MOREFUN - AREA REPORT 7/27 SUN
初めてのフジロック体験記 #4最終日 れおれおにの場合
フジロック最終日
最終日は友人たちと一緒に行動した。全員の目的はただひとつ、kanekoayano を観ること。レッドマーキーに集合し、気合いを入れて突入。
最前を確保せよ
1組前のアクトから中に入り、蒸し暑さに耐えながら、じわじわと前へ前へと詰めていく。
もちろん、アーティストには最大限の敬意を払って。地蔵なんて愛がなさすぎる。ぼくらは本気で観に来ている。
結果
最前センター、確保。そしてkanekoayanoの開演。 僕はこれまで50公演以上彼女のライブに通ってきたからわかる。 この日の彼女は、 どの会場でも見せたことのないような熱の入り方をしていた。 ぼくらの熱狂に呼応するように、 アーティストたちも生き生きしていた。
伝家の宝刀『アーケード』では、 会場全体が今まででいちばん心がつながったような気がした。 あのシンガロングは、一生忘れない。
友人とフジロック
ライブ後はそのまま羊文学を観にホワイトステージへ。 その道すがら、自然とカネコアヤノの感想会が始まる。 あの灼熱のレッドマーキーのしんどさ、あの一瞬の高揚、 全部が記憶に残る。 苦楽を一緒に味わった友人たちとのこの時間が、 思いがけずいちばん大切な思い出になったのかもしれない。

宴もたけなわ

入場ゲートに向かうとSEE YOUの文字が!
「あ、これ毎年Xで見るやつだ!」
それだけで嬉しくなって、僕もつい写真を撮った。
気がつけば、 あれほどに熱気に満ちていた苗場が穏やかにクールダウンしていく 。
祭りの終わりには、いつも名残惜しさがつきまとう。 もう少しここにいたい、もう一度あのステージの前に立ちたい。 だけどフジロックは、あっけないほどに背中を押してくる。
「また来年な」って。
書き手:れおれおに
四国の医学生で軽音学部に所属しています。フジロック1年生として頑張ります!いちばんの楽しみは、カネコアヤノさんです。フジロックに行くきっかけをくれた存在であり、僕にとって生きる意味そのものです。この特別なステージで、彼女の伝説を見届けたいです。