FUJIROCK EXPRESS '22

LIVE REPORTRED MARQUEE7/28 THU (EVE)

DJ MAMEZUKA(一発目)

  • DJ MAMEZUKA(一発目)
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Photo by 粂井健太 Text by 三浦孝文

Posted on 2022.7.28 21:09

「おかえり!」「ただいま!」3年ぶり歓喜の咆哮!

3年ぶりに帰ってきた前夜祭、早くも20時!花火の盛大な打ち上がりが完了するや否やレッドマーキーのゲートがオープン。テープ前にいた全員が「待ちわびた!」とばかりに前方へダッシュする。興奮のあまりステージに乱入したオーディエンスの「イエー!イエー!」の掛け声とともにDJ MAMEZUKAのファーストセットがはじまった。

赤い男、DJ MAMEZUKA(以下マメさん)も2019年来3年ぶりの苗場帰還だ。コロナ禍の間も関西エリアを中心にした各種イベントでメイン、サポート、形態は問わず音楽への愛を表現をし続けてきた男。この男の爆音なしにはフジロックは始まらない!

初球はRC SUCCESSIONの“よォーこそ”。フジロッカーを熱く、暖かく迎えてくれるドンピシャの曲だ。マメさんもハンドクラップ促しフロアの熱を上げていく。そのままレッド・ツェッペリンの“Rock and Roll”、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの“Give it Away”にビースティー・ボーイズの“Fight For Your Right”を丸ごとスピンだぜ!?普通なら胃もたれしてしまう大味に次ぐ大味の繋ぎ。マメさんだから許される大技!盛り上がらないわけがない。身体を揺らし、飛び跳ね、ハンドクラップとそれぞれに最高の笑顔で楽しんでいる。

年末の来日が楽しみなブラック・ミディの“Welcome To Hell”を挟んで、ニルヴァーナの“Breed”のぶっといベース音が鳴り響くと、フロアの熱が一気に上昇!繰り出される大技はとどまるところを知らない。ザ・クラッシュの“I Fought the Law”でみんなが拳を突き上げている様には、思わず目頭が熱くなってしまう。今年もジョー・ストラマーがみんなを嬉しそうに空から見守ってくれているんじゃないだろうか。

DJ MAMEZUKAのキックオフ部のラストは、ブルー・ハーツの“終わらない歌”。「終わらない歌を歌おう クソッタレの世界のため…」フジロッカーたちの想いを余すことなく伝えてくれているようなこの名曲で締めくくった。

このかけがえのないフジロックという場が、これから未来に向かってずっと続いていくように、お互いへのリスペクトと愛から最低限のルールは守りつつ、笑って踊って、手を叩いて、たった今生きてるってことを思いっきり楽しみましょう!

[写真:全10枚]

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7/28 THU (EVE)RED MARQUEE