FUJIROCK EXPRESS '26

LIVE REPORT - FIELD OF HEAVEN 7/24 FRI

ALTIN GÜN

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Posted on 2026.7.24 16:49

苗場でトルコを踊る

フィールドオブヘブンの昼下がり。奇妙礼太郎のしっとりとしたプレイを堪能し、雨が上がって風が気持ちいいころにやってきたのはALTIN GÜN。22年のヘブンから4年ぶりの出演となる。前回の出演時にパフォーマンスを見せてくれた歌姫Merve Dasdemirが脱退し、新体制6人での出演となった。彼らはトルコ民謡やサイケデリック音楽をベースに、独自の世界観を見せており、去年で言えばTHE PANTURAS、その前で言えばYĪN YĪNのようなヘブンでこそ観るべきアーティストであり、フジロックで出会いたい貴重な存在だと認識している。前回出演時(ハライチ澤部がバンド名を連呼していた頃!)に見れなかったからこそ、今回こそと思いここまで辿り着いた。

ギターの哀愁メロでしっとりとした“Gönül Dağı”からステージは幕を開ける。Erdinç Ecevit(Vo,cyn)がギターからトルコの伝統楽器サズに持ち変えると、“Neredesin Sen”へ。パーカッションの発信でクラップが湧き、Erdinçの民謡っぽい歌い回しが炸裂する。サズは胴体が丸くまるで琵琶やバンジョーのような印象を受ける。音色もバンジョーに遠くはない、どこか独特の響きをしていた。

ボンゴの響きが心地よいエスニックなナンバー“Bir sigara iç oğlan”から、シームレスに“Leyla”へ移ると、バッキングのかっこよさに惚れ惚れとする。そしてそのまま“Badi Sabah Olmadan”へ移ると、周囲では明らかに踊っている人が増えている。やがて”Zülüf Dökülmüş Yüze”のうねるようなリズムに合わせ、フロアが爆発していく様子は圧巻だった。

メンバーたちの凛とした佇まいはそのキャリアを確信させるものだったが、つい筆者としてはわかりやすいキラーチューンを求めすぎてしまい、個人的にはやや物足りず。次に苗場に戻ってくる頃には、きっともう一皮もふた皮も剥けているだろうから、緩急のある続きを見てみたいと思った。

[写真:全10枚]

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7/24 FRIFIELD OF HEAVEN