を解き明かそうともがけばもがくほど、抜け出せない底へ底へと向かっているだけ。ただ、そのもどかしさが心地よい。Alexis Tayorという人をきちんと解明できる日が来るなんて思っていない。むしろこれからもこの泥沼感をもらたしてくれる人でいてほしい。
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写真:中島たくみ
文:ヨシカワクニコ

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→Pia-no-jaC← http://fujirockexpress.net/10/?p=4008 http://fujirockexpress.net/10/?p=4008#comments Sun, 01 Aug 2010 04:49:26 +0000 shaquille http://fujirockexpress.net/10/?p=4008

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写真:中島たくみ

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SUNDAY MORNING JAM http://fujirockexpress.net/10/?p=3999 http://fujirockexpress.net/10/?p=3999#comments Sun, 01 Aug 2010 04:30:10 +0000 shaquille http://fujirockexpress.net/10/?p=3999 SUNDAY MORNING JAM
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写真:北村勇祐

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Christian Vander http://fujirockexpress.net/10/?p=3401 http://fujirockexpress.net/10/?p=3401#comments Sat, 31 Jul 2010 16:45:38 +0000 shaquille http://fujirockexpress.net/10/?p=3401 Christian Vander
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写真:輪千希美

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NARASIRATO PAN PIPERS http://fujirockexpress.net/10/?p=3346 http://fujirockexpress.net/10/?p=3346#comments Sat, 31 Jul 2010 16:27:51 +0000 shaquille http://fujirockexpress.net/10/?p=3346 NARASIRATO PAN PIPERS
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写真:輪千希美

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オールナイトフジ http://fujirockexpress.net/10/?p=2404 http://fujirockexpress.net/10/?p=2404#comments Sat, 31 Jul 2010 01:24:34 +0000 shaquille http://fujirockexpress.net/10/?p=2404

MUSEの興奮覚めやらぬフジロック初日。雨で予想より体力削がれた…とか初日に飛ばすと最終日のまりんが…とかオトナなノイズを脳内でぐるぐるさせつつ、足は自然とオレンジコートに向かってしまいます。

ボードウォークを抜けて眼下に広がったのは、田んぼのようなぬかるみをものともせずに踊りまくるタフなフジロッカーズの姿でした。みんなさすが過ぎる。そしてしみじみ実感したのです…こここそが俺のホームだ…。

思えば、昨年は豪雨で無念の中止とあいなったオールナイトフジ。今年の雨量もかなりのものだったことを考えると、無事開催できたことをまずは喜びたい。おかえりオールナイトフジ!ただいま俺!

シャンパンを瓶ごとガンガンラッパ飲みして「完璧に酔っ払った!」とマイクで煽りまくるFISCHERSPOONERに翻弄されるべく田んぼに突入すれば、下腹に響く重低音で疲れも吹き飛びます。続いて登場したKEN ISHIIのあまりにガチンコないつものテクノを目の当たりにして、座っていられる人などいるはずがありません。

年々豪華になるビジュアル面も今年はさらにパワーアップし、ステージバックとDJブースをシームレスなスクリーンとして活用した凝った映像の投影や、お馴染みのスモーク、さらには火柱(これって今年はじめてじゃなかったかなぁ)など、眼にも素敵に楽しませてくれます。

踊りまくった体をハイネケンで冷やしつつふと夜空を見上げると、雲越しではありますが月がくっきりと見えました。これが最高でないなら、他になにがあるのか!

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写真:前田博史
文:永田夏来

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GRAPEVINE http://fujirockexpress.net/10/?p=1500 http://fujirockexpress.net/10/?p=1500#comments Fri, 30 Jul 2010 08:00:29 +0000 shaquille http://fujirockexpress.net/10/?p=1500

 ヴォーカルに軸を置いたGRAPEVINEのステージは、どんなジャンルの曲だとしてもすっーと耳に馴染んでいく感覚がある。彼らは決して飛んだり跳ねたりするようなバンドではないけれど、内面からビシビシと伝わってくる感情の重さは凄まじい。まさに身をもって、生半可ではない心のうごめきを感じることができた。

 ギターリストの長田進とのコラボアルバム『MALPASO』を、6月16日に発売した彼ら。この日はライブメンバーに長田進を迎え、6人編成で登場した。ただステージに立っているだけにも関わらず、思わず圧倒的されてしまいそうな空気感だ。

 1曲目は浮遊感のあるナンバー「CORE」からスタート。声と音が溶け込んでしまいそうな一体感で、じんわりと緊張の糸をほどいてくれる。「フラニーと同意」では、空高く手をあげる観客と何度も笑顔見せるヴォーカル・ギターの田中和将の姿が。曲が進むにつれて楽しそうな表情が増える空間に、会話をしなくとも気持ちが通じ合っていることを実感せずにはいられない。また、長田進がヴォーカルを務めるナンバーも数曲披露。息がピッタリ合ったステージを展開してくれた。

 今夏はRISING SUN ROCK FESTIVALなど、数多くのライブに出演する彼ら。様々な心情を表現する楽曲に再び会える日は、きっとそう遠くはないはずだ。

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写真:熊沢泉
文:松坂愛

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OVALL+45TRIO+CONGUERO TRES HOOFERS http://fujirockexpress.net/10/?p=1681 http://fujirockexpress.net/10/?p=1681#comments Fri, 30 Jul 2010 07:37:11 +0000 shaquille http://fujirockexpress.net/10/?p=1681 OVALL+45TRIO+CONGUERO TRES HOOFERS

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写真:北村勇祐

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