MOREFUN - PEOPLE 7/26 SUN
フジロック前に捻挫で「今年は諦めよう」それでも松葉杖でフジロックへ来た「最後の1日くらいは行きたい」
男性のなかに後悔はなかった
絶望した。
毎年楽しみにしているフジロック。もちろん今年も参加するつもりだった。だが、6月末に男性を悲劇が襲った。
足首を捻挫してしまった。当初は「いつか治るだろう」と考えていたが、痛みがなかなかひかない。そしてそのまま、フジロック当日を迎えてしまった。
「仲間たちは前夜祭から行っていたんだよね」
フジロックの映像は関東の自宅から配信で見ていた。「今年は諦めよう」。そう思いながら。
しかし、心の底ではどうしても割り切ることができない。映像で見る苗場の景色は、輝いていた。
「最後の1日くらいは行きたい」
最後は自分の心に従って、きょうの新幹線に乗車した。
もちろん痛みはある。だから松葉杖を突きながらの参戦だ。
「自由に動けないから、もちろんつらいよ」
いつもみたいに、自由に動き回ることは難しい。行けても、GREEN STAGEあたりまでが限界だった。
「だけど絶対に1日は来たかったんだよ」
お目当てのアーティストは見られなかった。また、安全性を考慮して、明るいうちには帰宅するつもりだ。
大満足のフジロックだったとはいえない。だが、男性のなかに後悔はなかった。
「来てよかった。家でウジウジしているよりも、ずっといい。フジロックが好きだからね」
