LIVE REPORT - GYPSY AVALON 7/26 SAT
ケロポンズ with くまモン
子どもたちのヘッドライナー、大型ゲストを引き連れ登場
フジロック2日目、昨日以上のめちゃくちゃいい天気の中、アバロンに登場したのはみんなだいすきケロポンズ。バックバンド・おなかペコペコズのメンバー4名と、ケロちゃん、ポンちゃんが大歓声の中ステージに上がる。
事前にプッピーズの3人からレクチャーを受けて、1曲目は“アッポイポイ”!会場の子どもたちが愉快にジャンプし、大人もジャンプするフジロックらしい光景が広がる。“バナナバネバネ”は、2人組で手を繋いで腕を振ったり、バナナの皮がむけたような動きをする1曲。お隣同士のお友達と楽しく手をつなぐ様子がちらほら。
ここでスペシャルゲストのアナウンスが。ケロポンズのふたりが「誰が来たと思う?」と会場に聞くと、くまモンが登場!熊本からはるばる飛行機で来たとのこと。フジロックにゆるキャラが出演するのは初めてなのではないか?
まず披露された“くまモンタッチ”は軽快なバックバンドに合わせてくまモンといっしょにほっぺ、おなか、おしりなどをタッチする手遊び。小さな手でほっぺをタッチするくまモンが可愛らしい。続いて、ダンサブルな”まんまくまモン”。ワイルドにタオルを振り回すくまモンに合わせて、みんなでタオルを楽しくぐるぐる。「モンモン チョアー!」という掛け声は、なんだかヒーローの変身ポーズみたいでかっこよかった。
続いてくまモンが退場すると、プッピーズが活躍。「子どもたちに聞きたいんだけど、ヒップホップって知ってますか?」と、やけにストレートな投げかけからはじまった“ヒップホッぷぅーたいそう”、食べ物の名前が出てきたタイミングに合わせてわーっと叫ぶのが楽しい“パクッとたべましょう”など、楽しい遊びが続々。朝一番の暑〜いアバロンでも苦しくないちょうどよい振り。もちろん水分補給も大切なので、オーディエンスを気遣う給水タイムもあり。子どもだけではなく、大人も真面目に遊べるのがこのステージのいいところ。自分が子どもだと思えば子どもなのです!
ステージ終盤は、一度舞台袖に帰ったくまモンが再び登場し、“にじ”、そしていよいよ“エビカニクス”を披露。くまモンは赤くてキラキラした「爪」を装着し、キレがあるダンスで魅力した。くまモン、プッピーズ、ケロポンズにおなかペコペコズと、たくさんの人々(そしてくま)が作り上げた豪華ステージ。わくわくして、ほっと安心できる心地よい時間だった。
アバロンに12回出場、13年目だと話すケロポンズは、フジロックで唯一無二のポジションを誇るベテランアーティストだ。今年も子どもと大人のための楽しいフジロックを作り続けてくれてありがとう〜!
©2010 kumamoto pref.kumamon
[写真:全10枚]