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7/27 SUNROOKIE A GO-GO

SHOKA OKUBO BLUES PROJECT

フジロックにブルースを!

最終日、ヘッドライナーのジャック・ジョンソンの終了時刻と共にスタートする、ルーキー・ア・ゴーゴー。昨日、一昨日の真夏日がまるで嘘だったかのように、気温も一気に低下し、吐いた白い息が苗場の空へと消えていく。

そんな中、ノースリーブの鮮やかなワンピースを身に纏い、寒さを感じさせないほどアグレッシブにブルーㇲをかき鳴らすのは、大久保初夏(Vo&Gt)を中心に、芹田珠奈(B)、其原誠元(Dr)で結成された3ピースバンド、SHOKA OKUBO BLUES PROJECTである。

開始早々に、今年23歳の女の子が弾いているとは思えない、ゴリゴリのギターと力強い歌声が鳴り響く。3ピースということで、メンバー構成もシンプルなだけに、ブルースで培った才能やスキルが一際目立つ。大久保初夏自体が、元々2009年でCDデビューをし、活動を継続的に行っているからなのか、その堂々たる姿、余裕すら見える演奏は流石である。
更に凄いのは、彼女たちはフジロックの出演が決まってから、このライブに備えて5曲全てを書き下ろしてきたのだという。勿論、全て新曲なだけに、出演者・関係者以外の会場にいる全員が初めて聴く曲ばかりだったはず。それにも関わらず、どっしりとしたサウンド、感情の込められた演奏と歌声、メロウな雰囲気になったかと思えば雄々しいステージングに、会場は拍手が湧き上がる。

「J-POPシーンにブルースを」をミッションに、オルタナティブにシーンへと切り込むSHOKA OKUBO BLUES PLOJECT。彼女たちのステージ上での勇姿を見ていると、近い将来そんな日が来るのも遠くは無いと思える。

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