FUJIROCK EXPRESS '25

LIVE REPORT - RED MARQUEE 7/27 SUN

ENGLISH TEACHER

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Posted on 2025.7.27 22:01

今年の注目株が、いよいよ苗場に上陸!

蒸し暑くて、人もぎゅうぎゅうのレッドマーキーに現れたのは、UKリーズの4人組ポストパンク・バンド ENGLISH TEACHER。デビューアルバムが高い評価を集め、今年の注目アクトとされている。メンバーは、ニコラス・エデン(Ba.)、ダグラス・フロスト(Vo./Pf/Dr.)、リリー・フォンテイン(Vo./Gt./Synth)、ルイス・ホワイティング(リードGt./Synth)。さらにキーボードを迎えた5名編成だった。

のっけから“The World’s Biggest Paving Slab”の胸高まるドラミングで幕があき、リリーは「フジロック!」と叫ぶ。“I’m Not Crying, You’re Crying”でキュートでタフなリリーの歌声が会場をぐるんと包み、中盤から徐々にボルテージを上げていくサウンドにテンションが上がる。どこかポエトリー・リーディングっぽい語り口の“Mental Maths”や、跳ねるようなリズム隊がダンサブルに化ける“A55”など、ポスト・ロックなサウンドを基軸に、強すぎず弱すぎないしなやかなリリーの歌声が乗っていく。

音源で感じていたような浮遊感よりもロック色は強め。頭一つ抜けるようなキラーチューン感はなくて、サウンドもパフォーマンスも、正直に言ってしまえば単調な部分が多いバンドだと思った。それでも、後半の展開はとてもドラマチックで、“Broken Biscuits”から“Toothpick”、“Billboards”の流れは、1曲のスケール感があり、歌もわかりやすくドラマチックだったように感じた。これから磨かれていった先に見えるパフォーマンスに期待したい。

[写真:全10枚]

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7/27 SUNRED MARQUEEXSUMI