NGOヴィレッジのトークステージにて、16時から国際難民支援団体REIによるトークショーが行われました。REIは、国境地帯における難民支援を中心に活動している団体です。
登壇したのは、REIの活動に関わる3名。団体に参加して1年目のNinaさん、今年2月にタイの難民キャンプでインターンを経験したJamieさん、そしてREIのバックオフィスを支えるマリ子さんです。
印象的だったのは、Jamieさんが語ってくれた現地でのエピソード。タイの難民キャンプで出会った現地マネージャーは、かつて麻薬中毒を経験していましたが、REIの支援によって職を得て人生を立て直し、今は地域の中で重要な役割を果たしているそうです。支援がエンパワーメントにつながっていく、リアルな実例が胸に響きました。
また、社会人類学を学んだNinaさんは、支援とは上から与えるものではなく、ともに考え、つくるものと語り、REIが現地のニーズに寄り添いながら、エンパワーメントを重視した支援を行っていることに強く共感していると話していました。
難民を取り巻く状況は、地域によって大きく異なり、ケアも多面的である必要があります。REIのブースでは、さらに詳しい話を直接聞くことができます！