■お名前：NATSUKI

■今年のフジロックについて思うこと：
フジロックには20回以上参加していて、運営を信用しているので、参加することに迷いや不安は一切ないです。実際に来てみて思ったのは、感染防止に対するお客さんの自覚がすごい！

それから、トイレに置いてある石鹸や消毒用アルコールの使い心地が良いものなので、思っていた以上に本気なんだと伝わってきました。

でも、黙食は辛いです。あとは久しぶりに会う友達ともたくさん話すことができないし。でも、コロナ禍では、それでも楽しめるようにしていくしかないなと。全然違う文化を創る気持ちで参加しています。

あと、これまでのフジロックは、好きな人達が集まるコアなものだったけど、一部のライブが、テレビ番組で生中継されたことで、フジロックがお茶の間のものになったと思うので、開催することについて社会的な説明責任が必要になったのではと思っています。

それから、改善点として、各ライブ終了後の分散退出はやったほうがいいなと思いました
。どうしても終わった後は、一気に人が動いてしまうので。

今年のフジロックは今まで以上に、ライブに集中しました。フジロック仲間のLINEで、YouTubeを見ている在宅組と現地組でライブの感想を言い合って盛り上がったのも楽しくて。こんなに禁酒したフジロックは初めてだけど、お酒飲まなくても意外と楽しめるという発見はありましたね。

コロナ禍でのフェスは来れない人も多いと思うけど、来れなくて当たり前だと思います。子供がいたり、仕事への影響を考えるとどうしても行けなかったり。私は、フジロック前後の仕事をフルリモートにできたので良かったけれど。

だから、フジロックには、フェスのリーダーとして在り方を進化していって欲しいと思います。これから、どういう形でエンターテイメントを存続していくのか、それをフジロックが示して欲しいと思います。