エリア名:Gypsy Avalon
メニュー名: チキンフォー(600円)
チキン売り切れたので具は温泉卵になりました。
酸っぱいスープとモチモチな麺、とても爽やかな食感です。
美味しかった!
★★★★
]]>6人編成のアフロベゲがそれぞれステージの持ち位置につくと、ベースのSuzKenが「アフロベゲで踊る元気は残ってますかー?」と挨拶した。最終日の夜とあってアヴァロン前に集まったほとんどの人が腰を下ろしている状態だったのだが、それも最初だけのこと。オマールが母国語(おそらくウォロフ語)で歌い、はじめは静かに始まったステージも、ギタリストの津田悠佑が奏でるアルペジオから一気にテンションが上がる。サバールや佐々木俊之によるドラムが入ってパワフルなアフロビートが炸裂すると、座っていた観客が皆ぱっと立ち上がって踊り始めた。これは踊らずにはいられない音楽なのだ。座って見るなんてもったいない!
民族衣装のような服に身を包んだオマールは歌い、踊り、ジャンベを叩き、エネルギッシュというかエネルギーそのもの。それなのに、MCで話し出すと訛りのある日本語で「あのね、あのさー、全然(声が)聞こえないよ!」と煽るからかわいすぎる。観客もどんどんノッてきて盛り上がる一方だ。ベースをうねらせるSuzKen、サックスとフルートを持ち替えながらビートに彩りを加える藤原大輔、躍動感を演出する佐々木の演奏も素晴らしい。「踊りましょう!簡単です!」と言って、みんなでできるダンスをオマールが伝授してくれたり、「フジローック!」とコール&レスポンスしたり、情熱的なビートで踊りながら、楽しくて仕方なくなるステージ。ライブが一旦終わった後もアンコールを求める声が大きく、もう1曲演奏してくれることになったほど。最後に「愛の曲をやります。愛は国境ないです」と語ったオマールの普遍的なメッセージを体全身に浴びることができたハッピーな締めくくりだった。
]]>グリーンステージの黒バックに白抜きのロゴはさすがに気持ちがアガる。その中を悠然とメンバーが登場。TAIKINGのブルージーなフレーズが印象的なオーセンティックなロックナンバーで、まだツアーぐらいでしか披露していない“In The Zoo”でライブはスタート。オーディエンスはキョトンとしている。社会に飼われたような生き方はどうなんだ?という、これまでもSuchmosが“GAGA”や“Alright”で扱って来たテーマに近いが、何しろ重心の低いロックに皆、ただ聴き入る。さらにまた新曲“BROOKLYN”。「グリーンステージに来ちゃったよ」というYONCEの一言は言葉の軽快さに比べてその感慨は格別だろう。HSUもオーディエンスと山々を見渡している。オアシス的なアンセム感にザ・ミュージックの“People”も想起させるのはここがグリーンステージだからだろうか。ハードなギターを掻き鳴らすTAIKINGは最後はステージにそのビンテージのストラトを置いて、スチールギターのように弾いて弾いて弾きまくる。そうして見える部分だけでなく6人の音が緩急の効いたバランスで明らかに存在している。2年前のホワイトステージとはもう違うバンドといっていい、身についたタフさが明確に伝わる。
イントロも大幅にアレンジに変更が施された“WIPER”はそれでも「やっと知ってる曲が来た」とばかりにオーディエンスが揺れ始める。高音でちょっと声がしゃがれている感じもあるが、ハードボイルドな今日のSuchmosにYONCEのこの声は悪くない。ビートルズの“Come together”に繋いでいき、再びオリジナルのメインテーマに戻ってくる構成もすっかりライブで定着した印象。そしてもう1曲Suchmosのヒーローたちへのリスペクトが曲の構成に含まれている“FACE”。表情の変わらないOK(Dr)のアップがビジョンに抜かれるが、スネアのビート感はシュアで最高だ。タイトなビートとTAIHEIのジャズとソウルの要素を携えたローズピアノのフレーズ。レアグルーヴや新世代ジャズのエッセンスを飲み込んで消化した彼ららしいアレンジだ。そこからボブ・マーリィへの敬愛の念を表す“Get Up,Stand Up”を一節入れて、“FACE”のサビへ繋ぐ。アンサンブルの厚みもグリーンに似合う。
ルーキーアゴーゴーから出演し、ホワイトステージにも立ち、いま、グリーンステージに立っている。グリーンステージに立っている自分たちの憧れのアーティストがどんな気分でいるのか?不思議だったが、今、わかったとYONCEは言う。「素晴らしい気持ちです。ありがとう、木々たちよ」と、立った人間ならではのコメントを発した。そこからさらに初披露の“YOU BLUE I”という、青臭いままでいる自分を認めながら、開き直るでもなく、音楽に最初に感じた気持ちのまま、今自分は音楽を作っている、そんな素が覗く。少し民族的なムードもある曲調はいつか音源でしっかり聴いてみたい。
短く「We Love Football」と曲振りをして“VOLT-AGE”へ。緊張感を高めるTAIKINGのギターリフとボトムを支えるHSUのベースが肝の曲だが、6曲演奏してきて時間的にも、今日彼らがやろうとしていることがわかった気がした。踊れるレアグルーヴ曲は外し、徹底してフジロック、ひいてはそこで得た感動や先人への感謝を盛り上げるのではなく、この地にしっかり根差そうとするような曲ばかり選んで来たのだ。想像だが、ここでヘッドライナーを張れる日が来たら、2時間のセットでベスト・オヴ・ベストな選曲で臨むんじゃないだろうか。それぐらい、Suchmosにとってフジロックは今や1回出演できたら目標達成、ではなくなったのだろう。
ラストに彼らのライフスタイルを表現した“Life Easy”が大きなグルーヴで演奏されたのだが、その前にYONCEは「幸せってなんだろうね?わかんないけど、笑ってたいよね。生きてたいよね。愛し愛されてたいよね。これからも音楽とフジロックとSuchmosをよろしく。音楽だけが頼りだから、俺は」言語化されたそれが、この日のステージがこういうセットリストや演奏になった理由の全てだろう。この日のことをずっと覚えておいて、またこの地で6人に会いたい。
]]>一番好きなところはコドモの森、3人とものタトゥーとても魅力的!
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