LIVE REPORT - RED MARQUEE 7/26 SUN
THE LEMON TWIGS
完璧な美しさ
心が洗われるような美しさに包まれた1時間弱。美しいメロディ、美しいハーモニーが心地よい。よく言われているけど、ビーチボーイズやザ・ゾンビーズの『Odessey and Oracle』の世界を再現したかのような曲がひたすら演奏される。
長いMCもあまりなく、小気味よく次々と演奏されるため、ずっと美しさに包まれて陶然とする。割と直前までリハーサルとサウンドチェックをやっていて、一旦ステージから去ってすぐにザ・トルネイドースの“Ice Cream Man”がかかってメンバーが登場する。ブライアン・ダダリオとマイケル・ダダリオの兄弟にベースのダニー・アヤラとドラムのレザ・マティンによるサポートを受けて、“My Golden Years”から始まる。そこから「いい曲、きれいな曲、心地よい曲」の連打である。あまりに素晴らし過ぎていうことない。新しいアルバム 『Look for Your Mind!』からの曲が中心に選曲されていた。
改めて聴く“You’re Still My Girl”ではザ・テンプテーションズの“My Girl”がうっすらと引用されてるんだなとかわかったとか発見はある。
“Friday”でモータウンと中期ビートルズが合体したような世界を作ったあたりから、ポップに弾けた感じになり、後半はロックンロールぽく盛り上がる。この構成が非常にフェス向きだった。いろんなところでやってきた経験が生きているのだろう。新しいアルバムからの“Bring You Down”が完璧なビーチボーイズ風のロックンロール、“Nothin But You”で前期と中期のビートルズを1曲の中でつないで、“Fire and Gold”でも中期のビートルズを再現して、ラストの“Rock On”までフジロック3日目の疲れた体に染み入るライヴだった。
[写真:全10枚]









