FUJIROCK EXPRESS'10 » 7/31 http://fujirockexpress.net/10 フジロック会場から最新レポートをお届け Mon, 13 Sep 2010 16:31:08 +0000 ja hourly 1 http://wordpress.org/?v=3.0 ピラミッドガーデン~Candle JUNEインタビュー~ http://fujirockexpress.net/10/?p=6379 http://fujirockexpress.net/10/?p=6379#comments Thu, 05 Aug 2010 13:33:44 +0000 IB http://fujirockexpress.net/10/?p=6379 ピラミッドガーデンは、昨年までフィールド・オブ・ヘヴンのキャンドルアートをプロデュースしていたCandle JUNEが設営を担当しています。フジロックの熱気から少し離れた、ゆったりとした時間が心地よく流れていて、7月31日土曜日の昼下がりに、リラックスしたCandle JUNEさんにお話を伺った中からコメントを抜粋してお届けします。

>今回はフィールド・オブ・ヘヴンではなく新エリアのピラミッドガーデンを担当ということですが、どういった経緯があったのでしょうか?

Candle JUNE(以下JUNE):ヘブンをやめるから最後の挨拶をしにいった時、日高さんにこのサイトのプランを聞いて、「ここにピラミッドをたてたいんだ」その一言に応じて始まりました。そのためこのエリアはピラミッドがまずコンセプトとしてあり、全てをCandle JUNEのプロデュースと言われるとちょっと違うかな。

苗場プリンスホテル2号館(タワー)の脇に位置し、キャンプサイト利用者のみが遊べる新設のプレミアムエリアで、キャンプサイトの入口からも歩いて10分ほどかかるため、他のステージの音は聞こえません。メインの木製ピラミッドはボードウォークの廃材を利用して建設され、同じく廃材で作ったベンチ、ライブステージ、キャンドルドーム、古着屋や飲食店が芝生の上に並びます。

>素晴らしいピラミッドですが、設営にはどれくらいの期間がかかったのでしょうか?

JUNE:炎天下と豪雨の中1週間がかりで、かなり過酷な作業だったね…、今までのヘヴンは2日間くらいで制作をするんだけど。解体するのが惜しいよね、このままここに置いておけばいいのにとの声もある。

ピラミッドは中に入ることができ、内部には2m近くある巨大なきのこ型ランプを中心に、キャンドルや草、果物が配置され、厳かな雰囲気の中にも遊び心が感じられます。

>巨大なきのこがかわいいですね。

JUNE:ランプになる色のついたのと、白いのと2つあって、川口(※)の業者に作ってもらったんだ。ボードウォークやヘヴンの森の中にも合う感じだよね。当初ピラミッドは雨が入らないように天井を覆っていたんだけど、イメージに合わなかったので外して中をツタや草で飾ったんだ。
(※2004年の中越大地震の震源地、新潟県川口町(2010年3月に長岡市と合併)。Candle JUNEが震災後からサポートし、復興のキャンドルを灯し続けている。昨年は震災後5周年の式典Song Of The Earthを行い、今秋も開催予定。)

>ライブについては関わっているのですか?

JUNE:いや、関わってない。けど、トム・ヨークとかがこのステージで突然、弾き語りをしてくれたら面白いよね。来年とかはみんながキャンプサイトにいる時間、朝と夜に力をいれるといいんじゃないかな。フジロックの会場は金曜の夜にオールナイトフジへちょっと行ったくらいだけど、チルアウトエリアから出たみたいで面白かったよ。

お話を伺っているうちに雨が降り始め、通常は夕方からしか入れないピラミッド内部を特別に見せていただけることになりました。ピラミッド入口には階段があります。
JUNEさんは「来年はバリアフリーにしないとだな」と笑いながら、車いすの私を持ち上げて中を案内してくれました。 ぽろっと口から出た来年の話に、今から期待してしまいます。
キャンパーのみなさま、来年も最高のキャンドルアートで遊びましょう!

Candle JUNE ピラミッド ピラミッド内部、果物ときのことキャンドル ステージと古着屋

 

文・写真:伊部勝俊

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DETROIT SOCIAL CLUB http://fujirockexpress.net/10/?p=2782 http://fujirockexpress.net/10/?p=2782#comments Wed, 04 Aug 2010 18:30:24 +0000 kim http://fujirockexpress.net/10/?p=2782

去年はトム・モレロ率いる、ストリート・スリーパー・ソーシャル・クラブが、そして今年はデトロイト・ソーシャル・クラブが…と去年からソーシャル・クラブづいてるフジロック。

去年の男だらけのSSSCに比べたら、こちらデトロイトのソーシャルクラブの女子率の高さには目を見張るものがある。それも納得。白いスーツで躍り出てきたジャーヴィス・コッカーを踏襲したようなフロントマンに目が釘付け。あーこれじゃあトム・モレロは…残念だな。

7月7日にアルバムデビューしたばかりの新人なのに、人生使いこなしたオーラが益々ジャー様を思いおこさせる。しかも、名前がデヴィッド・バーン!!更にバンドはデトロイト~と謳っていながらUKはニュー・キャッスル出身!PVではコルピクラーニ張りに森感満載だったので素朴なキコリ達だと思ったら、この伊達男ぶり!爆笑!何だこのバンドは。おまけに、ふと目の前を見ると、セキュリティの男の子はビジュアル系。初めて見たぞ、ビジュアル系のセキュリティなんて。しきりと前髪を気にして、クネッとナナメに立ってる色白の彼の向こう側に見える、ぴょんぴょん跳ねてるデヴィッド・バーン…シュールすぎる。

シングル発売だけでフジロック出演なんて山ほどいるので別に驚かないけれど、ぐるぐる渦巻くうねるビートにちょっとダーティーなサウンド、そして、のびやかなボーカルと、アート感…プライマル・スクリームのオープニング・アクトに抜擢されたのもうなずける。カサビアンに通じるものがあるかな?大物の予感を十分に持ち合わせている。ついでに言えば、発売されたばかりのデビューアルバムのプロデューサーはジム・アビス。このサウンドでアビスと言えば、ああ、やっぱり、と思った人も多いはず。

しかしながらプロデューサーなんて関係ないのがライブで、バンドの実力が嫌という程露呈されてしまう場だけど、そこがまた堂々としたもの。演奏はもとより、彼らのそのサウンドとステージパフォーマンスがマッチしていて、客の盛り上がりも相当なもの。白いスーツのジャケットをおもむろに脱いでは振り回し、投げる!ベタなプレゼンテーションが決まっていて、カッコイイ。

近い将来、更に沢山のお客さんを前に、このI love me! なパフォーマンスを繰り広げているのが想像に難くない。ひとつだけ残念なのは腹が引き締まっていることだ。スーツの下は、ナマっちろい細い体にぽっこりビール腹、それがUK大物アーティストのお約束。でも放っておけば、ワールドワイドに活躍する頃には立派なポッコリになっているはず。それは先人が証明している。

それにしても、こういう期待値の高いバンドに会えると本当にワクワクする!

Red Marquee万歳!

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写真:古川喜隆

文:mimi

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BOYS NOIZE http://fujirockexpress.net/10/?p=3664 http://fujirockexpress.net/10/?p=3664#comments Wed, 04 Aug 2010 17:41:35 +0000 ryotamo http://fujirockexpress.net/10/?p=3664

こんなにメジャーになったのに、以前よりもインディー臭漂うドイツ小僧に好感度アップ!

2007年のジャスティス、シミアンが制覇してから土曜深夜のレッドマーキーは伝説になった。しかしあまりにも2007年の圧倒的パワーが尾をひいてしまった感はあったのだが…。今年はイタリアの新顔レモン男リヴァ・スター、ドイツのボーイズノイズ、おなじみロックをデストロイ!のマイロとヨーロッパ勢で占められた。何度も来日していて、日本では結構おなじみなりつつあるボーイズ・ノイズことアレックス・リダが今年の土曜深夜の中心といっても過言ではない。赤いベースボールキャップでもくもくとプレイする姿は相変わらずだが、何だかオーラというか、貫禄みたいなものを感じる。しかしメジャー感や大物感はない。…何というか、長く留年していて、同じクラスだけど年上の人って感じ。実際は小僧といってもいい大人のハズだけど。

そして、書いてるのか?天然なのか?謎の眉毛はやっぱり今日も繋がったままで嬉しくなる!

マーキー内にも赤のベースボールキャップが目立つ。スクリーンからはPOWER!BNR!の文字が赤黒チカチカとブレイクビーツの波状攻撃とともにマーキーをバキバキにアゲまくる。その破壊力は相当なもので、マーキーは熱気でムンムンのサウナ状態。天井から、冷やされた水蒸気がボタボタと雨のように垂れてくる。そしてこれがまた臭いんだ!でも何だか臭い方がみんな楽しいみたいで、その場を動かないんだ!アホみたいに踊り続けてるんだ!

それを見て悟った。フジロックは欲望を解放する場なのだ。

ボーイズ・ノイズ→マイロとねちっこい大人のいやらしい流れで夜は更けていくが、昼間の雨にやられて、更に赤黒チカチカにこれだけ踊らされてはエナジーチャージも風前のともしび。疲労困憊の身体に曲がらないロボット状態の両足を引きずってレッドマーキーを後にする。同じように道行くロボット達。しかし振り向くとまだまだ臭い地帯で奇声をあげて解放された大人たちがキラキラ飛び跳ねているのであった。

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写真:古川喜隆

文:mimi

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CHRIS CUNNINGHAM http://fujirockexpress.net/10/?p=3150 http://fujirockexpress.net/10/?p=3150#comments Tue, 03 Aug 2010 16:00:26 +0000 ryotamo http://fujirockexpress.net/10/?p=3150

キモイ、怖い、痛快、凄い!

フジロックに来ている、特にクリエイター達にこれほど強烈なカウンターパンチを浴びせてくれた人もいないのではないか。

通常、どんなアーティストでもステージ上のサウンドと映像がマッチしてひとつの作品として完成されているケースは稀で、大抵の場合、映像は“添え物”である場合が多い。また、「アレコレ口出しした結果」と思わされるような欲望丸出しのものも見られる。映像と音が一体となったステージなんてなかなか拝めるものではない。こんな2時間映画より強いインパクトをグリーンステージでやってのけるとは…この先、こんな空間を体験できることがフジロックであるのだろうか?

“肉体”にこだわり抜いた彼の映像は多くが人間の裸体である。裸でボコりあう男女に炸裂するビート、寝ている間に顔をアレコレやられる子供は、まるで繰り出されるノイズがいたずらしている様だ。時折差し込まれるグッチのフローラの映像がキレイで、逆に怖かったりする。…センパイ勘弁して下さいよおなかいっぱいっスと言いたかった人も多かったのではないかと思うくらい、振り向くと口を開けてポカーンとしている人、人、人…ああ、ラバージョニー!気味が悪いのに忘れられない。

完璧な映像と音のリエゾンからレーザーが山に向かって発せられる。足もとの水たまりにグリーンの光が反射して見とれる。ここはどこ?

こんなエグイ映像ばかり作っている本人が普通にイケメンってところも意外性があって良い。ブサイクなら好感度アップ。まあ顔は何でも良い。大体ステージ真っ暗で映像以外なにも見えなかったから。

重ねて言うが、フジロックに来ていながらクリス・カニンガムを見なかったクリエイターはyoutubeでも何でも探してみるべし。そして散々、後悔して、高いお金払って、どこか海外に飛んで行ってでも見るべし。その価値はある。

何度でも言う。いやはや、エライもん見せられてしまった。

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写真:森リョータ

文:mimi

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THEATRE BROOK http://fujirockexpress.net/10/?p=2965 http://fujirockexpress.net/10/?p=2965#comments Sun, 01 Aug 2010 13:59:03 +0000 bamboo56wave http://fujirockexpress.net/10/?p=2965
遅ればせながら、シアターブルック初体験が今年4月のリキッドへブン。その時に感じたのは、まるでロックの神様が舞い降りたかのように軽やかにステージに佇み、そして情熱的なサウンドをかき鳴らす佐藤タイジの瑞々しい存在感。ロックが大大大好きな人なのだろうと一目で分かった。

ロックなジャムサウンド”ツァラトゥストラかく語りき”で会場は一気にシアター色に染まる。2003年以来のフジロックの登場を待ちわびていたが歓喜し、会場を埋め尽くしていた。「フジは最高。これは絶対最高なんだからね!」と2年ぶりの復活を遂げ、苗場に帰還した佐藤タイジは喜びを表し、続く新曲”イカロスの大地”。ヘビーなリフが印象的だ。アフロヘアとサングラスがとてもよく似合う。そしてファンキーでノリのいい”ドレッドライダー”や新譜からの”お尻をひっぱたけ”など鳴りのいいギター音に惹かれているとあっと言う間に終盤へ。1時間ってちょっと短すぎはしませんか・・・!?

最後は名曲「まばたき」。彼の大きな口からこぼれる生々しくも鮮明な言葉の数々は聴くごとに耳を刺激される。リキッド・ヘブン、ナチュラル・ハイ、そして今回のフジロック、フィールド・オブ・ヘブンと回を重ねるごとにシアターブルックのよさを堪能し、ますます佐藤タイジのセクシーさに惹かれるのであった。
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写真:岡村直昭
文:千葉原宏美

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ザ・クロマニヨンズ http://fujirockexpress.net/10/?p=4384 http://fujirockexpress.net/10/?p=4384#comments Sun, 01 Aug 2010 09:35:09 +0000 jet-girl http://fujirockexpress.net/10/?p=4384  「現在お座りになっているお客様、次のバンドは大変な混雑が予想されます、お立ち頂けますようお願い致しまーす。」

 それまでマイチェアでくつろいでいたお客さんに、ホワイトステージのスタッフより声がかけられ始めた。日も暮れかけ始めたフジロック二日目。着々と流れ込むお客さんで、ホワイトステージはパンパンになり始めていた。

 「ありがとう。あいたかったよ!」

 ”弾丸ロック” で幕を開けたザ・クロマニヨンズのライヴ。前のめりスタイルで現れたヒロトが”タリホー”で腕をブンブン振り回して見せる。ステージで跳躍する姿は、相変わらず重力を感じさせない。

 中盤、”草原の輝き”でヒロトの鳴らすハープが背後の山々にバリバリと吠えるように響き渡った。演奏後、着ていたTシャツを脱いでいたヒロトは脇の下をタオルでワシワシと拭いてみせて、いたずらっぽく笑っている。

 「やあ!気持ち良かったからちょっと今日は長かったけど。これからまたテンポを上げていくので。みんなも一緒に歌ってくれー。」

 そう言ってヒロトが客席に呼びかけると、”グリセリン・クイーン”から再び演奏を疾走させ始めた。スクリーンにはたびたびメンバーのアップが映しだされる。ほのかに浮き出ている腕や首元の血管がスクリーンにあらわになるたびに、あぁ、血の通った人間の音だなぁ、なんて当たり前の事を改めて実感して、こちらの胸もアツくなってくる。

 「あぁ楽しいなあ。どこで演るのも楽しいよ? でも、こんなロックンロールが大好きな人がいっぱい集まってくれると本当に、ホーム! 世界中にアウェーは無いような気がして。ただいまぁ!……今なんか、上手にまとめた(笑)」そう言って、言葉の終わりに、おどけてみせるヒロト。

 ヒロトはなぜ変わらないんだろう。見た目? そうじゃなくて。持っている中身、持っている魂みたいなもの。演奏が終わると、ギターの真島がマイクに近づき、客席に向かって「おつかれさーん! またね。」と言って去って行った。これからも、きっと彼らは変わらないんだろうな。 

文:小田葉子

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EGO-WRAPPIN’ AND THE GOSSIP OF JAXX http://fujirockexpress.net/10/?p=3369 http://fujirockexpress.net/10/?p=3369#comments Sun, 01 Aug 2010 08:20:16 +0000 bamboo56wave http://fujirockexpress.net/10/?p=3369

 ともに活動するバンド、THE GOSSIP OF JAXXとのコラボ作『EGO-WRAPPIN’AND THE GOSSIP OF JAXX』でつい最近も話題を集めていたEGO-WRAPPIN。もちろん今夏も数多くのフェスに、EGO-WRAPPIN’AND THE GOSSIP OF JAXXとしての参加が決定に。他フェスよりも一足早くに、2日目のオレンジコートのトリを務める彼らを目撃することができた。

 メンバーと同時に、背中の開いた真っ赤なドレスで登場したヴォーカルの中納良恵。「フジロック、はじまるぞー!」という声の後、両A面シングルとして発表した「BRAND NEW DAY / love scene」から「love scene」を。のっけからオーディエンスを沸かせる、色気のある歌と激しいダンスを見せてくれる。ほんの一瞬にして、グイグイと彼らの世界に引っぱられてしまった。そして見渡す限り観客で埋め尽くされた会場に、メンバーたちのヴォルテージも一気に急上昇。

 その後もライヴというよりも、ショーのような魅せるステージを次々に披露。彼らが流す汗でさえ、一種のパフォーマンスのように思えてくれる。後半戦は、代表曲「くちばしにチェリー」や「GO ACTION」などを織り交ぜたセットを。メンバー自身の中にある音楽力を、すべて解放するようなパワフルさを感じられた。

 また、7月11日に開催されたワンマン・ライヴで、新作のアルバムを9月15日にリリースすることを発表した彼ら。しかも作品を引っさげて、全国18ヵ所(現時点)を巡るツアーも敢行する模様。彼らの熱い夏はまだ始まったばかりだ。

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写真:岡村直昭
文:松坂愛

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Rory McLeod http://fujirockexpress.net/10/?p=4127 http://fujirockexpress.net/10/?p=4127#comments Sun, 01 Aug 2010 05:55:16 +0000 kim http://fujirockexpress.net/10/?p=4127

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写真:北村勇祐

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TA-1 http://fujirockexpress.net/10/?p=3986 http://fujirockexpress.net/10/?p=3986#comments Sun, 01 Aug 2010 04:21:28 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=3986
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写真:直田亨

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MUSTANG http://fujirockexpress.net/10/?p=3970 http://fujirockexpress.net/10/?p=3970#comments Sun, 01 Aug 2010 04:14:08 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=3970

出るも出たりの計7回。まずはその日程をご覧あれ。

7/29 フジロック@OASISエリア内 フジテレビ・ブース (アコースティック)
7/29 フジロック@RED MARQUEE (前夜祭)
7/30 フジロック@FIELD OF HEAVEN
7/30 フジロック@苗場食堂
7/31 フジロック@OASISエリア内 Inter FM・ブース (アコースティック)
7/31 フジロック@場外ショップエリア内 岩盤CDショップ
7/31 フジロック@PALACE OF WONDER

と、前年出演したレーベルメイト、レーヴェンに次ぐ活躍に脱帽することしきり。前夜祭(祝祭)、FOH(象徴)、苗場食堂(飲み屋)を経てのクリスタル・パレス(夜遊びテント)で、「フジらしいステージ」をすべて制覇したということになる。「ムスタングって知ってる?」というナンパの口実(事実です!)も生まれたりして、そのライヴはオーディエンスの中にもしっかりと爪あとを残していた。

20代そこそこながら、ドラムとベースが快いリズムを刻み、ギターは憂いを帯び、エルヴィス・プレスリーのように艶があって震える喉が彩りを添える3ピースは、最後に、深夜のパレスにたむろす夜遊び人間たちをかきまぜていく。3ピースのシンプルなロックンロールだけに、誰かれもが入り込みやすく、かつ”チョコボのテーマ”という飛び道具を備えた彼らは、フランスより遥か日本という地に、その名を知らしめていった。

MUSTANG _SG21574 _SG21590 _SG21613 SG21546

写真:直田亨
文:西野太生輝

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TROMBONE SHORTY&ORLEANS AVENUE http://fujirockexpress.net/10/?p=3961 http://fujirockexpress.net/10/?p=3961#comments Sun, 01 Aug 2010 04:09:29 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=3961

クリスタル・パレス・テントに足を踏み入れれば、人の密度から来る湿気で即座に眼鏡が曇るほど。思えば昼間、フィールド・オブ・ヘヴンを通り過ぎようとしたときだった。人の流れが完全に止まっていたため、足踏みついでにステージへと意識を向けると、ジャズを基本に、ファンクにロックにと、奔放に駆け抜けるアーティストがいた。それが、トロンボーン・ショーティ、20代半ばでありながら、グリーン・デイやレニー・クラヴィッツ、さらにはU2とも共演歴があるというから、末恐ろしい若者だ。

スタジアムクラスのアーティストとの共演を果たしてきたため、ステージの魅せかたは心得ている。コール&レスポンスもそつなくこなし、トロンボーン〜という名前でありながらもトランペットを多用したセットで、曲のブレイクにさしかかればマウスピースから口を外し、手振りを加えて場のテンションを指揮していく。

彼のバンド、オーリンズ・アヴェニューがそれぞれのテクニックを競ったかと思えば、すかさずトロンボーン・ショーティがシャウトを被せてフロアへと放り込んでいく。重さも速さもありつつ、魅せかたまでもを心得た、全方向型アーティストといっても過言ではないだろう。

ステージとフロアが渾然一体となって渦巻くグルーヴは、オーディエンスをテントに呼び集めて、当然のように入場規制となっていた。フィッシュボーンのアンジェロ・ムーアが乱入したりと、熱気が凄まじすぎて、涼みに出る者も多数。オーディエンスからはアンコールの要求も飛び出し、とっておきのセカンドライン・ファンク、”聖者の行進”をかましてフジを締めくくった。

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写真:直田亨
文:西野太生輝

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Makoto Ayukawa (Sheena & The Rokkets) http://fujirockexpress.net/10/?p=3939 http://fujirockexpress.net/10/?p=3939#comments Sun, 01 Aug 2010 03:55:25 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=3939

前日のフィールド・オブ・ヘヴンにて、サンハウスのギタリストとして沸かせた鮎川誠が、自らのルーツをさらけだす時がきた。スピンされたのは匂うブルーズと粗いロックンロール。鮎川の、一筋縄ではいかないコレクションは、クリスタル・パレス・テントを黒く染めあげていく。

奥方のシーナもかけつけ、フロアへと言葉を投げ込めば、オーディエンスは即座に反応し、叫び声を返す。ロックンロールに魅入られた夫婦は、ギャズとベイビー・ソウルのコンビに対抗するかのような仲むつまじさを見せつけて、ムスタングにロックンロールのバトンを渡していた。

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写真:直田亨
文:西野太生輝

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REDSHOES http://fujirockexpress.net/10/?p=3923 http://fujirockexpress.net/10/?p=3923#comments Sun, 01 Aug 2010 03:44:32 +0000 eriko http://fujirockexpress.net/10/?p=3923

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写真:横山正人

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KARMA http://fujirockexpress.net/10/?p=3916 http://fujirockexpress.net/10/?p=3916#comments Sun, 01 Aug 2010 03:37:18 +0000 kim http://fujirockexpress.net/10/?p=3916

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写真:横山正人

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WOMB http://fujirockexpress.net/10/?p=3882 http://fujirockexpress.net/10/?p=3882#comments Sun, 01 Aug 2010 03:30:25 +0000 eriko http://fujirockexpress.net/10/?p=3882

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写真:横山正人

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冷牟田竜之(DAD MOM GOD) http://fujirockexpress.net/10/?p=3869 http://fujirockexpress.net/10/?p=3869#comments Sun, 01 Aug 2010 03:28:00 +0000 ryotamo http://fujirockexpress.net/10/?p=3869

_SG21632 _SG21663 _SG21670 冷牟田竜之(DAD MOM GOD) _SG21654

写真:直田亨

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TAKKYU ISHINO http://fujirockexpress.net/10/?p=3847 http://fujirockexpress.net/10/?p=3847#comments Sun, 01 Aug 2010 03:17:09 +0000 eriko http://fujirockexpress.net/10/?p=3847

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写真:前田博史

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Gaz Mayall (Gaz’s Rockin’ Blues) http://fujirockexpress.net/10/?p=3839 http://fujirockexpress.net/10/?p=3839#comments Sun, 01 Aug 2010 03:16:40 +0000 ryotamo http://fujirockexpress.net/10/?p=3839 続きを読む ]]>

ギャズ・メイオールは決して繋ぎの上手いDJではない。スピンしてしばらく、踊りすぎてレコードの溝が端までいって無音となったり、飛び跳ねた衝撃で針が飛んでしまったりと、やらかすことはたびたびある。しかし、ルーディたちはギャズを愛してやまない。それは、場にいる誰よりもパーティを楽しんでいるのが伝わってくるからだ。

彼が紹介してきたアーティストをざっとあげれば、ザ・ポーグス、ストレイ・キャッツ…彼らを自身のイベント「ギャズィーズ・ロッキン・ブルーズ」に呼び、演奏させたとのこと。それも、駆け出しの売れない時期のことだというから驚きだ。さらには、のちにマッドネス、ザ・スペシャルズを結成するメンバーも、元はギャズが開いていた店の客だったそうだ。スカ・マニアのギャズに散々聞かされた音源たちがヒントとなり、のちに2トーンというパンク以降の一大ムーヴメントになってしまったのだ。

ブルーズ、スカ評論家としての彼は先生で、同じフロアに立てば友達で、遊びたおして粗相(そそう)をしている様子は子供そのもの。こちらは「だらしねぇなぁ」とニヤけながらも、尊敬の念を抱いてしまうのだ。

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そんなギャズが、東京でパーティを開催いたします。本物のリズム&ブルーズを聴きたいなら行かない手はない!

★イベント情報★

Gaz’s Rockin Blues : Londons No1 Blues Dance
8/6 @渋谷 Lush

DJs : GAZ MAYALL , BABY SOUL , KING NABE [ROYAL CHARLEY] , PRINCE MATSUOKA[CLUB SKA] , Dr.IHARA[CLUB SKA] ,
RAS TARO[CLUB SKA] , BOBO[CLUB SKA,UP&UP]

■Open / Start 23:00  ■Charge 2500 (w1D)

_SG10788 _SG10808 Gaz Mayall (Gaz's Rockin' Blues) _SG21191 _SG21218

写真:直田亨
文:西野太生輝

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DEXPISTOLS & ROC TRAX CREW http://fujirockexpress.net/10/?p=3816 http://fujirockexpress.net/10/?p=3816#comments Sun, 01 Aug 2010 03:13:05 +0000 kim http://fujirockexpress.net/10/?p=3816

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写真:前田博史

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Beardyman with Tucker http://fujirockexpress.net/10/?p=3804 http://fujirockexpress.net/10/?p=3804#comments Sun, 01 Aug 2010 03:08:56 +0000 ryotamo http://fujirockexpress.net/10/?p=3804

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写真:直田亨

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LA RUDA http://fujirockexpress.net/10/?p=3792 http://fujirockexpress.net/10/?p=3792#comments Sun, 01 Aug 2010 03:00:17 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=3792

ZI1V8495 ZI1V8503 LA RUDA ZI1V8527 ZI1V8498

写真:前田博史

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快速東京 http://fujirockexpress.net/10/?p=3724 http://fujirockexpress.net/10/?p=3724#comments Sun, 01 Aug 2010 02:55:00 +0000 eriko http://fujirockexpress.net/10/?p=3724
 快速東京というバンド名よりは、奇天烈混沌超速特急ともいうべき新人が苗場に嵐を巻き起こした。この4人組は、ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムというシンプルな4人編成の若者で、スラッシュメタルを旨みとして十二分に取り入れた激烈激速のハードコア、というかパンクというべきか、そんな感じの音楽をやっている。

 特徴としてはとにかく切れ味抜群のリフと速さで全部まとめてぶったぎることだろうか。若者らしく活きのいい演奏で、坂道だろうが曲がり角だろうがとにかく目標物に向かって走っていく。それも感情むき出しで荒削りなところがまたよい。出鱈目というかユニークというかそんな歌詞をハイトーンで絶叫する歌い手も印象的で、楽曲の混沌具合はさらに深まっていく。楽曲を1~2分台にまとめあげているのも特徴で、やりたい放題に詰め込んでいる感じなんだが、楽曲として確かなインパクトを聴き手に残してくれる。すべてを巻き込むハリケーンのような、そんな強烈さが存在するように思えるのだ。

 4つ打ちを取り入れた横殴りの曲やヘヴィなミドルチューンも顔を出していたことはあったが、ほとんどがスラッシュ寄りの速さを持つ曲ばかりなところは本当にいさぎ良い。それで全15曲で約20分のステージを駆け抜けていた。たしかに快速なのかしれないのだが、15曲で20分って逆にこれは各駅停車じゃないかなと思ったりという疑念も浮かんだり(笑)。それでもこのステージでとにかく強烈なインパクトを残していたのは、盛り上がり具合を見ればよくわかる。「帰ったらgoogleで検索してみてください」という去り際のお願いにも応えてくれる人が多いのではないだろうか。そんな予感を覚える強烈なステージであった。今年見たルーキーの中では、かなり異彩を放っていたことも述べておきたい。

_HY19557 _HY19576 _HY20021 快速東京 _HY29972

写真:穂谷益代
文:伊藤卓也

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MUSTANG http://fujirockexpress.net/10/?p=3748 http://fujirockexpress.net/10/?p=3748#comments Sun, 01 Aug 2010 02:42:43 +0000 natsuki http://fujirockexpress.net/10/?p=3748

th_ZI1V8440 MUSTANG th_ZI1V8457 th_ZI1V8462 th_ZI1V8463

写真:前田博史

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MYLO http://fujirockexpress.net/10/?p=3749 http://fujirockexpress.net/10/?p=3749#comments Sun, 01 Aug 2010 02:39:54 +0000 ryotamo http://fujirockexpress.net/10/?p=3749

KG010139 KG010140 KG010145 KG010149 MYLO

写真:古川喜隆

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IVAN SMAGGHE http://fujirockexpress.net/10/?p=3713 http://fujirockexpress.net/10/?p=3713#comments Sun, 01 Aug 2010 02:28:58 +0000 ryotamo http://fujirockexpress.net/10/?p=3713

KG010176 IVAN SMAGGHE KG010233 KG020134

写真:古川喜隆

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