ピーク時間に関係なく、ほぼ常に行列ができ、3日目の夕方には売り切れることもざら。フジロックでゆるぎない人気を誇っているメニューのひとつと言えば、ところ天国にある天国バーガー。その味とボリュームから、フェスご飯としてのクオリティは間違いなく高い。

今回は、そんな天国バーガーのクオリティを検証すべくスタッフの平井さんから話を聞いてきた。

まずは、パテ。つなぎを一切使わず、牛：豚＝8：2の肉100％。しかも、牛は国産を使用。つなぎがなくてもジューシーでやわらかな食感が出ているのは、少しだけ混ぜた豚肉がポイントなのだそう。これで天国バーガーは600円。

次に、バンズ。ベジタリアンにも対応できる素材を使用。どうしてもバターが少量必要なため、ビーガンには厳しいが、ベジタリアン専門店でもないのにそこまでこだわっていることに驚いた。プムスというひよこ豆のペーストが具になっているベジタリアンバーガーも出している。

ここまでこだわっているのは、日高さんからの「安くて良いもの提供するという」強い要望があるからなのだという。数があまり出ないベジタリアンバーガーも、「絶対に必要な人がいるから」、ということでレギュラーメニューになっている。

そんな話を聞いたら余計に食べたくなってしまうけど、明日もある、なんて余裕でいたら来年までお預け、ということにならないようできる限り土曜日にはお店へ。なぜなら、3日目の日曜には金曜、土曜と食べ逃したお客さんがリベンジにやってくる為、夕方には売り切れてしまうことが多いのだ。

また、ところ天国で人気なのは、バーガーだけなく毎年ゆる可愛いデザインが好評のTシャツ。もちろん、これもフジロックのオフィシャルグッズ。サイズがなくなってしまう前に、ところ天国　呉服屋にてチェックを。