写真：花房浩一

写真：花房浩一

写真：花房浩一

写真：直田亨、古川喜多隆、船橋岳大

今年特に思ったのは、オアシスエリア近辺に甘味が少ない。甘いものを求める人たちはたくさんいるようで、ワールドレストランのル・ジャルダン・ゴロワのクレープには結構な頻度で列が出来ていました。クレープはあんまり好きじゃないんだけど、ここのはちょっとパンケーキみたいでおいしいのです。定番のチョコバナナとオレンジピールがいい香りのオレンジコアトロ。こっちは生クリームなしです。ちょっとボリュームあるけど甘いものが欲しい時にはペロリといけます。お世話になりました。

★★★★☆

昨年からスタートした、奥地で繰り広げられる人間レース「DON-1 GP」。ドッグワンダーランドを運営するNPO法人gentle oneの代表、涌井さんに来年のことを伺うと、「モチロンやり続けますよ！」と、気合いの入った答えをいただきました。

「え？　DON-1 GPって何？」というフジロッカーのために、もう一度ざっくり説明しますと、

■ドッグワンダーランドで行われる人間レース
■どん吉（日高さんの愛犬）の気持ちになりきって走る障害物競走みたいなもの
■上位記録を出した人には賞品あり！（今年はタオルかＴシャツどちらか好きな方を選べました）
■今年のレース内容はコチラ
　※来年は内容が変わる可能性もあり。でも基本的にはレースなので「走り」は必須です。

＜2010年　上位3位の記録＞
1位：13秒40
2位：13秒56
3位：14秒32

今年の挑戦者の半分以上が、去年からのリピーターという何ともファンの多いレースです。上位記録は男性ですが、もちろん女性やちびっこも果敢に挑戦していますよ。

フジ飯を食べ過ぎ、さらにビールを飲み過ぎてポンポンになったお腹を凹ませるため、そして来年のDON-1 GPで新たな記録を出すため、今日から運動に励みましょう。

来年も、みんなの挑戦を待ってるワン！

文・写真：近藤英梨子

もちろん、基本的には飼い主の方に責任を持って面倒を見ていただくわけですが、ワンちゃんが思いっきり走って遊べるドッグランも用意。場所は、ムーンキャラバンから歩いてスグの所です。今年のドッグランには、ハードルやドッグウォークなどのアジリティ、さらには小さなプールもありました。

ワンちゃんを連れてフジロックに来られる方は、ぜひドッグワンダーランドに遊びに来てください。もちろんワンちゃんを見たい方もどうぞ。

文・写真：近藤英梨子

3歳になるお子さんと奥様とのオートキャンプは今年で2回目なのだそう。ちなみに、お子さんは3歳にして2度目のフジロック。後から判明したらしいのですが、お腹にいる時にもフジロックを経験していたようです。

普段はサッカー場として使われているムーンキャラバンは、雨が降るとぬかるみが激しいことがちょっと大変なのだとか。でも、オレンジコートのオールナイトフジが近いので、そのあたりは便利と話してくれました。

そして、話しを続けていると驚愕の事実が…

土曜日は仕事に戻らなくてはいけないということで、なんと、和歌山まで一度戻ったのです！店長さんをされていて月末の7／31は、どうしてもお店にいないとダメだったのだとか。新幹線で帰り、飛行機と新幹線でまた苗場に戻ってきたそうです。

うーん…。切なすぎるというか、なんと言うか。
1年で1回くらい、月末にいなくたっていいじゃないかー！

と叫んでしまいたくなります。

やなさん、本当にお疲れさまでした。
やなさんのフジロック愛に乾杯！

他にも途中で仕事に戻らざるを得なかったフジロッカーもいるかもしれませんが、この移動距離、やなさんがナンバーワンの可能性が大きいのではないでしょうか。

文・写真：近藤英梨子

写真：近藤英梨子

今までは上下同じ色のセットで売っている場合がほとんどでしたが、最近では上下別々で買えるレインスーツも増えてきています。

また、防水性・撥水性・耐水性に優れた素材といえば、皆さんご存知のゴアテックスが有名です。色々なショップの店員さんに聞いてみたところ、本格的な登山をしないのであれば、ゴアテックスでなくても大丈夫との意見もありました。アウトドアブランド各社がオリジナルの素材を使ったレインウェアを出しているので、見比べてみるのも面白いです。

ただ、お安いものではないので買い換えるなら街でも着れる色・デザインを選びたいですね。

文・写真：近藤英梨子

女子に比べて、レインスーツの割合が若干多い男子。でもポンチョも人気です。

バデハデ柄で特に目立っていたお2人に写真を撮らせていただきました。

文・写真：近藤英梨子

柄モノのポンチョを着ていた女子フジロッカーをたくさん見かけました。荷物ごとカバーできるのがポンチョの良いところ。

ちなみに私は、雨が激しい時、レインジャケットの上からポンチョを羽織ることもあります（暑くなければ）。

文・写真：近藤英梨子

今回お2人しか撮影できませんでしたが、スカートは可愛いですね！迷いに迷って、今年は結局レインスカートを断念しましたが、やっぱり欲しい…。

ロングスカートの方ですが、これは途中にファスナーがあって、短くもできる優れもの。各アウトドアブランドから色々なレインスカートが出ているので、女子フジロッカーは要チェック！　あ、スカート男子もね。

文・写真：近藤英梨子

みんなの目線の先には…

綱渡りのパフォーマンス。

しかも、3歳の男の子が肩車に乗っている！！！
これはさすがに息を呑みました。

ショーを披露してくれた「MARTiNZ BROTHERS’」のお2人。
スリル満点のパフォーマンス、ありがとうございました！

この奥地の小さなスペース、去年は万華鏡のショーをやっていました。どうやら、ちょっとしたエンターテインメントが楽しめる場所になってきている模様。来年も期待していいですよね？日高さん。

文・写真：近藤英梨子

長靴はフジロックの必須アイテム。今年は毎日雨が降り、晴れている時でもぬかるみ地帯があるため大活躍でした。

もはや定番となった日本野鳥の会の長靴は、男女共に履いている人を本当にたくさん見かけました。パッキングする時にかさ張らないのがいいですね。

街でも履ける可愛い長靴も増え、毎年みんなの足元を見ることが楽しみの一つになっています。買い物に出てオシャレ長靴を見つけると、フジロックに履いていこうかな、なんて思ったり。来年もどんな長靴に出会えるのか今から楽しみです。

文・写真：近藤英梨子

すると…

偶然にも去年の王者ケンさんの姿が！

うーん、今年も出しちゃうのか？最高記録。ちなみにレース内容は去年と変わっています。

スタート前を激写。王者の風格出てますね。

レース開始！
速くてカメラが追いつかず…。見切れ過ぎですみません。

結果は…。

出ました！！！

「13秒40」　───今年の最高タイムです！お見事！

仲間と喜びのポーズ。

賞品のタオルをGET！
これ、オフィシャルグッズ売り場で完売したヤツなんですよ。

というわけで、今年もDON-1 GPは、ケンさんが制しました。おめでとうございます！

　
さてさて皆さん、来年の持ち物とか、出演者予想に胸を膨らませるのも大いに結構です。

しかーし！

このDON-1 GPの新・王者となるべく、体力作りも今日から、いや今この瞬間からよろしくお願いします。

フジロックを楽しむためにも日頃の運動はとても大切。去年よりも確実に身体が残念なことになっているのを痛感した2010年フジロックでした。心の若さに身体もついていける2011年にするべく、一緒に頑張りましょう！

文・写真：近藤英梨子

今年もストーンドサークルでは、お約束の打楽器ジャムセッションが大盛り上がりを見せていました。テントには人が入りきらず、外までフジロッカーが溢れています。

大きな太鼓を下げて踊りながら叩く姿からは、フジロックが楽しくてたまらない！という気持ちがバンバン伝わってきます。いいなぁ。

フジロックの恒例行事として毎年1回は参加するのですが、今年はタイミングを逃してしまいました…。残念。あの一体感は、一度経験するとヤミツキになります。

ジャムセッションにまだ参加したことのない人は、来年ぜひともストーンドサークルに足を運んでみてください。もちろん、楽器をやったことがなくても全く問題ナシ！

文・写真：近藤英梨子

　周りから話は色々入ってくるけれど、実際に自分の目で見てみないと！　と最奥地のCABARET FIESTAへ。
オレンジコートを上から眺めながら奥へ奥へと進んで行くと、向こうの方で子供が吊り上げられているではありませんか！　綱渡りをしているのは確認済みでしたが、子どもまでとは！　やっぱり自分で動かないと、楽しい事には遭遇できません。

　その反対側では、川で遊ぶフジロッカー。入ることができる川を見つけたならば、どこでも入るフジロッカー。この急斜面、どこから降りたんだか。

　目的地のCABARET FIESTAでは、モヒートを買って写真に収めようとしたところ、横から入ってきたスタッフが、目の前のグラマーなマネキンの胸にシールをペタリ。さっき、えらいエロさで触っている兄ちゃんがいたからでしょうか。

　そんな、歩けば何かしらあるフジロックです。

テントがびっしりと並ぶキャンプサイトの光景は、いつ見ても壮観。
それにしてもまた、際どいところに縦一列。うまい具合に立っています。これ、寝相悪いとテントごと落下しそうです。

キャンプサイト入り口の脇では、ポップなこんなやつが警備中。

　オールナイトフジが終わる頃は、もう空も明るくなっています。
　踊り疲れたからだで奥地のオレンジコートから戻るのは、結構なしんどさですが、日中とは違う新鮮な光景が見れて、なかなか楽しいのです。

　ながーいボードウォークも、いつもと逆方向に向かって歩くだけで雰囲気が違います。人気の無いホワイトステージを横目に、川を覗くと、朝っぱらから川で遊んでいる人たち。そしてキッズランド脇を抜けると、めだまがお出迎え。誰もいないグリーンステージの広さを感じながらゲートを抜けます。

　そして、楽しい3日間のうちの1日があっという間に終わっちゃったな……とちょっと寂しく思いながら、明日に備えて爆睡するのでした。

深夜２時。ルーキーのバンドを見た後にお腹が空いて、立ち寄ったところ。深夜だったので「食べるもの残ってますか？」と訪ねたところ「（メニューにのってる）全部ありますよ〜」と安心の品揃え。シンプルなビーフシチューですが、にんじんやじゃがいもがとろとろで食べやすく、とっても優しい味。長い夜をもう一踏ん張りできるパワーの源になりました。柔らかいフランスパンは最後までとっといて、残ったシチューをたっぷりつけて最後まで味わいました。個人的に３日間の中で、比較的リーズナブルで一番満足感のあるごはんでした。

★★★★★

写真・文：千葉原宏美

エリア：場外エリア
オススメメニュー：ちぎりっこ、アロエ餅付きかき氷

雨で冷えた体を温めてくれるのは、上州の上新粉を使用したこだわりのすいとんはしょう油ベースの汁とよく合います。それから冷たいものが欲しい時にぴったりなのがアロエ餅付きかき氷。アロエ餅とは水まんじゅうのように透き通ったアロエの皮に餡には、コンデンスミルクが入っています。ほのかなアロエの苦さが大人味。シロップ味とソーダ味の2種類が楽しめます。

オススメメニュー：
水上名物すいとん　ちぎりっこ　５００円

アロエ餅かき氷　４００円

文・写真：千葉原宏美

まずは、どん吉になりきってスタート。以外とカワイイ耳と鼻。

緊張感に満ちた姿を激写しようと近づいたら、「お久しぶりです！」と声をかけられてビックリ。色々な場所で色々な人に会えるのもフジロックの楽しみ。

みんな本気の走りなので、速すぎてカメラになかなかま収まりません（前夜祭でニコンの一眼当たった人、本気で羨ましいです）。

気になるレースの中身ですが、犬（ペット）から人間（飼い主）に進化していく様子が盛り込まれています。具体的には↓

1.　耳と鼻をつけてどん吉になりきり、4本足でスタート
2.　丸太でおしっこのポーズ
3.　耳と鼻を取って人間になる
4.　うんコップを持って、うんこに見立てたピンポン玉を3つ拾う
5.　うんコップを持ってハードルをジャンプ（※落としたら拾う）
6.　丸太に水をかけるポーズ
7.　スタート地点の輪に入る

挑戦者のアドレナリンは大放出。毎日のように、フジロック・ワールド・レコーズは塗り替えられていました。果たして今年の結果は…！？
　
後ほど発表いたします！

文・写真：近藤英梨子

そんなムーンキャラバンを散策中に見つけたカワイイものたちのスナップ。

文・写真：近藤英梨子

くつろぎ中のどん吉発見。

「どんちゃーん♪」と呼ぶも、反応なし…。
カメラを向ければ、プイされる。
でもそんなこと、もう慣れっこです。
　
去年の日高さんインタビューで会った時は、顔舐めて歓迎してくれたんだけどなぁ。気まぐれだったのか…！？

カメラ目線は無理だったけど、「ちょうだい、ちょうだーい」のポーズ、もらいました。

どん吉撮影隊（1人）の今年の目標は、「フジロック中にワンカットでもいいからカメラ目線をもらうこと」でした。

これ、土曜日は目標達成できたのではないかと。

来年はもっといい写真が撮れるように日頃からコミュニケーションを大事にしていきたいと思います。どんちゃん、次は朝霧JAMで会おうね！

　
　
文・写真：近藤英梨子