FUJIROCK EXPRESS '24

LIVE REPORT - THE PALACE OF WONDER 7/26 FRI

CHRISTONE “KINGFISH” INGRAM

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Posted on 2024.7.27 10:24

必見必聴!若きギターヒーローを目撃せよ!

フジロック初日も深夜1時を回った。しかしここはパレス・オブ・ワンダー。まだまだ遊び足りない夜遊び大好き人たちが集結しているのだ。SAKURA CIRCUSもこれからパフォーマンスをするとのアナウンスがされ、後ろ髪を引かれつつもクリスタル・パレス・テントへと向かう。

ここへ眠い目をこすりながら来た理由は明確だ。齢25歳の次世代ギターヒーロー、クリストーン“キングフィッシュ”イングラムの初来日にして初ステージを目撃しにきたのだ。ミシシッピ州クラークスデイル出身のクリストーンはブルーズを今にアップデートする継承者としてグラミー賞まで受賞している。

「It’s KINGFISH time!」とSEが流れ、キーボード、ドラム、ベースが登場しそれぞれの持ち場を陣取る。満を持して登場したクリストーンは想像してた以上にずんぐりむっくりな出で立ち。皮切りの“Hard Times”でジミヘンの“Voodoo Chile”のようなギターフレーズをかませば、そんな容姿のことなんて吹っ飛んでしまう。そしてソロパートへ突中!ギターが唸りを上げ泣いている。爆音で繰り出されるものの一部のずれもなく流麗極まりなく耳を直撃するのだ。これだよ、これ。これを体験できるのがフジロックなのだよ。あまりにもの凄いギターにフロアは大歓声に包まれる。当たり前だ!

もうフロアがどうすれば盛り上がるのかを熟知している。キーボードとベース、それぞれとフレーズの掛け合いタイムの投下だ。ベースに対しては地響きのような音を、キーボードにはファンキーに刻み込んで応戦と何でもござれ。

フロアを更に加熱することが起きた。クリストーンがギターソロをかき鳴らしながらフロアに降りてきたのだ。しかも私の友人のギタリストの目の前で見せつけるかのように引き倒す。そしてそのままざっくりと刻まれたのは“Outside of This Town”のリフ。20歳の頃にリリースされたデビューアルバム『Kingfish』のリードトラックだ。これでフロアは完全に沸騰状態。キーボードが“Peter Gunn”のフレーズを挿しこみ更に加熱するのだ。「ドーモアリガトウ!」、「明日会おう!」とピックを気前よく大量に投げ入れる。これでもかとギターを弾き倒し、残響音を残してステージを後にした。

明日(もう今日か!)19時、ヘブンに登場だ。これを観逃す、聴き逃すなんてあり得ないよアンタ!

Next Stage
July 27 (Sat) 19:00-20:10 @ FIELD OF HEAVEN

[写真:全10枚]

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7/26 FRITHE PALACE OF WONDER