FUJIROCK EXPRESS'10 » THE PALACE OF WONDER http://fujirockexpress.net/10 フジロック会場から最新レポートをお届け Mon, 13 Sep 2010 16:31:08 +0000 ja hourly 1 http://wordpress.org/?v=3.0 絶叫系? ゾンビの元へ潜入取材 http://fujirockexpress.net/10/?p=7304 http://fujirockexpress.net/10/?p=7304#comments Fri, 06 Aug 2010 12:21:04 +0000 funa http://fujirockexpress.net/10/?p=7304 ゾンビショッパー
ゾンビショッパー。カタカナでそう描かれた謎の小箱がパレス・オブ・ワンダーに出現した。その外観は遊園地にあるお化け屋敷を思わせるのだが、屋敷というにはあまりにも小さい。そんなチープさ溢れるゾンビショッパーに、受付の女性の許可を得て潜入取材を試みた。

狭い内部へと進むと、外国人男性がテキパキと待機位置などの指示を出す。10名程が詰め込まれ、指示を聞きながら何かが起こるのを待ち続けた。筆者もカメラを握りしめて待ち続けていたのだが、「ソレ」が訪れたのは一瞬のことだった。シャッターに収める時間さえもなく、周囲からは悲鳴と笑い声がドッと沸き起こる……。パレス・オブ・ワンダーの一等地に店(?)を構えて、待ち続けた結果がこれって! 来年も継続することを懸念してこれ以上書くことは控えますが、体験した人はきっと驚きと笑いを同時に体験できることでしょう。ていうか、これを3日間やり続けるってある意味すごいぞ、ゾンビショッパー!

写真・文:船橋岳大

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=7304 0
贅沢?豪快? 粋なタバコの吸い方とは http://fujirockexpress.net/10/?p=7300 http://fujirockexpress.net/10/?p=7300#comments Fri, 06 Aug 2010 11:58:09 +0000 funa http://fujirockexpress.net/10/?p=7300 たばこ
「ちょっと火もらってくるわ〜」。そんな声に後ろを振り向くと、ファイヤーダンスをする女性の元へと歩いていく男性客の姿が。まさか……、というよりはやっぱりといった調子でタバコをくわえ、女性ダンサーを誘い込む。周囲が見守る中、トラブルもないまま無事に着火。旨そうにタバコを吸う姿がやけに男らしく見えたのでした。

写真・文:船橋岳大

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=7300 0
Cumbias Cumbias Cumbias http://fujirockexpress.net/10/?p=5167 http://fujirockexpress.net/10/?p=5167#comments Fri, 06 Aug 2010 05:00:47 +0000 terumi http://fujirockexpress.net/10/?p=5167

兄、ギャズ・メイオールに負けず劣らずのレコード・マニアっぷりなのが、クンビア・キッドことジェイソン・メイオール。普段はフジロックの運営として動いているが、3日間のうちのどれかの夜に、自慢のクンビア・コレクションを披露しにやってくる。例年通りならば、歯止めがきかない感じのDJなんだが、今年は東京クラブシーンのレジェンドでラテンDJ集団「カリビアン・ダンディ」を率いる藤井悟、フェルミン・ムグルザをはじめ数多くのラテン圏のアーティストを招聘しているジャポニクスからチャコが加わって、「クンビアス×3」というクンビア縛りのチームを組み、リレー形式(Back 2 Back)で繋いでいた。

途中から、即席のマラカス(空き缶などの容器に豆を詰めている)をフロアへと投げ込み、参加型としてのDJを展開。その場にいる人を取り込むという意志は、自ら踊り、騒ぐギャズにも通じるものがある。

日本におけるラテンの音楽シーンは、まだまだ発展途上にある。近い将来、大きな波が訪れるだろうから、是非ともチェックしてほしいシーンだ。

_TR14524 _TR14539 _TR27582 _TR27611 _TR27622

写真:深野輝美
文:西野太生輝

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=5167 0
Sim Cass http://fujirockexpress.net/10/?p=5351 http://fujirockexpress.net/10/?p=5351#comments Tue, 03 Aug 2010 06:27:41 +0000 terumi http://fujirockexpress.net/10/?p=5351 _TR14720 _TR14728 _TR14743 _TR27706 _TR27737

写真:深野輝美

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=5351 0
JVC Cheers Neo with Chata & Miwa, presented by JVC Force TYO http://fujirockexpress.net/10/?p=5328 http://fujirockexpress.net/10/?p=5328#comments Tue, 03 Aug 2010 06:06:24 +0000 terumi http://fujirockexpress.net/10/?p=5328

_TR14615 _TR14637 _TR14658 _TR14700 _TR27704

写真:深野輝美

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=5328 0
DJ 大塚広子(CHAMP, Key Of Life+) http://fujirockexpress.net/10/?p=5312 http://fujirockexpress.net/10/?p=5312#comments Tue, 03 Aug 2010 05:45:34 +0000 terumi http://fujirockexpress.net/10/?p=5312 _TR14587 _TR14590 _TR14592 _TR14594 _TR27656

写真:深野輝美

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=5312 0
Willie Martinez Y Mambo Loco http://fujirockexpress.net/10/?p=5250 http://fujirockexpress.net/10/?p=5250#comments Tue, 03 Aug 2010 05:23:21 +0000 terumi http://fujirockexpress.net/10/?p=5250

_TR14568 _TR14551 _TR14572 _TR14579 _TR27646

写真:深野輝美

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=5250 0
OZOMATLI http://fujirockexpress.net/10/?p=4971 http://fujirockexpress.net/10/?p=4971#comments Sun, 01 Aug 2010 16:48:47 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=4971

最終日の深夜パレスでは、「明日から仕事」と考える人と、「最後だから弾ける」という人の2種類がいる。名残惜しさは誰しもが同じ、されどこの日の小さなテントには、泣く子を黙らし、憂鬱を吹き飛ばし、耳の端に引っかかればその場を去ることをできなくさせるお祭りバンドがブッキングされていた。

パレスに入れば、その湿気に一瞬息が詰まる。それでもおかまいなしに突っ走るオゾに、フロアはかき乱されてあれよあれよと暴動の様相を呈する。バンドひとつでフェスティヴァルを体現してしまう彼らを最終夜に持ってきたのは、ある意味反則。日常を見始めたオーディエンスを再び濃ゆいフェスの世界に引きずり込み、場をたぎらせていった。

ジャンルの垣根を越えたオゾのパフォーマンスで、湿気まじりの熱気はさらに蒸したものとなって、テントの中に立っているだけでも汗ばむ状況になった。それでも、ゴキゲンな音とパフォーマンスはステップを踏ませ、夜は朝に限りなく近づいていった。

IMG_1133 IMG_2625 OZOMATLI IMG_2596 IMG_2690

写真:佐俣美幸
文:西野太生輝

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=4971 0
RYUHEI THE MAN (universounds / The Man’s World Productions) http://fujirockexpress.net/10/?p=4905 http://fujirockexpress.net/10/?p=4905#comments Sun, 01 Aug 2010 15:25:23 +0000 eriko http://fujirockexpress.net/10/?p=4905

RYUHEI THE MAN (universounds / The Man’s World Productions) _TR14486 _TR14489 _TR14495 _TR14503

写真:深野輝美

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=4905 0
TA-1 http://fujirockexpress.net/10/?p=3986 http://fujirockexpress.net/10/?p=3986#comments Sun, 01 Aug 2010 04:21:28 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=3986
_SG10972 _SG21819 TA-1 _SG21845 _SG21848
写真:直田亨

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=3986 0
MUSTANG http://fujirockexpress.net/10/?p=3970 http://fujirockexpress.net/10/?p=3970#comments Sun, 01 Aug 2010 04:14:08 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=3970

出るも出たりの計7回。まずはその日程をご覧あれ。

7/29 フジロック@OASISエリア内 フジテレビ・ブース (アコースティック)
7/29 フジロック@RED MARQUEE (前夜祭)
7/30 フジロック@FIELD OF HEAVEN
7/30 フジロック@苗場食堂
7/31 フジロック@OASISエリア内 Inter FM・ブース (アコースティック)
7/31 フジロック@場外ショップエリア内 岩盤CDショップ
7/31 フジロック@PALACE OF WONDER

と、前年出演したレーベルメイト、レーヴェンに次ぐ活躍に脱帽することしきり。前夜祭(祝祭)、FOH(象徴)、苗場食堂(飲み屋)を経てのクリスタル・パレス(夜遊びテント)で、「フジらしいステージ」をすべて制覇したということになる。「ムスタングって知ってる?」というナンパの口実(事実です!)も生まれたりして、そのライヴはオーディエンスの中にもしっかりと爪あとを残していた。

20代そこそこながら、ドラムとベースが快いリズムを刻み、ギターは憂いを帯び、エルヴィス・プレスリーのように艶があって震える喉が彩りを添える3ピースは、最後に、深夜のパレスにたむろす夜遊び人間たちをかきまぜていく。3ピースのシンプルなロックンロールだけに、誰かれもが入り込みやすく、かつ”チョコボのテーマ”という飛び道具を備えた彼らは、フランスより遥か日本という地に、その名を知らしめていった。

MUSTANG _SG21574 _SG21590 _SG21613 SG21546

写真:直田亨
文:西野太生輝

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=3970 0
TROMBONE SHORTY&ORLEANS AVENUE http://fujirockexpress.net/10/?p=3961 http://fujirockexpress.net/10/?p=3961#comments Sun, 01 Aug 2010 04:09:29 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=3961

クリスタル・パレス・テントに足を踏み入れれば、人の密度から来る湿気で即座に眼鏡が曇るほど。思えば昼間、フィールド・オブ・ヘヴンを通り過ぎようとしたときだった。人の流れが完全に止まっていたため、足踏みついでにステージへと意識を向けると、ジャズを基本に、ファンクにロックにと、奔放に駆け抜けるアーティストがいた。それが、トロンボーン・ショーティ、20代半ばでありながら、グリーン・デイやレニー・クラヴィッツ、さらにはU2とも共演歴があるというから、末恐ろしい若者だ。

スタジアムクラスのアーティストとの共演を果たしてきたため、ステージの魅せかたは心得ている。コール&レスポンスもそつなくこなし、トロンボーン〜という名前でありながらもトランペットを多用したセットで、曲のブレイクにさしかかればマウスピースから口を外し、手振りを加えて場のテンションを指揮していく。

彼のバンド、オーリンズ・アヴェニューがそれぞれのテクニックを競ったかと思えば、すかさずトロンボーン・ショーティがシャウトを被せてフロアへと放り込んでいく。重さも速さもありつつ、魅せかたまでもを心得た、全方向型アーティストといっても過言ではないだろう。

ステージとフロアが渾然一体となって渦巻くグルーヴは、オーディエンスをテントに呼び集めて、当然のように入場規制となっていた。フィッシュボーンのアンジェロ・ムーアが乱入したりと、熱気が凄まじすぎて、涼みに出る者も多数。オーディエンスからはアンコールの要求も飛び出し、とっておきのセカンドライン・ファンク、”聖者の行進”をかましてフジを締めくくった。

TROMBONE SHORTY&ORLEANS AVENUE _SG21288 TROMBONE SHORTY&ORLEANS AVENUE _SG21348 _SG21361

写真:直田亨
文:西野太生輝

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=3961 0
Makoto Ayukawa (Sheena & The Rokkets) http://fujirockexpress.net/10/?p=3939 http://fujirockexpress.net/10/?p=3939#comments Sun, 01 Aug 2010 03:55:25 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=3939

前日のフィールド・オブ・ヘヴンにて、サンハウスのギタリストとして沸かせた鮎川誠が、自らのルーツをさらけだす時がきた。スピンされたのは匂うブルーズと粗いロックンロール。鮎川の、一筋縄ではいかないコレクションは、クリスタル・パレス・テントを黒く染めあげていく。

奥方のシーナもかけつけ、フロアへと言葉を投げ込めば、オーディエンスは即座に反応し、叫び声を返す。ロックンロールに魅入られた夫婦は、ギャズとベイビー・ソウルのコンビに対抗するかのような仲むつまじさを見せつけて、ムスタングにロックンロールのバトンを渡していた。

_SG21411 Makoto Ayukawa (Sheena & The Rokkets) _SG21460 Makoto Ayukawa (Sheena & The Rokkets) _SG21429

写真:直田亨
文:西野太生輝

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=3939 0
冷牟田竜之(DAD MOM GOD) http://fujirockexpress.net/10/?p=3869 http://fujirockexpress.net/10/?p=3869#comments Sun, 01 Aug 2010 03:28:00 +0000 ryotamo http://fujirockexpress.net/10/?p=3869

_SG21632 _SG21663 _SG21670 冷牟田竜之(DAD MOM GOD) _SG21654

写真:直田亨

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=3869 0
Gaz Mayall (Gaz’s Rockin’ Blues) http://fujirockexpress.net/10/?p=3839 http://fujirockexpress.net/10/?p=3839#comments Sun, 01 Aug 2010 03:16:40 +0000 ryotamo http://fujirockexpress.net/10/?p=3839 続きを読む ]]>

ギャズ・メイオールは決して繋ぎの上手いDJではない。スピンしてしばらく、踊りすぎてレコードの溝が端までいって無音となったり、飛び跳ねた衝撃で針が飛んでしまったりと、やらかすことはたびたびある。しかし、ルーディたちはギャズを愛してやまない。それは、場にいる誰よりもパーティを楽しんでいるのが伝わってくるからだ。

彼が紹介してきたアーティストをざっとあげれば、ザ・ポーグス、ストレイ・キャッツ…彼らを自身のイベント「ギャズィーズ・ロッキン・ブルーズ」に呼び、演奏させたとのこと。それも、駆け出しの売れない時期のことだというから驚きだ。さらには、のちにマッドネス、ザ・スペシャルズを結成するメンバーも、元はギャズが開いていた店の客だったそうだ。スカ・マニアのギャズに散々聞かされた音源たちがヒントとなり、のちに2トーンというパンク以降の一大ムーヴメントになってしまったのだ。

ブルーズ、スカ評論家としての彼は先生で、同じフロアに立てば友達で、遊びたおして粗相(そそう)をしている様子は子供そのもの。こちらは「だらしねぇなぁ」とニヤけながらも、尊敬の念を抱いてしまうのだ。

__________________________________________________

そんなギャズが、東京でパーティを開催いたします。本物のリズム&ブルーズを聴きたいなら行かない手はない!

★イベント情報★

Gaz’s Rockin Blues : Londons No1 Blues Dance
8/6 @渋谷 Lush

DJs : GAZ MAYALL , BABY SOUL , KING NABE [ROYAL CHARLEY] , PRINCE MATSUOKA[CLUB SKA] , Dr.IHARA[CLUB SKA] ,
RAS TARO[CLUB SKA] , BOBO[CLUB SKA,UP&UP]

■Open / Start 23:00  ■Charge 2500 (w1D)

_SG10788 _SG10808 Gaz Mayall (Gaz's Rockin' Blues) _SG21191 _SG21218

写真:直田亨
文:西野太生輝

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=3839 0
Beardyman with Tucker http://fujirockexpress.net/10/?p=3804 http://fujirockexpress.net/10/?p=3804#comments Sun, 01 Aug 2010 03:08:56 +0000 ryotamo http://fujirockexpress.net/10/?p=3804

_SG21711 _SG21718 Beardyman with Tucker _SG21775

写真:直田亨

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=3804 0
THE ENTRANCE BAND http://fujirockexpress.net/10/?p=2541 http://fujirockexpress.net/10/?p=2541#comments Sun, 01 Aug 2010 02:40:51 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=2541

 紹介する時にはこの枕詞がかなりの確率でついていただろう”サーストン・ムーアのお気に入り”という新世代サイケデリック・トリオ・バンド、THE ENTRANCE BANDが昼間のフィールド・ヘヴンに引き続いて、ド深夜の3時過ぎからパレスでも演奏。ほろ酔い気分のこの会場にマッチしたディープなサウンドが心地よく感じられたステージだった。

 聴いていても、ブルースやサイケの旨みがたっぷりのっかったサウンドとハイトーンでちょっとヨレヨレ気味に歌い上げるヴォーカルが特徴としてあげられるように思う。70年代辺りのヴァイヴを感じさせ、なおかつ独特の浮遊感や味を抽出。しかしながらサイケデリックな嵐を巻き起こしながらも演奏は力強い。スピーカーのヴォリュームを全開にして、破格の音圧をつくりあげる。そのサウンドの前は視界をゆがませ、意識すらもゆがませるほど。それほどの重たいサイケデリック・チューンの嵐。手数の多いドラムも目を見張るものがあるが、可憐な容姿とは裏腹にぶっといボトムで支える女性ベーシストには、萌えている人もいたかもしれない。そして、先導者であるヴォーカル兼ギタリストのガイ・ブレイクスリーの恐ろしく煙たいギターとLIGHTNING BOLT辺りを思わせる奇天烈ヴォーカルが痛烈なインパクトを残していく。この3者の強烈なアンサンブルは本当に圧巻だった。時に繊細な表情を見せることもあるけれど、総じてあれだけ煙たく重たいサウンドを終始たたきつけるのには、本当に参った。帰宅するときには、耳がヒリヒリ。だが、それも気持ちのいい痛み、そういった感情を抱ける良いライヴを体験できた。

IMG_0315 IMG_0328 IMG_0362 THE ENTRANCE BAND IMG_1349

写真:佐俣美幸
文:伊藤卓也

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=2541 0
人間大砲? http://fujirockexpress.net/10/?p=2837 http://fujirockexpress.net/10/?p=2837#comments Sat, 31 Jul 2010 16:09:57 +0000 mogu http://fujirockexpress.net/10/?p=2837

パレス・オブ・ワンダーにはライブやごはんの他のアミューズメントがたくさん。その中でもまっさきに目を引いたのは大きな大砲。何なんでしょうコレは。と思っていたら迷彩服をまとった人が登場。え、もしや中に入るんですか?

人が詰め込まれると大砲がぐぐぐっと上向きに。その先には落下しても大丈夫なようにネットが張られています。この状況を見れば説明されなくても理解できます。準備ができたところでみんなでカウントダウン。5・4・3・2・1…!

大量の煙と火薬とともに飛び出した人間大砲の行方はいかに!大盛況の結果はあなたの目で確かめて見ることをお勧めします。

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=2837 0
KITTY DAISY&LEWIS http://fujirockexpress.net/10/?p=2569 http://fujirockexpress.net/10/?p=2569#comments Sat, 31 Jul 2010 05:35:25 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=2569

スカ・フレイムス大川毅からのバトンを引き継いだのは、キティ・デイジー&ルイス。メンバーはすべて家族という驚きのバンドだ。特に有名なのが、ラフ・トレード(※イギリスのレーベル)が送り出したザ・レインコーツのメンバーとして活動していた、母、イングリッド・ワイス。ザ・レインコーツは、パンク以降の音楽シーンに多大な影響を及ぼし、ジョン・ライドン(ジョニー・ロットン)、カート・コバーン、キム・ゴードンが絶賛していたバンドで、そのフォロワーは多い。さらには、親父はアイランド(※レーベル)でU2などに関わってきたグリーム・ダラムというから、子供たちが音楽にドップリ浸かり、アーティストとなるのも無理はない。

特に面白い…というか驚くのが、息子と娘たちが20歳そこそこの若さでありながら、旧き良き半世紀以上前の音楽やプレイスタイルを当時の感覚のままにステージにもちこんでいることだ。それは、音源の段階でも徹底されている。何と、LP以前のプレート、SP盤をプレスしているのだ。昔のミュージシャンが新しい曲をつくったなら、きっとこんな曲をつくっただろう…そう思わずにいられないモノクロの世界の音が、目の前で奏でられ、隠された色を伝えてくれている。日本の年号に置き換えると、KD&Lの凄さや、怖さが伝わるだろうか。「平成生まれ」のルイスが、祖父母の青春時代の音楽をやっているのだ。

キティ、デイジー、ルイスの3人が、曲ごとにパートを変える。バンジョーにブルース・ハープ、ドラムにギターと、トライアングルの配置がころころ変わるのだ。両脇の親が支え、子供が自由自在に楽器を操っては遊び倒すという状況に、満員となったテントの温度は上がり続けていた。

マディ・ウォーターズだけでなく、60年代に活躍したキャンド・ヒート(※トミー・ジョンスンの曲からつけたバンド名)の”ゴーイング・アップ・ザ・カントリー”を渋くアレンジし、我がものとしている。中盤には、ビートルズ、ローリング・ストーンズの作品に参加し、ジミ・ヘンドリクスのルームメイト(!)だったこともある、スカ・レジェンドのひとり、エディ・”タンタン”・ソーントンがトランペットを携えて乱入すれば、一気にカリブ周辺諸国の匂いが充満した。

黒いアメリカを基本としながら、ジャマイカへと針を振る柔軟さまで身につけたのは、ギャズとの関わりによるものだろう。スカ創世記のバンドは、もともとホテルでジャズを奏でるオーケストラだったそうだ。キティ・デイジー&ルイスの若さからくる冒険心は、これから先、世界各国の様々な音楽を吸収していくことだろう。

写真:佐俣美幸
文:西野太生輝

th_IMG_0228 th_IMG_0233 KITTY DAISY&LEWIS IMG_0240 IMG_0306 ]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=2569 0
DJ. Jim http://fujirockexpress.net/10/?p=2590 http://fujirockexpress.net/10/?p=2590#comments Sat, 31 Jul 2010 03:22:18 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=2590

写真:佐俣美幸

th_IMG_0966 th_IMG_0969 th_IMG_0988 th_IMG_0995 DJ. Jim ]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=2590 0
Baby Soul (Gaz’s Rockin’ Blues) http://fujirockexpress.net/10/?p=2554 http://fujirockexpress.net/10/?p=2554#comments Sat, 31 Jul 2010 03:20:40 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=2554

キティ、デイジー&ルイスに続くはギャズ・メイオールの相方、ベイビー・ソウル。新木場で行われたギャズィーズ・ロッキン・ブルーズ30周年記念でのプレイも記憶に新しい。フニャフニャのギャズに対し、彼女はキレのある動きでフロアを掌握(いつもそんな感じだ)し、そんな凸凹コンビのやりとりは、いつ見ても微笑ましい。

スカ・フレイムスの大川毅に引き続き、こちらももちろんアナログ音源。しかもすべてシングル盤(7インチ)で、もちろんノイズも混じってくる。さらにはなんと、レコード会社がマスターテープを紛失した珠玉の曲たちも、ギャズとベイビー・ソウルの手元にはあるという。気づいていないかも知れないけれども、実はかなりレアな曲がかかっているということもあるのだ。

IMG_1269 Baby Soul (Gaz's Rockin' Blues) IMG_1285 IMG_1300 IMG_1304

写真:佐俣美幸
文:西野太生輝

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=2554 0
!!! DJ set http://fujirockexpress.net/10/?p=2507 http://fujirockexpress.net/10/?p=2507#comments Sat, 31 Jul 2010 02:54:20 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=2507

写真:佐俣美幸

!!! DJ set th_IMG_1451 th_IMG_1473 th_IMG_1489 th_IMG_1500 ]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=2507 0
NARASIRATO PAN PIPERS http://fujirockexpress.net/10/?p=2437 http://fujirockexpress.net/10/?p=2437#comments Sat, 31 Jul 2010 02:53:57 +0000 kim http://fujirockexpress.net/10/?p=2437

前夜祭、木道亭に続き、初日にしてすでに3回目の出演となった、ナラシラト・パン・パイパーズ。木道亭ではTシャツ姿で登場したそうだが、今回は前夜祭と同じく顔と体にペイントを施し、伝統の衣装で登場していた。大小さまざまな葦(あし)の筒が組み合わせて作られた楽器たちは、それぞれベースライン、メロディラインと、役割が明確に分けられている。叩いて、吹いての人力ダンス・ミュージックの破壊力は抜群。いくら浴びても飽きないといった具合だ。

毎回セットを変えてきているようで、今回は、体全体を使ったダンスも披露してくれた。それはまるで、オール・ブラックス(ラグビーのニュージーランド代表。世界最強)が試合前に踊るダンスに似ている。自身の肌を叩き、足踏みをして祈りをささげるやつだ。クリスタル・パレスの小さなステージでは、その躍動と、足踏みから生まれくる振動が、文字通り「体を揺さぶって」くる。

曲ごとに、「これは〜の曲だ」と丁寧に説明してくれるし、煽りも上手い。日本ということで坂本九の”Sukiyaki(上を向いて歩こう)”をセットに入れてきたりとサービス精神にも溢れている。2日目も複数回の出演が予定されているので、是非とも見て欲しいと思う。世界に存在するまったく知らない音との出会いは、フジロックの大きな魅力なのだ。

IMG_1039 NARASIRATO PAN PIPERS IMG_1061 IMG_1093 IMG_1135

写真:佐俣美幸
文:西野太生輝

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=2437 0
OKAWA TAKESHI (SUNSHOT / TheSkaFlames) http://fujirockexpress.net/10/?p=2427 http://fujirockexpress.net/10/?p=2427#comments Sat, 31 Jul 2010 02:14:51 +0000 kim http://fujirockexpress.net/10/?p=2427

ナラシラト・パン・パイパーズの後を引き継いだのは、国内唯一ともいえるSP盤(78rpmで回す、LP以前のフォーマット)を駆使してDJをする大川毅。彼は、DJというよりもスカ・フレイムスのサックス奏者として名が知れている。アナログ音源ならではのビチビチなノイズは、クリスタル・パレス・テントのゴージャスな雰囲気と混ざって、味わい深いものとなっていた。

スカ、ジャイヴ、スウィング、マンボと様々なジャンルに手をひろげつつも、ジャングル・ブギ(笠置シヅ子)、さいざんすマンボ(トニー谷)、お祭りマンボ(美空ひばり)といった日本の名曲たちを混ぜてくるスピンは、オーディエンスも聴き覚えがあるようで、上々の盛り上がりだった。

スカ・フレイムスのデビュー作をプロデュースした縁から「にぎやかし」として登場したのが、ご存じギャズ・メイオール。奇妙な踊りとヘロヘロなコーラスと一級品のMCで盛り上げれば、普段はクールな大川もくだけて、「30周年、おめでとーう!」とマイクを使ってギャズに対し、賛辞を叫んでいた。

旧き良きナントヤラなDJタイムが終われば、キティ、デイジー&ルイス。彼らもデータ音源全盛の今の時代にあって、SP盤の音源をリリースするマニアっぷりだ。まだまだクリスタル・パレスの熱狂は終わらない…。

OKAWA TAKESHI (SUNSHOT / TheSkaFlames) IMG_1160 IMG_1161 IMG_1168 IMG_1194

写真:佐俣美幸
文:西野太生輝

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=2427 0
眠らないステージ、パレス・オブ・ワンダー http://fujirockexpress.net/10/?p=761 http://fujirockexpress.net/10/?p=761#comments Wed, 28 Jul 2010 10:28:04 +0000 tammy http://fujirockexpress.net/10/?p=761

今日のパレスはこんな感じでデコレーションが進んでおりました。
当日の夜が待ち遠しいですね。

眠い、酔っぱらったと宿に帰ってしまって、後悔の朝を迎えた人はいませんか?
・・・それは私なんですが。
今年こそはと思っているなら、是非ここへ。
素敵な夜が待っていますよ。

写真・文:千葉原宏美

]]>
http://fujirockexpress.net/10/?feed=rss2&p=761 0