フジロックということで、69人の方々のファッションスナップを撮ってみました！

普段の生活を離れて野外フェスに行くのなら、街中では着られない服を着たり、とびきりおしゃれして楽しみたい。けどネットで調べると、怪我や虫刺され、熱中症対策、寒さ対策をするように書いてあって好きな服を着て行っていいのか分からない……。（けどお手本通りの完全防備コーデはときめかない……）そんなお悩みを持ったフェス初心者さんに向けて、69人のファッションスナップから学ぶフェスコーデのQ&Aをお届け。

【初めてのフェスコーデQ&A】
Q. 素肌は出さない方がいいの？
A. 出してもOK！　会場内は砂利、コンクリート、土、草むらなど、エリアによって環境が違うので、自分の行く場所にあった対策をすれば肌見せのおしゃれも◎。夜までいるのか、朝までいるのかなど、自分の予定にあったコーデで夏のファッションを楽しんで。

Q. スカートはダメ？
A. スカートでもOK！　素肌を出して良いかの質問と同じく、自分の行動に合わせた対策をしていれば、スカートのコーデもOK。レギンスを合わせると機能性は上がりますが、ファッション的に素足が好きなら素足も◎。フジロック2024のスカートコーデは素足の人も多かったです。

Q. トレッキングシューズじゃないとだめ？
A. サンダルでもスニーカーでもOK。最初の質問にあるように、会場内の環境はエリアによって変わります。街中で履くスニーカーやサンダルで参加している人も多かったです。歩きにくいヒールやパンプスは×。

Q. アウトドアブランドがいいの？
A. アウトドアブランドじゃなくてもOK！　自分のお気に入りの服や、タウンファッションのブランドをうまく取り入れたおしゃれなコーデの人がたくさんいました。

【あると嬉しいグッズ】
●スマホストラップ
人気のステージは驚くほどの人混みになることも。紛失防止のためスマホストラップがおすすめ。ビーズやリボンなどさまざまな素材の商品があるので、コーデに合わせて選んでファッションの一部にして。

●サブバッグ
スマホやお財布など頻繁に取り出すものを、いちいちメインバッグから出すのは面倒。斜めがけできる小さなサブバックがあれば、必要なものをすぐに取り出せて便利です。サブバッグを差し色にしてファッションポイントにしている人もよく見かけました。

●アクセサリー
さみしくなりがちな薄着の夏ファッションを華やかに引き立ててくれるアクセサリー。アクセひとつでシンプルなTシャツやキャミのコーデもたちまち個性的に。ファスの会場にいるおしゃれさんは、アクセサリー使いが上手な方が多かったです。

【フェスコーデ番外編】
●鏡があると便利！
野外に長時間滞在するなら、日焼け止めの塗り直しは必須。汗をかけばメイクも落ちる。けれど会場の仮設トイレに鏡はないし、メイク直しできるスペースもありません。手鏡を持参するのがオススメ。

●ヘアケアが大事！
肌の紫外線対策はしっかりしていても、意外に見落としがちなのが髪の紫外線ケア。1日中屋外にいて強風に吹かれたり、雨に濡れたりしていると、髪はダメージを受けてしまいます。髪のUV、保湿ケア商品を使うのが◎。

会場ではみなさんが自由にファッションを楽しんでいるのが印象的でした。ちゃんと対策をすれば、好きな服着ておしゃれして大丈夫。フェス初心者さんも、お気に入りのコーデで来年のフジロックに遊びにきてください！

※本記事は、ファッションスナップ班ライターが2024年フジロックに参加し、69人の方に取材して感じたことをまとめています。