FUJIROCK EXPRESS '22

MOREFUNPEOPLE7/29 FRI

会えました。SNSでフジロック愛を呟いていた人に。

  • 会えました。SNSでフジロック愛を呟いていた人に。

Photo by 小亀秀子 Text by 小亀秀子

Posted on 2022.7.29 13:44

フジロック初日、熱い思いでゲートをくぐる

キャンプ地ムーンキャラバンから、最果ての地ジプシーアバロンまで、フジロックの会場は広い。歩く。そして広い。
それでも、どういうわけか、出会えるんです。会いたい人に。
 入り口ゲート前で別の取材をしていた時、快く応じてくれた女性二人組のフジロッカー。その一人が、以前ツイッターで呟いていた、ちょっと噂の人物だったんです。
Message forフジロックという企画で、色んなフジロッカーに思い思いの言葉を書いてもらう。それに応じてくれた彼女が書き出した言葉『東京から苗場まで…』でピンときました。
もしかして、ツイッター上げていた方ですか!?ビンゴでした!
東京から苗場まで歩いたという内容をツイートされていて、フジロッカーズオルグのメンバー内でも興味あるねと声が上がっていたんです。そのまま直撃取材させてきただきました。
オルグ「ど、どういうことですか!?」
きのたけさん「いや、実はあれ、妄想なんです!」
オルグ「!!!」
きのたけさん(写真左)は、フジロック愛が強すぎて想いを馳せているうちに思いついたんだそう。彼女の住む広島から苗場まで歩いたらどうなるんだろう。思いついたのが6月20日で、グーグルマップで距離を調べると1日20Km歩かなきゃならない。それは不可能だ、それなら東京からならどうだろう。1日5Km歩けば間に合うな…と、もはや妄想なのか本当なのか分からないくらいのリアルさで、きのたけさんは語ってくれました。
でも、そもそもなんで徒歩?そんな疑問をぶつけると、もともとランニングをしているのでそういう発想に繋がったんだそう。
そして、さも本当に行っているかのように、『いま○○まで来た』とツイートすると、それを見たフォロワーさんが「このお店の○○美味しいよ」と教えてくれたりと、妄想という言葉では収めるのはもう違っていました。気持ちはもう、本当に苗場なんです。
妄想って、自己満足なところもあるじゃないですか。人には伝わりにくい部分も。
でも、お連れの友人のキャット・トレーニングさんは良き理解者で、きのたけさんと同じく、フジロックへの愛を抱く方でした。
こんなに広い会場なのに、偶然ってすごいですよね。
フジロックへの愛が、思いを引き寄せてくれる。
暑い炎天下の中、快く取材を受けて下さったお二人、ありがとうございました!どうか、楽しんで行ってくださいね。
そして、無事にフジロックを完走して、お家に帰れますように。

お名前:
きのたけさん(写真左)、キャット・トレーニングさん(写真右)
フジは何回目?
きのたけさん:7回目 キャットさん:11回目
おめあては?
きのたけさん:BONOBO
キャットさん:VAMPIRE WEEKEND

[写真:全1枚]

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7/29 FRI場外