FUJIROCK EXPRESS '25

LIVE REPORT - WHITE STAGE 7/25 FRI

OK GO

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Posted on 2025.7.25 23:07

曲そのものの素晴らしさ

結論からいえば、今回は派手な演出はなかったけど、いい曲を楽しく演奏するGOODなバンドとしてのOK GOを堪能できたのではないかと思う。

ホワイトステージはほぼ埋め尽くされていて19時40分の登場を待つ。だいたい定刻通り始まる。「オツカレサマデス!」とダミアン・クーラッシュ(Vo/Gt)の挨拶。そして“This Too Shall Pass”を演奏する。サビでは大合唱を促し、ダミアンはステージを降りて客席へマイクを向ける。ここで掴みはOKでホワイトステージは湧き上がる。

早速“Get Over It”を投下して盛り上がりを保つ。“Take Me With You”の前にはダミアンが「ニホンゴガデキナイ、バカナガイジンデス」と自虐的に笑いをとる。

プリンスを思わせる“White Knuckles”など前半から定番曲をプレイしていく。中盤に「何か質問ない?」(英語で)とステージ前の人に尋ねると、「ジャパニーズ・フードで好きなのは?」という質問があった。ダミアンは「おまかせ寿司」、ティム・ノードウィンド(B/Gtなど)は「お好み焼き」、アンディ・ロス(Gt/key/Bなど)は「和牛」? ダン・コノップカ(Ds)は「ビール」と答えた。

新しいアルバム『And the Adjacent Possible』からの曲も多く、後半に演奏された“A Stone Only Rolls Downhill”や“Love”などは重要な曲となるのだろう。よいバイブスを作り、演奏する喜び、楽しさは十分に伝わってくる。

“The Writing’s On the Wall”ではティムとアンディがベースを演奏して分厚い低音でポップさを表現することに挑んでいるかのよう。“Needing/Getting”では古いシンセサイザーのようなガジェットを用いて音をだす。

ラストは“I Won’t Let You Down”そして“Here It Goes Again”。どちらも面白いPVで人気を博した曲であるけど、何よりも軽快なポップさが親しみやすく耳に残る曲となっているのだ。ステージをみるとまずは音楽としての強度を感じるのだ。それがわかって収穫だった。まあ、確かに大量の紙吹雪を浴びたかったけど……。

Set List

This Too Shall Pass
Get Over It
Take Me With You
A Good, Good Day At Last
White Knuckles
Obsession
This Is How It Ends
A Stone Only Rolls Downhill
Upside Down & Inside Out
The Writing’s On the Wall
Needing/Getting
Do What You Want
Love
The One Moment
I Won’t Let You Down
Here It Goes Again

[写真:全10枚]

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7/25 FRIWHITE STAGE