FUJIROCK EXPRESS '26

LIVE REPORT - THE PALACE OF WONDER 7/26 SUN

GEORGE WILLIAMS

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Posted on 2026.7.26 23:15

フジロック、まだまだ続くよ!

この日の昼、クリスタル・パレス・テントにスペシャルゲストの出演が発表されると、最終夜は一気にざわつき始めた。開場10分前に着いた頃にはすでに長蛇の列。扉が開くとあっという間に場内は半分以上埋まり、ジョージ・ウィリアムズのDJがウェルカムなムード全開で迎えてくれる。今年はスマイリー原島さんの後を継ぎ、3日間グリーン・ステージのMCを務め上げたジョージ。その役目を終えると、そのまま朝まで続くクリスタル・パレス・テントの入口で、今度はDJとして最終夜を動かしていく。さあ、どんな夜になるだろうか。

Prince Busterの”Enjoy Yourself”では、「明日の悩みはいいから今を楽しもう!」と呼びかけるジョージ。取材の進捗が気になってどこか焦っていた僕も、その言葉に少し肩の力が抜けた気がした。曲紹介やちょっとしたエピソードを挟みながら場内を導いていくスタイルは、グリーンやフィールド・オブ・ヘヴンで見せていたMCとも地続きで、ラジオDJらしい温度感が心地いい。

単にスペシャルゲストを待つ時間になってしまうのではと少し危惧していたが、その心配はまったく要らなかった。ボックス席では仲間と乾杯しながら談笑する人たちがいて、フロアでは思い思いに身体を揺らす人たちがいる。スペシャルゲスト目当てではじめてクリスタル・パレス・テントへ足を運んだ人も少なくなかっただろうが、この場所ならではの自由な空気はきっと十分伝わったはずだ。

「チバさんに乾杯!」と紹介してTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの”キャンディ・ハウス”をかけると、そのまま間髪入れずに”G.W.D”へ。DJのセオリーを考えれば同じアーティストを続ける選曲はあまり見かけないが、別にそんなルールがあるわけでもない。その自由さも含めて、一曲一曲を言葉でつないでいく様子は、やっぱりラジオを聴いているような感覚だった。

マッシヴ・アタック終演後にはさらに多くの人たちが続々と流れ込み、場内はさらに熱気を増していく。友人と乾杯しながら3日間の出来事を語り合う人もいれば、フロアへ戻って踊り出す人もいる。しきりに繰り返していた「フジロック、まだまだ続くよ!」というジョージの言葉は、この夜のことだけではなく、「安心していいよ。あなたの愛したフジロックは、ちゃんとこんなにも素晴らしい場所で続いているよ」と、スマイリー原島さんへ語りかけているようにも聞こえた。

最後にFrank Sinatraの”My Way”が流れ、いよいよスペシャルゲスト、坂本慎太郎へ。クリスタル・パレス・テントらしい夜が、ここからまた始まろうとしていた。

[写真:全10枚]

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7/26 SUNTHE PALACE OF WONDERXSUMI