FUJIROCK EXPRESS '24

MOREFUN - AREA REPORT 7/28 SUN

五感で楽しむ!遊ぶ!私の初フジロック体験記

  • 五感で楽しむ!遊ぶ!私の初フジロック体験記
PHOTO BYヌー子
TEXT BYヌー子

Posted on 2024.8.2 17:16

ヌー子のフジロック体験記

7月26日(金)〜7月28日(日)の三日間、新潟県苗場スキー場にて開催された日本最大級の野外フェス、フジロック’24。
今年こそは参加したい!と思い続けて早10年…。
毎年フジロックは気になっていたものの、なぜかハードルが高いイメージで勇気がでずにいたところ、友人の誘いをきっかけで今年初参戦することに。
そしてなんとご縁をいただき、初フジロックにして初フジロッカーライターとして、一生の思い出になるであろうこの企画の機会をいただくことに!!
そんなこんなで大きな期待と緊張する気持ちを抑えながら、私の初フジロックがスタートしました。
初めて見る、感じるフジロックの景色や会場の様子を、私なりの視点でお届けいたします。
(三日間の、X投稿の様子はこちら!)

夜は装飾が光だす

ワクワクが終始止まらない装飾や演出はまさにワンダーランド!

会場がとにかく広いと聞いていたフジロック。本当に広くてびっくり。それもそのはず、
開催地の苗場スキー場の広さを調べてみると総面積196ヘクタール…。(聞いてもピンとこない泣)
気がつけば一日、2万4千歩ほど歩いていたようです…その距離はなんと15km以上…
ステージ間を移動するにも大掛かりですが、そんな長距離であることも全く感じさせないほど、移動が楽しめたのは、苗場の大自然のあちらこちらに手作りで作られたカラフルな装飾に見惚れていたから。昼間の緑一面から真っ暗な森野中でイルミネーションが瞬き、幻想的な空間に様変わりする。四六時中、フジロッカーズたちを飽きさせない仕掛けや温かい想いが伝わってくるのでした!

ステージ間の道の途中にある、かわいい苗場森の妖精?たち

音楽だけじゃない!グルメが熱い!
並んでも食べたくなる絶品フジ飯


これだけ会場内を歩けばお腹が減ります…。
フジロックを訪れて驚いたのはバラエティに富んだご飯の数。
国内外の多様なグルメを楽しむことができ、三日間飽きることのないラインナップ!
エリアの所々に点在するので、ステージを往来しながらそのエリアでしか食べられないフジ飯をハシゴしていただくのは、フジロックならではの楽しみなのかもしれません。これはハイネケンがすすむすすむ…。
何千人、何万人ものフジロッカーズたちの胃袋を満たすため、お忙しそうな中でも、「長蛇の列の中、食べに来てくれてありがとう!」「これで元気になって後半も楽しんで!」と笑顔で話しかけてくれました。美味しいご飯と優しい店員さんの気遣いが沁みました。

思い出に残る焼きそばはハイネケンと相性が抜群!

ラストフジ飯はけんちん汁うどん、沁み渡る旨さでした

もうすでに恋しい、ハイジカレー

フジロックでキャンプも楽しむ!
アウトドア三昧!


気になっていたフジロックでの宿泊事情。
今回は友人が寝泊まりする宿泊部屋を利用させてもらったのですが、
キャンプや近隣の宿泊施設、車中泊と…。滞在の仕方を自分たちのライフステージやシーンによって選べるのもフジロックの魅力の一つではないでしょうか。
中でも会場から近くてフジロックと一体になれるキャンプサイトがあるということでお邪魔してみると….なんという絶景なのでしょう!見晴らしがよくて通り抜ける風が心地よい。
キャンプの醍醐味をとことん堪能でき、大自然溢れる絶景ロケーションが味わえます。
キャンプサイト内には、女性ソロフジにも安心な女性専用エリアがあったり、
アウトドアのプロ集団である「よろず相談所」ではテント泊に慣れていなくて心配…という方のためのお悩み解決スポットが!より快適に安心して利用でき、初フジロッカーには心強いです!

わからないこと、困っていることはなんでも聞いてね!と優しく出迎えてくれる。会場の安全を守るアウトドアのプロ集団、よろず相談所のみなさん

安心、安全に過ごせるように配慮されている場面も見受けられ、それもフジロックの魅力と感じました

親子で楽しむ!
天然のお土産や、人気ワークショップで最高の感動体験と思い出作り


会場内にはあらゆるところにカラフルなゴンちゃんが出現し、そっと見守ってくれていました。最終日の午後になればお持ち帰りOKということで、続々と持ち帰るフジロッカーファミリーたち。その他にも川で涼みながら、キレイな石をお土産にと磨いている姿が見えました。森の中でのピアノ演奏会など、大自然から生まれたお土産や思い出作り。
親子で自然を楽しむ。愛を育む。音楽だけじゃない、フジロックをさらに楽しむことができるコンテンツが盛りだくさんなのも、フジロッカーファミリーの人気のひとつなのかもしれません。

大自然から生まれた2ゴンちゃんをお土産に

FUJIROCK WEEKでも好評だった木札のキーホルダー作りは賑わいを見せていました

ここはまるで海外にいるかのよう!?
世界中のフジロッカーズたちを魅了するフェス。

会場を見て回っていると、海外からの来場者も多く見受けられました。
英語、中国語、韓国語…様々な言語が飛び交っていて日本にいながら異国情緒を感じられる景色がありました。アーティストの演奏に感動して手を挙げて踊り歌う。言葉も違えば、国籍も違うし文化も異なる。グローバルなフジロック。その光景はピースフルであり平和の象徴なのだと感じました。そして、それぞれ参加者が深い思いを持ち、世界中からフジロックを愛する気持ちは皆一緒なのだと。これぞまさに、NO MUSIC,NO LIFE!

カメラを向けると笑顔で踊りを披露してくれました

演奏をのんびりと浴びる姿にキュンとした外国人フジロッカー

これからの人生のアウトドアライフが
より豊かなものになっていくと確信した人生初フジロック


初心者ながらも遊び尽くした三日間でした。
トップアーティストを1日に何組も続けて聴くことができる。それだけでもフジロックの醍醐味で、贅沢なことですが、「フジロックといえば自然!」といわれるほど、大自然に囲まれた開放的なシチュエーションで音楽を楽しめることが、多くの“フジロッカー”たちを魅了し続けているように感じました。
音楽以外にも、実際に訪れてみたら何らかの新しい発見があって、そのときに心地よいと感じる過ごし方を、自分なりの楽しい時間を過ごすことができました。それは会場に集まる全員が携わり、それぞれがフジロックへの愛や深い思い入れを持っているからなのでは。
見る、聞く、食べる…五感で感じる、全力で楽しむフジロックでの体験は一生の思い出となり、
やっぱりあっという間だったなぁ…と急に切なくなる気持ちを抑えつつ、また来年!と苗場に約束をして…
と言ったものの、すっかり苗場の大自然の虜になってしまった私は、一年後を待てずに度々訪れてしまいそうです。。ここにくることが一度きりの一大イベントではなく、
非日常な空間の中にも新しい自然や人との出会いといった感動があるように感じました。何度でも訪れたい大好きな思い出の場所が一つ、増えました。
ずっと何となくなイメージばかりで、勇気が出なかったフジロック。
私自身、これからの人生のアウトドアライフがより豊かなものになっていくと確信し、とても前向きな気持ちになりました。
私の初フジロック、たくさんの感動を体験させてくれたフジロック。ありがとうございました。

書き手:のりこ(あだ名がヌー子)

三度の飯よりビールがすき!長年勤めた会社を思い切って退職し、今夏は車で全国各地の地酒と温泉旅への思いを巡らせています。そして今年は念願だったフジロックに初参戦!!一生の思い出になるであろうこの企画に参加できることに心ときめかせています。初めて見る、感じるフジロックの景色をわたしなりの視点で伝えられたらと思っています!
(会期中はXを担当し、フジロッカーズ・オルグのアカウントにて#私の初フジロックを更新していました)

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7/28 SUNはじめてのフジロック