FUJIROCK EXPRESS '26

LIVE REPORT - GREEN STAGE 7/25 SAT

BASEMENT JAXX

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Posted on 2026.7.26 01:42

12年ぶりの凱旋―BASEMENT JAXXがフロア全てを呑みこんだGREEN STAGE。

開場中、微笑んだゴリラが我々をみまわしている映像がスクリーンに映し出されており、すでに理解する気を失わせる。
メンバーが登場する前には自然と手拍子が発生し、これからGREEN STAGEが熱狂の中心となることを予感させる。

17時。聴こえてくるのは鈴虫のような音色とフィリックス・バックストンが操るミキサーの音。「ご来場の皆様、ベースメントジャックスの世界へようこそ。」日本語のアナウンスが流れるとともに観客のテンションは一気にぶち上がる。

サンバのリズムで幕を開けたと思えば、銀色のドレスを纏い、プリンセスのような格好をした女性シンガー2人が現れ、一曲目から”Good Luck”。完全にストッパーを外しやがった。「こんにちはジャパン!」サイモン・ラトクリフの呼びかけに全力で応える観客。サッカーユニフォーム、派手な柄シャツ、次に出演するアーティストのTシャツを着用した観客も踊り狂う様子が垣間見られる。そう、これだ。これがフェスティバルなんだ。

スクリーンにピラミッドと目(月刊ムー)、オウムなど異世界感極まる映像が映し出されて”Bingo Bango”。ラテンやサンバの要素を含んだミュージックに、トランペットのアクセント。苗場にいるのに、まるで中南米ではないかと思ってしまう。息つく間もなく、ソウルフルな歌声を持つ男性シンガーが登場し、”Jump’n Shout”を披露。アクロバティックな動きを展開するパフォーマーとシンガー達。フロアにいる全員が手を振って一斉にジャンプする。

次から次へと目まぐるしく変化する映像と音楽。ステージ中央では、花びらをひらひらさせながら優雅に舞う女性が。”Raindrops”のアッパーながらもメロウな雰囲気と相まって幻想的な雰囲気に。「いやいや、衣装チェンジが早すぎだろ!アイドルか!」と、思わず突っ込みたくなったのは次の曲。プリンセスからSFチックな装いになったかと思えば、半端じゃない声量の歌声でフロアを魅了する。「How are you feeling?」「Fujirock!」と地を這いながら歌う女性のドアップな顔が映し出されているのもカオスだし、タイトなパンツでシンクロダンスを披露する2人組も意味不明である。それでも何故か受け入れられてしまう。エレクトロなダンスチューン”Romeo”はゆらゆら揺れながら「Wow wow」とC&Rする観客も多数。「Sing!」と煽ってくるから尚更だ。まあ、この状況なら歌わずにはいられないが。

ドコドコと脈を打つような重低音が鳴り響き、メンバー2人の掛け声を皮切りにスタートした”Rendez-Vu”では観客の手拍子が自発的に発生し、フロアは熱を帯びつづける。この頃には皆、彼らのライブの雰囲気に呑まれはじめ、サイモンの歪んだギターと女性シンガーのパワフルな歌声に引っ張られていくように、最初は手を挙げることすら躊躇していた人も声を出してノリはじめていた。

ラストは代表曲”Where’s your head at”。この日一番の大盛り上がりで、頭を空っぽにして踊り狂う。たくさんのゴリラが登場して、アップテンポになってからフロアはさらに激しさを増す。終わった後もその余韻は続いていて、「このテンション上がりっぱなしの感情をどこにぶつければいいのか?!無理だろ!」心のなかで沸騰する熱を感じながら、GREEN STAGEを後にした。

[写真:全10枚]

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7/25 SATGREEN STAGE