GREEN STAGE, | 2012/07/27 11:30 UP

COBRA

「めっちゃおもろいやんけぇぇぇ!」とベースのユーイチが叫んだ。結果を先に言わせて欲しい。ほんと、みんなイイ顔してた。お客さんも、ステージに立っていたコブラ(COBRA)も。

忌野清志郎の”田舎へ行こう!”が流れ始め、「とうとう始まったどー!」感がどうにも高まるフジロック初日。開場前のレッドマーキー入口に張られていたテープが解かれると、待機していたお客さんがステージ前めがけて疾走開始!そしてかぶりついたステージのバックドロップに掲げられているのは、COBRAのロゴの入ったフラッグ!

目の覚めるような緑色の髪を立たせたギターのリナ(LINA)がステージに姿をあらわすと、ボーカルのヨースコー(YOSU-KO)、ベースのユーイチ(YUICHI)、ドラムのキーヤン(KI-YAN)が次々と登場。ファンファーレのごとく響く交響曲第九番(登場SE!ベートーヴェン!)とともにフロアからのオイ!コール(Oi! Call)の大合唱がリンクするこの状況。そしてライヴのスタートは” LET’S GO ARMY”。お客さんの中には職場で休暇について上司とかけあい、ギリギリまで仕事をこなし、夜も明けぬうちから出発して、彼らのステージにたどりついたアーミー(と呼ばれるファン)もいるに違いない。それやこれやを思うだけで胸が熱くなり、思わず目に涙(with鼻水)がこみ上げてくる。

フロアではいきなりクラウドサーファー続出の中、続いて”TOKIO RIOT”へとなだれこむ。”LIFE WAR”の演奏中、そしてその後ライヴ中に何度も、リナはステージから一段下りてお客さんと同じ目線でギターを弾いてくれる。「オーライ!フジロック!コブラだー!朝から元気じゃのうおまえら!」とヨースコーが叫ぶ。フロアからひと首抜けるように、お菓子を持った子供が嬉しそうに肩車されて拳を上げていた。片手にお菓子、片手で拳。いつか片手にビールを持つような、立派な(?)パンクスになるんだよ!

いつだってコブラとお客さんの間に共にあるのは、オイコール。誰に指示されるわけでもなく、フロアから自然発生していくのだ。ステージでそれを見ながらリナとユーイチが嬉しそうにハイタッチしている。足元を見ればいつものとおり、靴はドクター・マーチン。野外向けの装備がスタンダードなフジロックで、それでも足元をマーチンで固めるお客さんもちらほら。きっとこの時レッドマーキーに集いオイコールを交し合った人たちは、同じDNAを持って生きているに違いない。「マーチン」 is attitude, not style!なのだ。

ライブの終盤、「来年もフジロックにコブラいるだろ?」とヨースコーがおどけてきいてみせた。これには全力で返答しておきたいと思う。オイ!オイ!オイー!


写真:平川けいこ/文:小田 葉子
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