15時。時間通りにレストランアルムから行進してくる。

く〜だらない、くだらない
くだらない音頭〜で入場。

なんともゆるいライブだが、それが皆を惹きつける。周囲を見れば、みんな笑っている。歌詞がゆるいだけではなくて、ハッチさんの歌うパフォーマンスや身の振り方がまた面白い。この方は、引き出しが本当に多いんだな。
しかもアカペラで草原でのステージを歌い上げるんだから、声の張りもすごい。

オーディエンスを巻き込んでのライブ。飽きさせないし、みんな笑ってる。大人も、子どもも。ライブ中にハッチさんに声をかけている。

最後に物販で少年がCDを買うと、快くサインしてくれていた。
君、誕生日いつ？　決して近くもなんともないけれど、誕生日おめでとう〜と祝ってくれていた。

【ハッチさんミニインタビュー】　
ライブ後、次のステージに入る数分だけ、お話を聞いた。
去年まで歌は歌えなくて、やっと今年歌が解禁になった。

2007年からフジロックには参加していて、今回で16年。昔は1日で3ステージあったから、体力がもたなかったと。

ファンの方に一言お願いします、と言うと。

「あー、誕生日おめでとう！」

そう言うと、颯爽と次のステージに向かって行った。

Oh,さだはる！
ロックンロール！力道山！

お父さんお母さんも私も、ツボにハマりそうになる。そのセンス。最高です。