レインコートや長靴を完璧に着こなし、グリーンステージでサンボマスターが始まったと聞けば続々ドドッと押し寄せ、オアシスに美味しいご飯の噂があれば駆けつけるといった具合に、雨でも存分にフジロックを楽しんでおりました！中には、朝７時に集合して、苗場でランニングをするという元気な人たちも！運動した後のビールはさぞかし美味しかったことでしょう！

もちろん、各ステージのライブも雨であろうと通常運転！午後一番でホワイトステージに登場したPUNPEEは、リンキンパークの「Numb」のトラックをかけたり、PSGのメンバーが勢ぞろいするなど話題性の多いライブで、ツイッターのトレンド１位を獲得。レッドマーキーでは、２０１５年に苗場食堂で出演したネバーヤングビーチが超満員のフロアを気持ちよく揺らしてくれました。夜のグリーンステージにはコーネリアスが登場。新旧交えたセットリストで独自の世界観を披露してくれました。
コーネリアスのライブが終わると、人の流れは一気にホワイトへ。出演が決まったときから大きな話題となっていた小沢健二の登場です！１曲目から、スチャダラパーと共に「今夜はブギーバック」をドロップしたかと思えば、MCでニューシングルのリリースを発表するなど、サービス精神満載のステージで待ちわびた観客たちの心を鷲掴みに！オザケンファンのみなさん、待っていた甲斐がありましたね！
２日目のヘッドライナーを務めたのは、鬼才・APHEX TWIN。会場に向けて投げつけられるように炸裂するビートと、日本向けに作られた爆笑映像という変態性を感じずにはいられない組み合わせでステージをジャックし、唯一無二の存在感をフジロッカーたちの記憶に刻みつけました。いやぁ、本当に強烈なインパクトでしたね！

その他にも、毎年恒例の「ガールズコレクション」や、「イケメシュラン」、「突撃！テント訪問！」など、お客さん参加型の企画もたくさん実施。ご協力いただいた方々、どうもありがとうございましたー！

１歳と４歳の娘さんと一緒にムーンキャラバンでキャンプをしていたユモトさんファミリー。
小さい子と一緒に来るときの苦労を聞いてみると、「昨日は娘が行きたくないとぐずって、入場ゲートに着くまでに３時間かかりました（笑）」という大変なエピソードを話してくれました。
入場するまで３時間ですか！！！
それでも笑っていられる家族って素敵だなぁ。
「子どもと行くときは、これを見れたらOKっていう心づもりでいます。そうじゃないと、お互いに楽しくない思いをしますからね」と笑顔で話すお母さんに、母性愛ってやつをひしひしと感じました。
母は偉大です！

愛犬のウメちゃんと一緒に、ムーンキャラバンを散歩していたオオバさんファミリー。
実は、ムーンキャラバンは車の乗り入れが可能なだけでなく、ペットと一緒に滞在できるエリアなのです！
ペットを置いて長期外出ができないという方でも、これなら安心ですね！
中学生と小学生の息子さんに「フジロック楽しい？」と聞いてみると、「疲れる」という素直な感想が返ってきました（笑）。
確かに、会場までの距離がムーンキャラバン唯一のネックかもしれませんね。

学校の友達とか、友達の友達とか、今日初めて会った人などが一緒に過ごしているというカオスティックなムーンキャラバンのテントに遭遇。
初めて泊まっているというムーンキャラバンの居心地について聞いてみると「静かだし、涼しいし最高です！」とのこと。
写真を撮る際にポーズをお願いすると、寄せ集めとは思えないほどのチームワークを発揮してくれました！
ノリが素晴らしい！

ムーンキャラバンで、ひときわ目立つ車を発見！
キャンピングカーとして売り出されたクラシカルなワーゲンバスで、１９６０年代製のものだとか。
年代を重ねてきた車ならではの格好良さがありますね！

２組の親子はいずれも、お父さんとお子さんのペア。
お母さんは小さいお子さんと家でお留守番だけど、「行ってきなさい！」と気持ち良く送り出してくれたそうです。
家族の理解があってこその楽しいフジロック！
今度はみんなで来れるといいですね！

ムーンキャラバンで、ゆるーい雰囲気でキャンプを楽しんでいたみなさん。
とてもキャンプ慣れしている様子だったので、キャンプへ行く際の必須アイテムを聞いてみると、「紐」という玄人らしい答えが返ってきました。
曰く、「物を縛るときも、洗濯物を干すときにも使えますし、一緒にビニールシートがあればタープを作ることもできます！」とのこと。
勉強になります！

ムーンキャラバンで焼きサバをつまみに一杯やっている方々を発見。
聞けば、ムーンキャラバンができてから、ずっとオートキャンプをしている常連さんだそうです。
今年のお目当てを聞くと「ビョークにリベンジしたい！」との答えが返ってきました。
リベンジという言葉の理由を聞いてみると、お子さんが小さいときにフジロックでビョークを見ようとしたものの、途中で泣いてしまったためにライブを見れなかった経験があったそうです。
その娘さんも、今では中学生になって、今年は一緒にライブを見る予定だとか！
聞いているだけで感慨深い話。
いい思い出を作ってくださいね！

もともとはバイクでツーリングする仲間だったという３人。
キャンプ道具は、バイクに積むことを前提に考えているのでコンパクトさを重視しているそうです。
それぞれが１人用のテントに宿泊しつつ、シートを敷いて昼間の宴会をしておりました。
３人はバイクだけでなく、ウクレレも共通の趣味だとか。
「ウクレレならバイクでも運べますからね！」と、楽器選びでもコンパクトさを重視する姿勢はさすがです！

結婚を機に１０年ぶりにフジロックにやってきたというご夫婦。
荷物の配送トラブルでテントの設営が遅れるという事態に見舞われつつも、なんとかテント設営をしてフェスティバルを満喫していました。
今夜は知り合いが出演するROOKIE A GO-GOへ遊びに行く予定だとか。
久しぶりのフジロック、思い残すことなく満喫してください！

新調したというテントの広い前室で、まったりとくつろいでいたお２人。
なんと小学校からの幼馴染だそうです！
今は結婚して、お子さんもいるそうですが、フジロックには友達同士で来るとのこと。
何年経っても仲良しで、しかも、毎年一緒にフジロックに来る友達ってめちゃくちゃ貴重な存在ですよね！
羨ましい！