FUJIROCK EXPRESS '25

LIVE REPORT - GREEN STAGE 7/27 SUN

RED HOT CHILLI PIPERS

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PHOTO BY古川 喜隆
TEXT BYあたそ

Posted on 2025.7.27 12:36

軽やかに踊れ!高らかに響くバグパイプの音とともに

2025年のフジロックも最終日!朝いちばんの出演者として「RED HOT CHILLI PIPERS」と名前が書かれているのを見ると、笑いそうになってしまう。前回2019年の出演でも名前で話題になり、そして現地でもから離れないバグパイプの軽快で踊れるサウンドで再び話題になった。

赤と黒のサッカーユニフォームとスコットランドの伝統衣装の間のようないで立ちで登場するパイパーズたち。まずは、“400%”。3人のパイパーズがステージを歩き回りながら、苗場の大自然のなかでその音色を響かせる。時折吹く風も心地がよく、どこかノスタルジーな雰囲気も感じさせる。クラップ&ハンズの起きた伝統的なバグパイプトラッドの“Mrs Macleod of Raasay”のあとは、ボーカルのキャメロンが出てきて“Gimmie all your Lovin’”、そして“Chasing Cars”をしっとりと聴かせる。どの曲も、バンドサウンドとして再構築されているのでより親しみやすくなり、そしてバグパイプが高らかになり、踊らせる。“Chasing Cars”はドリーミーな一曲であったけど、それでも雰囲気を壊さないのだから彼らの演奏技術の高さがうかがえるようでもあった。

ここで、Aviciiの“Wake me up”!音源にはなかったボーカルありもうれしく、軽やかなメロディーに合わせて観客たちからは合唱も起きる!楽しい!やっぱり、朝いちばんのフジロックはこうじゃないと。AC/DCの“Thunderstruck”では、「おお!」という声も上がり、日差しのきついGREEN STAGEを更に踊らせにくる。この曲ってこんなに踊っていいんだっけ?まったく異なる曲のようでもあった。
再び伝統的な“Oblique Jig”では、パーカッションがわざわざステージ前方に出てきて拍手を煽る煽る!演奏される音楽だけではなくて、メンバーそれぞれも盛り上げ上手なところもこのバンドの魅力のひとつだなと思わせる。Jorneyの“Don’t stop Believin’”は、バグパイプの音楽に合わせて踊り、飛び跳ね、声もあがる。ステージを含めた会場の一体感がすごい!聞こえてきた音をそのまま楽しむという音楽のすばらしさをそのまま体現しているような時間だった。

AHAの“Take on Me”も大胆にアレンジされ、「こういうのもありなんだ……。」なんて、感心してしまう。おなじみのフレーズを、バグパイプを持った3人も一緒になって皆で歌うけれど、途中でバグパイプの音がそこに加わるとしっかり主役の音になるので、尚のこと魅力的な音に聞こえる。
最後はQueenの“Rock You”!これはうれしい!こちらもおなじみすぎるあのフレーズに合わせて皆でクラップ&ハンズをし、野太いギターに、高鳴るバグパイプ、こんなの盛り上がらないはずがない!踊りに踊った3日目トップバッター!幸先のいいステージだったんじゃないでしょうか。

[写真:全10枚]

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7/27 SUNGREEN STAGEXSUMI