80kidz

Red Marquee | 2011/07/31 10:28 UP
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ロックとダンス・ミュージックの混合が成す尋常じゃない破壊力

 前日はチルウェイヴの旗手として大きく名をあげたWASHED OUTからスタートした深夜のレッドマーキー。既に雨は止んで、だいぶ天候が回復してきた感のある2日目の今宵は、最初からテンション全開でフロアが大いに盛り上がる80kidzからのスタートだ。

 2年前にも同じ深夜のレッドマーキーに出演して、狂騒的な夜を演出してみせた彼等だが、その頃と比べると紅一点のmayuが抜けて男性デュオとして活動している。だが、その事件にも負けることなく順調にキャリアを積み重ねていて、既に世界規模で活躍するまでに成長。重厚なビートとカラフルな電子音が織り成すそのサウンドが大きな注目の的となっている。

 そんな彼等のライヴで盛り上がろうというお客さん達が続々とレッドーマーキーに到着して賑わいを見せる中で、号砲のような「NAUTILIOUS」が轟いて、お待ちかねの80kidzのライヴはスタート。這う様な重低音とカラフルなシンセの音色が狂騒的なステージをつくりあげて、スモークの雲海の向こう側で明滅する光が空間に拡散していく。本日は4人編成のバンド・セットでのライヴだったのだが、レイヴ的な狂騒を生みだすシンセの効力もさることながら、かなり人力での趣とロック感を強く感じるものであったのが印象的だ。続く「VOICE(Rework)」ではヴォコーダによるロボット的なボイスを入れて観客を煽るので、その熱は上がっていく一方だ。

 それこそ凶暴といえるレベルにまで達しているサウンドに面食らった格好で、エレクトロとロックの交錯が凄まじい破壊力となって、ガンガンと身体を揺らして揺らして揺らしまくる。ダンス・ミュージックと軽々しく思ってたのが恥ずかしいぐらいに生音が激しくて扇情的。シンセサイザーよりもギターを扱う頻度が予想以上に高かった事にも驚かされたし、そこに絶妙なさじ加減でメロディを挟むのも上手く、計算された楽曲構築で聴く者を圧倒してくる。凄い!

 もう無敵だなと思える瞬間が何度もあるほどに、予想以上のパフォーマンスが繰り広げられた1時間。爆音のシンセと生演奏が観客を煽り続け、みんながみんな自由に楽しんでだ。両手をあげたり、踊ったり、飛び跳ねたりしながらのそんな歓喜と興奮の夜。その首謀者である80kidzは最後の演奏を終えた後、生声で「どうもありがとう!」と高らかに叫び、去っていった。


写真:中島たくみ
文:伊藤卓也
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