LIVE REPORT - RED MARQUEE 7/24 THU (EVE)
DJ MAMEZUKA
明日を見据え清々しく締めくくる
パーラー・グリーンズが否が応でも盛り上がる大喝采のセットを披露して、最高潮に達したレッド・マーキー。まだ「ワンモアソング!」が飛び交う熱狂の中で、どのようにこの前夜祭を締めくくるのか。DJ MAMEZUKAのラストターンがはじまった。
土曜日出演アーティストのバリー・キャント・スウィムの“Deadbeat Gospel (feat. somedeadbeat)”で、パーラー・グリーンズであたたまり切ったフロアを少しクールダウンさせつつ、キックがズンズン響く選曲でフロアを盛り立てる。前夜祭で最後まで遊んで浮かれ切った気持ちに染みるビートが心地いい。みんな好きなように踊ってるし、いい顔してるねえ。
後半には幾重にも重なるレーザーが様々な色でフロアに投影され、燃え盛る炎の赤はお家芸のアンダーワールド“Born Slippy Nuxx (Atomic Hooligan Mix)”。あの世界一有名なシンセのブレイクではもちろんみんな手をあげて、そのまま“Black Poppies”の「You are, you are beautiful」をリフレインしながら、最後は忌野清志郎の“Jump”。ワンモアソングもなく、わかりやすくブチ上げたりもしないけど、むしろそれが清々しかった。
去年は電気グルーヴ“虹”からのとどめのオアシス“Don’t Look Back in Anger”なんて締め方をしたから、今年はどうなるかと思っていたが、こういう潔さもDJ MAMEZUKAだよなあ。「もう一曲やってよー!」なんて思うのも心地のいいスパイスで、渇望感とともに明日への活力が充填された前夜祭の締めだった。さあ、明日からのフジロックを楽しんでいきましょう。
[写真:全8枚]