FUJIROCK EXPRESS'10 » 7/29(前夜祭) http://fujirockexpress.net/10 フジロック会場から最新レポートをお届け Mon, 13 Sep 2010 16:31:08 +0000 ja hourly 1 http://wordpress.org/?v=3.0 LASTORDERZ http://fujirockexpress.net/10/?p=1159 http://fujirockexpress.net/10/?p=1159#comments Thu, 29 Jul 2010 15:17:42 +0000 bamboo56wave http://fujirockexpress.net/10/?p=1159

 2008年のサマソニ出演もねじ込んだ!?というLASTORDERZが、今度はフジの前夜祭にも意気揚々と乗り込んできた。Men’s5のメンバーであるハム(B,Vo)の呼びかけによって結成されたLASTORDERZは,メンバーにラストアンザイを名乗るソラミミストの安齋肇(G,VO)を始め、実力派の女性メンバー、そしてヴォーカルに田口トモロヲを加えた5人組のパンク・バンド。パンクへの憧憬をそのままパッケージした音楽は、いい意味でおバカなニュアンスがたっぷりで、楽しさと共感を呼ぶ。

 数々の大物ミュージシャンのサポートを務めているという彼等のテクニックは折り紙つきだが、このバンドではそれをひた隠しにして、わかりやすいぐらいに簡素な演奏でひたすらパンク道を突き詰めている。難しく激しい演奏を見せるわけではないし、あまり疾走することもない。曲間にはしゃべりまくってて、パンクらしくない部分もある。だけど、親父バンド(50歳越えが2名)みたいに演奏者の楽しさや気持ちが聴き手に非常に伝わってくる。音楽を演奏することの喜びがにじみ出ているし、フジロックという舞台で演奏できる喜びも体いっぱい、声いっぱいに表現されている。半世紀を生きた男たちが、「大人パンク」や「パンクがいっぱい」を叫び歌うということは、十二分に音楽への愛が伝わってはきやしませんか。

 「ライヴ中に休憩をとる世界にいないパンク・バンドです」とか「ノンストップで行くぜ」、と突っ込みどころ満載のMCも非常に和やかな雰囲気を醸し出していて、大きな笑いがレッドマーキーに咲く結果となった。遅刻でお馴染みとなった? ラストアンザイに向けた曲「安斎遅刻」もコール&レスポンスで大盛り上がり。最後にはビートルズの「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」をカバーしてたら、ブラジャーの歌になったという替え歌「オブラディ・オブラジャー」でブラジャーを回しながら盛り上がり、体力が尽きるまでがんばっていたであろうライヴは終了した。彼ら自身も宣言していたが、おそらくフジロックでブラジャー元気一杯に回したアーティストは初であろう。

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写真:佐俣美幸
文:伊藤卓也

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BEARDYMAN http://fujirockexpress.net/10/?p=1093 http://fujirockexpress.net/10/?p=1093#comments Thu, 29 Jul 2010 15:15:25 +0000 brown80000v http://fujirockexpress.net/10/?p=1093

アーティストと呼ぶべきだろうか、それとも、パフォーマーと呼ぶべきだろうか。ヒューマン・ビート・ボックスという技法(口だけでベースやパーカッションなどを表現する)で豊富な音を操ってしまうBeardayman(ベアディーマン)のステージを例えるのは一言では難しい。イギリスのビート・ボックスのチャンピオンにも輝いたという実力派は、千思万考ともいえる数多の声色を操り、苗場に滴る雨よりも体にジンと響く心地よさを突き詰めているように感じられた。

まずは挨拶代わりに、ヒューマン・ビート・ボックスを披露して、自らの存在感をアピール。あの口から放たれる扇情的なパーカッションは、レッド・マーキーに揺れをもたらすには十分だろう。このいきなりのパフォーマンスには、僕の見ている周りからは「スゲー、あれを口だけでやっちゃうんだ!」と感激の声をあげている人が数人いるのも確認できた。個人的にも、あれだけの音を自らの口だけで表現できる凄さには驚嘆するし、これほどまでに心地よさを伴っているところにも驚く。自由自在に蠢くリズミカルなボイス・ビートには体を揺さぶられるし、80年代ニューウェイヴっぽい風情や時折挟まれるソウルフルで柔らかな歌声にも惹かれるものがある。アンダーワールドのカヴァーを披露したとなれば(ユーリズミックスのカヴァーもやっていたそうだ)、盛り上がりが一段と膨れ上がるのは言うまでもない。20分にも満たないステージではあったのだが、度肝を抜くパフォーマンスの前に心を射抜かれた人も多いことだろう。たどたどしい日本語を使った一生懸命のMCも彼の良き人柄を物語っていた。

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写真:直田亨
文:伊藤卓也

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NARASIRATO PAN PIPERS http://fujirockexpress.net/10/?p=1208 http://fujirockexpress.net/10/?p=1208#comments Thu, 29 Jul 2010 15:11:13 +0000 bamboo56wave http://fujirockexpress.net/10/?p=1208 NARASHIRATO

ご存じの通り、前夜祭のステージはレッド・マーキーただひとつ。アーティストがどんな音を奏でるのかを知らずとも、つい踊りたくなるようような破壊力が欲しいもの。しかも、雨は止まないときている。音楽を体いっぱい浴びたいという者はもちろん、雨宿りでレッドの屋根を借りる者もいるのだ。

UKの、ギャズ・メイオール周辺の遊び人ですらもステージ脇へと詰めかけたナラシラト・パン・パイパーズは、YouTubeの動画そのままに腰飾りで現れ、その立ち姿だけでオーディエンスを沸かせた。とんでもないライヴが繰り広げられるかも…そんな僕らの予感は、まんまと的中した。

簡単な太鼓の他には、葦(あし)で作られた楽器しかない。太さと、それに比例する長さによって打楽器に笛にとより分けられて、原始の音を奏でていた。笛はアンデスのケーナのように透んだ中にかすれた表情を持って、レッド・マーキーのフロアに吹き込み、目に映る肉体の躍動は猛々しく、まるで狩りをしているかの如く攻め入ってきた。

中盤、「日本の曲を歌うから、歌ってくれよ」、MCでそんなようなことを呼びかけたあとに始まったのは、坂本九の”Sukiyaki(上を向いて歩こう)”だった。アメリカのビルボード・チャートを駆け上がった名曲中の名曲で、シンガロングを演出。それだけでなく、コール&レスポンスを上手く使って、オーディエンスを煽動していた。

叩く、吹く、吼えるといった行動は、原始というキーワードを連想させていた。それは、長い年月をかけて、遺伝子レベルで組み込まれているもの。だからこそ、いとも容易くステージから最後尾に至る手拍子を演出したのだろう。

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写真:横山正人
文:西野太生輝

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CUBISMO GRAFICO FIVE http://fujirockexpress.net/10/?p=1210 http://fujirockexpress.net/10/?p=1210#comments Thu, 29 Jul 2010 15:06:47 +0000 eriko http://fujirockexpress.net/10/?p=1210

前夜祭のトリを務めたのは、CUBISMO GRAFICO FIVE。DJのMAMEZUKAさんが、ジプシー・キングスなどのラテン大ネタをかけまくって、レッド・マーキーを十分に温めたところに登場。雨もかなり弱くなり、お客さんの気分も上がってきた。メンバーは「say no RIOT」というプラカードを掲げている。

ニール&イライザの松田岳二が主にヴォーカルとギター、スキャフル・キングetc.のSyuta-Low “TGMX” TAGAMIがキーボードなど、□□□(クチロロ)の村田シゲがベース、元Hi-STANDARDの恒岡章がドラムスという編成。ポップな楽曲を基本に、パンクでエレクトロな世界で楽しませる。前夜祭のトリにふさわしいエンターテイメントなステージを繰り広げる。まずは、”SEXWAX”でスタート。ステージ前に残っているお客さんたちは喜んで踊っている。ダイヴァーもいた。

ステージ前のお客さんと同じく、いやもしかしたらそれ以上にステージ袖で踊りまくっている人がいた。よくみるとTHE BAWDIESのJIMである。ずっと笑顔でガン踊り。ライヴ後半には、メンバーに促されてステージに登場。「say no RIOT」のプラカードを持たされ、さらに松田からギターを渡されて、弾いていた。ハイスタ世代であり、日頃からハイスタの影響を語っていたJIMにとっては、恒岡と同じステージで競演できてうれしかっただろう。最後はメンバーたちが客席にTシャツ(?)をたくさん投げ込んでいた。前夜祭もあともう少し、明日からがっつり楽しみましょう。

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写真:深野輝美
文:イケダノブユキ

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ニューフェイスフェスごはん〜KOSARI Tokyo〜 http://fujirockexpress.net/10/?p=1144 http://fujirockexpress.net/10/?p=1144#comments Thu, 29 Jul 2010 14:19:44 +0000 wacchy http://fujirockexpress.net/10/?p=1144

エリア:オアシス

店舗名:KOSARI Tokyo

おすすめメニュー:プルコギ丼 700円、野菜チヂミ 500円

札幌はススキノにも店舗を持つ本格韓国料理店。「ごはんがおいしい、力を入れているフェスだと聞いていたので参加したいと思っていました。お祭りなのでエネルギーが補給できるようにガッツリしたメニューをそろえています。全部がんばって作っているので、全部おすすめなんですけど…プルコギ丼温玉のせとか野菜チヂミは材料にもこだわっています。プルコギ丼の醤油は30年仕込んだものなので、本当においしいと思います。私たちも楽しんで最後までがんばりますので、ぜひスタミナをつけに来てください!」

とのことでした。

こだわりがつまったメニューの数々、ご賞味あれ!

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フジロッカーズオルグ・花房登場! http://fujirockexpress.net/10/?p=1082 http://fujirockexpress.net/10/?p=1082#comments Thu, 29 Jul 2010 13:58:44 +0000 funa http://fujirockexpress.net/10/?p=1082
DJまめづかが煽る煽る。次に出るあの人の登場を煽る煽る。
なんてったってフジロッカーにとってリーダーなわけですよ。

じらすなよー、じらすなよー。
レッドマーキーの前列はもみくちゃで、持ってる越乃大地がだだこぼれ。

音が止まり、ひとときの静寂。
「ハナフサー!ハナフサー!」
待ち切れない人たちのコールが聞こえる。

「おかえりー!」の第一声に大盛り上がり。
我らがフジロッカーズオルグの大将、花房浩一が登場した。

「みんな幸せな顔してるなー。」

会場は一層の大盛り上がり。

「去年は清志郎さんおったよね。去年亡くなった寺田さんも多分いるでしょう。パレスでDJしてた川村カオリさんもいるでしょう。」
フジロックは一年のはじまりであり、一年の締めくくりだったりする。
毎年のことだけど、次のフジロックまでの一年って結構平坦には過ごせなかったりする。
それだけにここにいれる幸せは味がなくなるまで噛み締めるべきなのだ。

「幸せな日々を、幸せな時間を送って下さい!」
花さんのいう通り、これから始まるひとときの幸せをたっぷり楽しんでくださいね!

写真:船橋岳大
文:千葉原宏美

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DJ MAMEZUKA http://fujirockexpress.net/10/?p=1106 http://fujirockexpress.net/10/?p=1106#comments Thu, 29 Jul 2010 13:15:38 +0000 kim http://fujirockexpress.net/10/?p=1106

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写真:直田亨

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MUSTANG http://fujirockexpress.net/10/?p=1047 http://fujirockexpress.net/10/?p=1047#comments Thu, 29 Jul 2010 13:00:35 +0000 takumi_nakajima http://fujirockexpress.net/10/?p=1047

 恒例の花火が打ち上がる音に歓声を上げながらも、RED MARQUEEには今か今かと前夜祭のトップバッターを待つオーディエンスたちが集結。はち切れんばかりの期待感が会場を包む中、ご機嫌なロックンロールを奏でるフランス生まれのMUSTANGが登場した。

 ライブは、7月10日に発売されたアルバム『A71(エー・セブンティーワン)』を中心としたセットリスト。「Chocobo (Fainal Fantasyシリーズ『チョコボのテーマ』カバー)」や「ANNE-SOPHIE」など、レトロ感と新鮮さが融合したナンバーでがっちりと心を掴んでいく。そして時おり、哀愁感の漂う楽曲を披露することも。強弱のあるステージに、集まった観客からも充実した笑みがこぼれていた。

 また、クリアなギターを鳴らすこともあれば、叩くように鍵盤を弾くこともあるヴォーカルのジャン・フェルジヌ。見ているだけでも、自分の気持ちが高ぶっていくのがよく分かる。まさに1曲1曲に、彼らなりの色がめいっぱい詰め込まれているようだ。

 彼らはこの後、初日のFIELD OF HEAVENや苗場食堂、2日目の CRYSTAL PALACE TENTにも出演する予定。初聴でも充分に踊って楽しめる彼らの音を、ぜひこの機会に体感してみるべし!

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写真:中島たくみ
文:松坂愛

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前夜祭レッドマーキー集合写真! http://fujirockexpress.net/10/?p=6724 http://fujirockexpress.net/10/?p=6724#comments Thu, 29 Jul 2010 12:01:34 +0000 yusuke http://fujirockexpress.net/10/?p=6724

今年も始まるよ〜!

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写真:北村勇祐

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