MOREFUN - PEOPLE 7/29 SAT
人生変わったフジロック@FUJIROCK会場
人生の節目とともに、フジロックがありました。
【SHINJI KANEKO さん】
翻訳の仕事をする傍ら、音楽活動をされているSHINJIさん。
お話を伺うと、彼の人生にはフジロックに寄せられているのが分かりました。
ラインナップだけをみると、サマソニの方がいいと思うけれど、フジロックは知らないバンドやパフォーマーが出ているのも魅力で、サマソニはライブを観るだけだが、フジロックは全部込みでいい。そう感じるんだと話してくれました。
フジロックに来たきっかけは、海外に留学していた学生時代の2008年、友人に誘われてキャンプで参加したのが初めてだそう。留学を終えて帰国後、他社も含めてスマッシュへ履歴書を送ったこともあった。結果は採用とはならなかったが、その後、フジロックで翻訳の仕事に2年ほど就いた後、彼は違和感を感じ始めます。もともと音楽活動をしていた自分は、音楽業界に入りたいのではなく、音楽をやりたいのだと気が付く。そして、2015、2016年とルーキーに応募し、2018年から毎年フジロックには参加しながらも、フジロックのバンドのクルーを1年間勤め、オレンジカフェでのライブの転換の時間10分間で、3曲を演奏。転換の、しかもお客さんは次の主演者が目当てで待っているわけだから、相当な緊張だったと。
その時に、自身のオリジナル曲「フジロックのうた」を作成し、いつかはフジロック でそれを歌いたいと夢見て、現在も彼は音楽を続けています。
様々な経験をされているSHINJIさん。それなのに、とても謙虚に自身について話してくれました。
フジロック会場には、ステージの大きさや立地によって、様々なステージが存在しています。それは視覚的にも比較的わかりやすいことから、グリーンステージでのライブを目標にしたら、イメージは湧き易いのでしょう。
人生の節目には、フジロック。音楽がつなげた縁。
いつか実現するよう、応援しています。
「木道亭にストリートピアノできたんですよね?明日行ってみようかな。練習して来ました。」
そう言いながら笑う彼は、探究心を忘れない努力家なのですね。
暑い中、ありがとうございました。
[写真:全2枚]