「気持ちいいエネルギーを使うために、私たちはどのような生活をすればいいか」

クリーンなエネルギーとしてまず頭に浮かぶのは、地熱や風力、水力などの自然エネルギーだと思いますが、ここでは、音の力、言葉の力もまたエネルギーであると、フジロックにぴっったりのテーマでお話が進みました。それぞれの団体の方が、活動を通して感じたり実践されている事を聞きながら、私たちの未来について考えて行きます。
「自然以外のエネルギーを全く使わないようにするのは、現代では無理なこと。使い方を考え、与えられるのではなく、自ら作り出したり選んだりすることが大切」
「作り手が幸せな環境で作ったギターは、聴く人にエネルギーを与える優しい音色がする」
との言葉が印象的でした。

店舗名：Cabaret Fiesta “Habana Night”
エリア：ハバナナイト
メニュー：モヒート　700円

急ぎだったので持ち帰り用のカップに入れ直してもらいました。さっぱりすっきり、乾ききった体に吸い込まれるよう一気飲み。オレンジコートに辿り着く前にはすでにからっぽ。
ミントがまた見た目にも涼しげで良いです。もっと暑い日に飲みたかったー。

★★★★☆

店舗名：中越地区酒蔵コーナー
エリア：オアシス
メニュー：日本酒「高千代」500円

「さきイカに合うやつ下さい！」とお願いしたら、「じゃああれだ！ちょっとまってな。」と速攻で出てきたのがこれ。なみなみ注がれているので、受け取ったらすぐさまずずッといかないとこぼれます。
キレのある辛口で、スモークのさきイカとぴったりでした。さっぱりしていて夏にもぴったり。好みの味で、飲み過ぎてしまいそうな予感でいっぱいです。

このお店、各蔵元さんが店頭に立っているので、オアシスの食べ物片手に、合うものを出してもらうのが間違いないかと。

写真がブレると手こずっていたら、お店の方がわざわざ出てきて撮ってくれたのでした……。心暖まります。

★★★★★

店舗名：ジャスミンタイ
エリア：オアシス
メニュー：チキンバジル 600円

人気店ジャスミンタイのチキンバジル。カレーと同じく、こちらも具沢山。ごはんが見えないほど、ナンプラー風味のチキンバジルが乗っています。ビールにもあうし、やっぱり美味しい。そして安い！
ただ個人的には、もうちょっとパンチある辛さがほしかったです。

★★★★☆

店舗名：ルヴァン
エリア：フィールド・オブ・ヘヴン
メニュー：ベルベデーレ 　４００円
バタークッキー １００円

　天然酵母パンは、時間がたっても美味しいのがまたいいところ。
　ベルベデーレはナッツとドライフルーツぎっしりで、いかにも腹持ち&日持ちしそうだったので、お店の方に聞いてみたところ、日持ちは1週間くらい大丈夫と。初日に非常食用に買っておき、最終日まで寝かせて食べました。
　ドライフルーツの甘さはあるものの、生地がそんなに甘くないので、ちょうど良い加減。ンマ～イ！ 赤ワインが欲しくなる味です。
　クッキーは、噛むとザクザク。バターの風味が凄い！　どちらも間違いない味でした。

★★★★★

　フジロック最後の最後。
　オブジェの様に積まれた割り箸。ゴミ箱の前に誰も立っていなくても、結構ちゃんと分別されていました。さすがです。

　そしてレッドマーキーの音も鳴り止み、みんな帰宅の途に。さっきまであんなに賑やかだったのに、寂しいオアシス。
　４日間フル稼働したであろうリアカーたち。
　眠た過ぎてちょっとピンぼけしました。

　そんな見たところ藤子不二雄キャラが多い中、妙に上手な目玉の親父が。この線はプロと見ました。そして、ねずみ男なのかドラえもんなのかわからない、こんなやつまで……。

　フジロッカーズオルグカフェ横の伝言板。
　1番乗りは漫画家の久保ミツロウ先生でしたが、最終日の夜にはもう見えないほど伝言(落書き？) がびっしりに。

　その伝言板。よく見るとなかなかおもしろいです。
　まず、なぜみんなドラえもんを書くのでしょうか……。自分然り。とりあえずのドラえもん？ 上級者になると、パーマンとかコロ助になっているようですが、これを書けてしまうのは、多分年齢ばれますね。要注意で
す。それにしても「解雇されてよかったぁ」って……。

　スタッフより「ジャスミンタイにかっこイイ店員さんがいた！」との情報を得て、人気が少なくなった最終日の深夜のオアシスへ潜入。
　写真を撮らせて欲しいとお願いをすると、照れながらも快く応じてくれました。みなさん、とても疲れているのに仲良くこの笑顔。このチームワークが合ってこその、人気ランキング結果なのだなと実感しました。

　それにしても、自分のことではないと、いくらでも積極的になれるものです。

やっぱり３日目ともなると、人気店は売り切れ続出。
「ルヴァンが空いてるー！」と思って駆けつけたのに、こんなことになっていました。
みなさん、美味しいものはお早めに。来年の教訓でした。

　こどもも大人も夢中で見ている大道芸。
　でも、何が起きたんだか、大道芸人さん泣かされてます。

　ピープルインタビューをお願いしている最中、お客さんの黄色いタオルにバッタ！
　女の子なのに、虫にものともせず落ち着き払っているので、写真撮らせてもらいました。さすが、フジロッカー。
　コントラストがキレイです。

　周りから話は色々入ってくるけれど、実際に自分の目で見てみないと！　と最奥地のCABARET FIESTAへ。
オレンジコートを上から眺めながら奥へ奥へと進んで行くと、向こうの方で子供が吊り上げられているではありませんか！　綱渡りをしているのは確認済みでしたが、子どもまでとは！　やっぱり自分で動かないと、楽しい事には遭遇できません。

　その反対側では、川で遊ぶフジロッカー。入ることができる川を見つけたならば、どこでも入るフジロッカー。この急斜面、どこから降りたんだか。

　目的地のCABARET FIESTAでは、モヒートを買って写真に収めようとしたところ、横から入ってきたスタッフが、目の前のグラマーなマネキンの胸にシールをペタリ。さっき、えらいエロさで触っている兄ちゃんがいたからでしょうか。

　そんな、歩けば何かしらあるフジロックです。

　朝一番に行われるNGOトークを聞くため、ジプシーアヴァロンへ。
　始まるまで辺りをブラブラしていたら、そこはハンモックエリア。まだ人も少なく、アヴァロンの音もバッチリ聞こえるので、ハンモックに揺られながらトークを聞くことに。
　あまりの気持ち良さに「これからは頑張って早起きしてここまで歩いてきて、そしてここでもう一回寝よう」と心に決めたのでした。
　テントで寝るより、涼しくて確実に快適です。

テントがびっしりと並ぶキャンプサイトの光景は、いつ見ても壮観。
それにしてもまた、際どいところに縦一列。うまい具合に立っています。これ、寝相悪いとテントごと落下しそうです。

キャンプサイト入り口の脇では、ポップなこんなやつが警備中。

　オールナイトフジが終わる頃は、もう空も明るくなっています。
　踊り疲れたからだで奥地のオレンジコートから戻るのは、結構なしんどさですが、日中とは違う新鮮な光景が見れて、なかなか楽しいのです。

　ながーいボードウォークも、いつもと逆方向に向かって歩くだけで雰囲気が違います。人気の無いホワイトステージを横目に、川を覗くと、朝っぱらから川で遊んでいる人たち。そしてキッズランド脇を抜けると、めだまがお出迎え。誰もいないグリーンステージの広さを感じながらゲートを抜けます。

　そして、楽しい3日間のうちの1日があっという間に終わっちゃったな……とちょっと寂しく思いながら、明日に備えて爆睡するのでした。

毎年恒例のリキッドヘヴンでのライブペインティング。初日の夕方に行ってみたところ、緑の中、何かが演奏をしているような絵が。躍動感があって、なんだかグルーヴィーな音が聞こえてきそうな感じです。
そして3日目。このあいだと絵が違う……。思い切って尋ねてみたところ、3日間それぞれ、フジジロックにまつわる異なったテーマで描かれているそうです。勉強不足でした……。すみません。
改めてテーマを伺ったところ、とても親切に説明して頂けました。

1日目は「虫たちのパーティー」。虫の多いフジロック。虫がいることさえも楽しんでしまえそうです。
2日目は「再会」。フジロックが年に1度の同窓会のようになっているという話はよく聞きますもんね。
そして3日目の8/1日は、グレイトフル・デッドのジェリー・ガルシアの誕生日。描かれた絵は「若かりし頃のジェリー・ガルシア」。

しかし、絵の上手な人の手の動きを見ているのって、なんで飽きないのでしょう？　真っ白な紙やカンバスが、みるみるうちに埋まっていくのって楽しいですよね。ヘヴンの気持ち良い音にあわせて運ばれる筆を見るのも、これまた贅沢な幸せです。

　ここ、エコライフネットワーク サイクリングは、持続可能な社会を作ることを目的とした活動を行っている団体。
　私たちにとってとても身近な木。日本の森林率は、67%ととても高いのにもかかわらず、木材自給率はわずか28%。価格の問題などから、輸入品が大半を占めているそうです。そこにあるのは、輸出の為、無闇に伐採されてゆく木々。
　そんなことを楽しく学びべるよう、こちらのブースでは、ワークショップを開催していました。
　1日目は東京の間伐材を使用した木のマイ箸作り。電気ペンで名前を入れられます。
　そして2日目の今日は、杉の葉で作るお香作り。乾燥後粉末状にした杉の葉に、香料とハチミツ入れまぜまぜ。馴染んだら少しづつトントン叩きながら型に詰め、取り出せば出来上がり。子どもたちも一生懸命取り組んでいました。これが、次の世代へと続く自然豊かな地球について考えるきっかけになることでしょう。

オレンジコートの入り口右側。土手のようになっていて、みなさん音楽を聞きながらゆっくりまどろんでいます。ふらりとオレンジコートに立ち寄ったのが１枚目。３０分くらいうブラブラしていると、ぽつりぽつりと雨が。本降りにならないうちに帰ろうと戻ったときが２枚目。みごとに素早い雨対策。いやいや、さすがです。

「もういちど自分たちの手でギターをつくり、音楽を愛する人たちに届けたい」
という労働者のみなさんの希望が叶うよう、ブースを訪れたお客さんがギターのイラストが入った用紙にメッセージを書き込んでいきます。「集まったメッセージは韓国に持って行くから雨に濡れないように」と、前日分は丁寧に袋の中へ。この優しい気持ちで作られたギターだからこそ、いい音色がするわけです。

エリア：オアシス
オススメメニュー：ソーキそば ￥700

これまでお客さんとして参加していたお兄さん。「お店で出たいとずっと思っていて、やっと出れる事になりました。」との事だけあり、フジロッカーズの求める味の、よき理解者でもあります。
熱々の “ソーキそば” は、歯応えのある平打ち麺に、サラリとしながらも濃厚なスープが絡み、本当にとってもおいしいです。上にどーんと乗っかった角煮もトロトロでボリュームたっぷり。熱い時に沖縄気分を味わいながら、汗を流しつ
つ食べるも良し。雨に打たれた寒い夜に食べるも良しですね。

店舗名：Jyamaica one stop

メニュー：ジャークチキン＆ライス　700円

陽気なお店の方に「辛くないよ」と言われたけれど、けっこうスパイシーでした。ジャマイカのソウルフードみたいっすね。チキンがゴロゴロ、ご飯もついてお腹もいっぱいです。ビールのお供に最適。

★★★☆☆

今年のキャンプサイトは、少し配置もブースも変わり、なんだか新鮮に感じます
。その中で新しく登場したのが、Timberlandのブース。ここでは、間伐材を利用
して作られたうちわに、アクリル絵具で好きな絵や文字を入れた、環境にも優し
いオリジナルのうちわが作れるワークショップを開催しています。
ワークショップ大好きな自分は、さっそくチャレンジ。いざとなると、なにを描
いたらいいのやら？ 全く頭に浮かばず、ボヤンと悩むこと５分以上。もう、
ベタなのにするしかない！ と、出来たのがこれ。お姉さんたちがみんな優しく
褒めてくれるので、そりゃもう良い気分でスイスイ筆が進みます。
次々と参加されるお客さんたちも、皆楽しそうにオリジナルうちわを作っていま
した。

また、これらのスニーカーが当たる抽選会もやっています！ これさえあれば、
来年の足元バッチリ間違いなし！ 当たりたいなー。

ぜんまい、わらび、タケノコ、独活とたくさんの山菜をつかった炊き込みご飯に、腹ペコのフジロッカーズには嬉しい鳥のから揚げ2個付き！　このバランスが嬉しいですよね。
また、こちらのロコモコはなんと、ご飯が山菜ご飯に。大きいハンバーグにたっぷりかかったデミグラスソース。意外や意外、さっぱりした山菜ご飯とも合うのです。これぞハワイと新潟の融合です。ガッツリとした中にも優しい味。この、どこかホッとする味は「若い人とお話も出来るし、楽しみながらやっています」と忙しい中、笑顔で丁寧にお話していただいたお母さんの人柄が表れているようです。

地元の組合での出店ということで、地元野菜をたくさん使用したユッケジャンが食べられます。ユッケジャンは、スープのみなら500円。プラス100円でクッパ（ごはん）かうどんをつけることも。朝や夜に利用することが多いこのエリア。ごはんは、やわらかいお粥になっているので、温まる上にお腹にやさしいという、一挙両得なメニューとなっています。
また、「韓国風味噌を塗った」という焼き鮎もオリジナルの新しい味。「楽しくやりたいねー。」とおっしゃっていた笑顔に納得です。