FUJIROCK EXPRESS '26

LIVE REPORT - GREEN STAGE 7/24 FRI

Hi-STANDARD

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Posted on 2026.7.24 21:56

27年ぶりのフジロック出演

27年ぶりにフジロックに帰ってきたHi-STANDARD。バンドもファンもそれだけ年を取った。その間にバンドにもファンの身にもいろんなことが起きて、生きて健康で再びこの場にいられることがいかに奇跡なのかを噛みしめる。

グリーンステージは埋まり、ハイスタの登場を心待ちにしていて早くでてこい、と言わんばかりに拍手や歓声が沸き起こる。定刻の19時になるとStiff Little Fingersの“Go For It”が流れてメンバーが登場する。難波章浩(Vo/B)がお客さんたちを煽り「オイ!オイ!」とコールさせる。「フジロック楽しんじゃってますか~?」とまずは“Tuning Back”が始まる。モッシュピットでは柵を越えていく人たちが多数。飛んでいる人たちは27年前のフジで観た人はいるのだろうか。仮に27年前に18歳だとしたら今は45歳。

そして“Standing Still”。名盤『MAKING THE ROAD』の曲順でお客さんたちもフルスロットルになる。横山健(Gt/Vo)の「まだまだ成長期のHi-STANDARDです」と“Growing Up”。”My First Kiss”はアニメ『キテレツ大百科』のオープニングおよびエンディングテーマである”はじめてのチュウ”の英訳したものだけど、すっかりハイスタの曲として歌われている。お客さんたちも「チュウ!」や「マイラブ!」とコールする。

難波と横山の漫才のようなやり取りがあり、フジロックが27年ぶりであること、ハイスタが35周年であること、周年で特にやらないこと、ツネちゃん(ドラムの故・恒岡章)はどこにでもいること、新しく加入したZAXと合せて4人組であると語る。“ All Generations”、人気のある“Dear My Friend”などつぎつぎと繰りだしていく。

横山の長いギターソロはサッカー日本代表の応援歌”VAMOS!NIPPON!”(原曲はMen Without Hatsの“Pop Goes the World”)のメロディになり日本コールが起こる。そして“Teenagers Are All Assholes”へ。横山が「フジロックの日本コール、ヤバいね」というと、難波が「外国に生まれたかったけど、今は日本に生まれてよかったと思っている。体制とか右とか左とかじゃなくて」というようなことを語る。「みんなが認め合って中和するのが音楽じゃないの」。

そして演奏されたのがCreedence Clearwater Revival(CCR)の“Have You Ever Seen The Rain”。この曲の解釈はいくつかあるけど、そのひとつにベトナム戦争の反戦ソングというのがある。続いてThe Mamas & the Papasの”California Dreaming”とカヴァー2連発。

両手をヒラヒラさせて「森の妖精」を降臨させる儀式?(横山は「ごめん、話半分に聞いておいて」と突っ込む)をやって、昨年出た新しい曲”Our Song”、「戦う拳を忘れないで」と”Fighting Fists, Angry Soul”、難波が「新潟は海もあって夕陽がきれいなんだ」と語り”Brand New Sunset”。そしてついに名曲“Stay Gold”。盛り上がりも最高潮。ラストは「ロックはマインドを変えるって信じているから」と難波が語り“Just Rock”。

そしてQueenの“We Are the Champions”が一瞬流れるも、「時間、まだ5分あるんだって、何やろうか?」と“I Can’t Stop Loving You”で締めくくり、次は27年も空けずにすぐ来ることを約束して帰っていった。

[写真:全10枚]

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