MOREFUNAREA REPORT7/28 THU (EVE)
Joe’s Garage Naeba presents “芸術衝突 Art Clash”
ジョーは今年もここにいるよ
今年もここへやってきた。忌野清志郎と並ぶフジロックの象徴、ジョー・ストラマーに捧げるエキシビションスペース「Joe’s Garage」だ。実際のオープンは明日29日からで準備の最中だったのだが、主催者である太田哲二さんが暖かく出迎えてくれて今年の見どころを大いに語ってくれた。
今年はRyan Callistro、武藤昭平、菊池茂夫、Magnus Jansson、スティーブ・ラップポート、Roy Lowry、ボブ・グルーエン、Enrigue Flores、ジョセフ・ジェコジンスキという総勢9名のアーティストの作品が登場する。中でも目玉は『I Fought the Law』の日本シングル盤のジャケットをデザインしたRyan Callistro、ジョーがロンドンマラソンに出た時の姿を撮影したというスティーブ・ラップポート、『London Calling』のB面曲『Armagideon Time』のカバーをデザインしたRoy Lowryと、ザ・クラッシュ/ジョー・ストラマーマニア垂涎の濃い縁のアーティストたちによるアート作品だ。Roy Lowryによる『Armagideon Time』だが、79年リリースということで79枚限定だったという幻の盤の超貴重なシルクスクリーンラフスケッチが展示されるとのこと。これは必見だ!
今年のJoe’s Garageのメインデザインを手掛けたのはメキシコ出身のグラフィックデザイナー、Enrigue Floresだ。ジョー・ストラマー・ファウンデーションのTシャツデザインコンテストの優勝者でもある彼。メインデザインのTシャツとバッチを購入することもできる。
フジロックはただ野外で音楽を聴くだけの場ではない。たった今、この地で観たもの、聴いたもの、触れたものすべてをあなたの視点から楽しみ尽くすことができるのがフジロックだ。ジョーの魂が宿る場所、ここ「Joe’s Garage」にぜひ立ち寄ってみてほしい。きっとあなたに新しいインスピレーションを与えてくれることだろう。
Info.
『Joe’s Garage Naeba presents “芸術衝突 Art Clash”』
29-31 July 2022
13:00-18:00
[写真:全6枚]