FUJIROCK EXPRESS '25

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初めてのフジロック体験記 #2初日 れおれおにの場合

  • 初めてのフジロック体験記 #2初日 れおれおにの場合

Posted on 2025.7.26 03:21

予定にとらわれない過ごし方

(前夜祭の記事はこちら

過ごし方はきみ次第
フジロックには、音楽以外にもさまざまなイベントがある。そのひとつが「FUJI ROCK RUN」。
開場前の会場内をぐるっと1周ランニングするという、ちょっと風変わりなイベントだ。
「フジロックの隅から隅までしゃぶり尽くしたい」と思っていた僕は迷わず参加を決めた。

軽く体をほぐし、ゲート前で記念撮影を終えると、いよいよスタート。まず最初に現れたのは、無人のグリーンステージ。

観客のいない広大な会場に、自分たちだけが足を踏み入れているという非日常に、ちょっとした優越感と高揚感を覚えた。

川だ!!

次に見えてきたのは、ところ天国と、たくさんのゴンちゃんのいる川沿い。

ちょうど体が温まってきたタイミングで、正直ランなんかほっぽり出してそのまま川に飛び込みたかった。けど泣く泣くボードウォークへ。

森の中はほんのり薄暗くて涼しいのは救いだったけれど、でもやっぱ川に飛び込みてぇ…。

膝が!!

その後、フィールド・オブ・ヘブンに到着。

昨晩に負傷した右ひざがここで悲鳴をあげ始めた。さらに追い討ちをかけてきたのが、ヘブンとアバロンの間にある急な坂道。

しかもその坂の途中には撮影班が待ち構えていて、ランの様子を記録している。右足を引きずり、死にそうな顔で登る僕の姿が写っていたらと思うと、冷や汗しか出ない。

念願のホワイト

アバロンを抜け、ついにホワイトステージに到着。

このイベント最大の目玉は、実際にホワイトステージに立てるという体験だ。

参加者は前半・後半のグループに分かれ、交代でステージに立つ。裏口から僕ら後半組がステージに飛び出すと、前半組が大きな歓声を送ってくれた。その瞬間、身体中がゾクゾクした。

そしてふと思った。「何千・何万という観客から声援を浴びるアーティストって、どんな気持ちなんだろう…」

マジでおすすめ

その後、なんとかゴール地点である入場ゲートに到着。右ひざは完全に終わったけれど、心は妙に晴れやかだった。

川のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながら、朝の苗場を走る。涼しい空気の中でのジョギングは、本っっっ当に気持ちがいい!

フジロック1日目スタート

僕はかねてからどのアーティストを観るかガチガチに予定を組んでいた。

でも気がつくと、全部投げ出して、今ここにいる。

書き手:れおれおに

四国の医学生で軽音学部に所属しています。フジロック1年生として頑張ります!いちばんの楽しみは、カネコアヤノさんです。フジロックに行くきっかけをくれた存在であり、僕にとって生きる意味そのものです。この特別なステージで、彼女の伝説を見届けたいです。

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