FUJIROCK EXPRESS '25

MOREFUN - AREA REPORT 7/27 SUN

初めてのフジロック体験記 #4最終日 れおれおにの場合

  • 初めてのフジロック体験記 #4最終日 れおれおにの場合

Posted on 2025.7.28 05:58

フジロック最終日

最終日は友人たちと一緒に行動した。全員の目的はただひとつ、kanekoayano を観ること。レッドマーキーに集合し、気合いを入れて突入。

最前を確保せよ
1組前のアクトから中に入り、蒸し暑さに耐えながら、じわじわと前へ前へと詰めていく。
もちろん、アーティストには最大限の敬意を払って。地蔵なんて愛がなさすぎる。ぼくらは本気で観に来ている。

結果

最前センター、確保。そしてkanekoayanoの開演。僕はこれまで50公演以上彼女のライブに通ってきたからわかる。この日の彼女は、どの会場でも見せたことのないような熱の入り方をしていた。ぼくらの熱狂に呼応するように、アーティストたちも生き生きしていた。
伝家の宝刀『アーケード』では、会場全体が今まででいちばん心がつながったような気がした。あのシンガロングは、一生忘れない。
友人とフジロック
ライブ後はそのまま羊文学を観にホワイトステージへ。その道すがら、自然とカネコアヤノの感想会が始まる。あの灼熱のレッドマーキーのしんどさ、あの一瞬の高揚、全部が記憶に残る。苦楽を一緒に味わった友人たちとのこの時間が、思いがけずいちばん大切な思い出になったのかもしれない。
宴もたけなわ
入場ゲートに向かうとSEE YOUの文字が!
「あ、これ毎年Xで見るやつだ!」
それだけで嬉しくなって、僕もつい写真を撮った。
気がつけば、あれほどに熱気に満ちていた苗場が穏やかにクールダウンしていく
祭りの終わりには、いつも名残惜しさがつきまとう。もう少しここにいたい、もう一度あのステージの前に立ちたい。だけどフジロックは、あっけないほどに背中を押してくる。
「また来年な」って。

書き手:れおれおに

四国の医学生で軽音学部に所属しています。フジロック1年生として頑張ります!いちばんの楽しみは、カネコアヤノさんです。フジロックに行くきっかけをくれた存在であり、僕にとって生きる意味そのものです。この特別なステージで、彼女の伝説を見届けたいです。

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7/27 SUNXSUMI初めてのフジロック体験記