FUJIROCK EXPRESS '26

LIVE REPORT - ORANGE ECHO 7/25 SAT

CADEJO

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Posted on 2026.7.26 17:01

酒の進むライブバンドを見つけてしまった!

雨が降ったと思えばカンカン照りで、日差しのまだ眩しいオレンジエコー。ここにやってきたのは韓国・ソウルで結成された3人組インストゥルメンタルバンド・CADEJO(カデホ)を見るためだ。彼らは即興演奏を軸に、ジャズ、ファンク、レゲエ、ダブ、サイケなどを横断する幅広い音楽性を持ち、歌手やラッパーとのコラボレーション作品も多数リリースするなど、まさにジャンルレスな活動を繰り広げている。

ステージにはイ・テフン(g,vo)、キム・ジェホ(b)、キム・ダビン(ds)の3人。そのジャムセッションは、たった3人とは思えない音の厚みと、隙のなさを感じられる。過去のインタビューによると学生時代より演奏を学び、かなり研究している様子がうかがえるから、そのキャリアゆえのものかもしれない。“AMIZADE”はまさにその努力と才能を見せつける1曲で、いくつかの演奏パターンが始まっては止まり、始まっては止まり・・・と、無限に色が変わっていくんじゃないかと錯覚する万華鏡セッションだった。そのまま“A Place in Sun”に突入すると、歌うようなメインフレーズはかろやかで、自在に動き回るベースがかっこいい。“Stairway”は一点ヘビーなサウンドで、エフェクトの効いたワウっぽいベースラインがめちゃくちゃ踊れる。

「ここに住みたいです、酒が進みます」と日本語で繰り出された渾身のMCに頷きと爆笑が生まれて、続いて“ENDLESS DANCE”へ。熱のこもったドラムに、ロマンチックなギターがのり、極上のダブサウンドへ我々を誘ってくれた。レゲエ/ダブなムードを下敷きにしながらも、トリッキーなベースが光る“Free Verse”や、ソウルフルなナンバー“Us”など、歌ものも立て続けに披露する。どんなサウンドでも、リスナーの気持ちいいツボを掴んで離さない感じだ。

最後にはなんとスペシャルゲスト、Original Love田島貴男が登場!彼とCADEJOは、コラボレーションEP『From a South Island』をリリースしたばかり。不思議な縁だが、互いのパフォーマンスに衝撃を受けたことがきっかけなのだそう。まず披露された“3000”は、カデホサウンドにさらに田島のギターが重なって、さらにハーモニカも炸裂するというダンスナンバー。オーディエンスもこれにはぴょんぴょんと跳ねるしかないでしょう!最後に田島がサックスに持ち替えると、“Love Your Harmony”へ。上がりに上がったテンションをこの舞台にすべてぶつけたような、感情たっぷりに演奏して舞台は大団円を迎えた。

多くのオーディエンスが彼らとは初めましてだったと思うが(私もそうだった)。音源を聴くよりもすっと体に入ってきたあたり、CADEJOはライブバンドであると思う。いろんなコラボレーションを挟みながらも、3人でステージに立つことを大事にしながら、自分たちのスタイルを温め続けていってほしい。

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7/25 SATORANGE ECHOXMI