Dizzy Sunfist
魅せ付けろ!なにわのパワフルメロディックパンク!
エネルギッシュでキュート。一度聴いたら忘れられないパワフルでバイタリティー溢れるライブ。今年の京都大作戦にも出演し、その知名度をめきめきと広げる今話題の大阪発、女性2人、男性1人のメロディックパンクバンド、Dizzy sunfist。その噂を聞きつけてか、会場には深夜1時とは思えないほどの人、人、人。
SEと共に、緊張を隠しきれない表情で登場する3人。しかしライブが始まってしまえばこっちのもの。今月にリリースされたニューアルバムから、”119”、”SUPERHERO”と、彼女達の中には準備運動という概念が存在しないのでは?と思える程、常にエンジン全開。4曲目、”Raise your fist,Raise your voice”では、客を煽りに煽り、巻き起こるハンドクラップとスカダンス。肌寒い会場を上昇させていく。フロントに立つ、あやぺた(Vo&Gt)といやま(Ba&Vo)の、音と共に振り乱れ、揺れる長い髪が美しく、笑顔も光る。もあい(Dr&Cho)の力強いリズムも深夜の苗場に響き渡り、心地よい。
続く”SULLEY”では、歌詞の一部「Under the sunshine」を「Under the moon light」と歌い替え、小さな歓声が上がる。ステージ上で元気いっぱい、気合十分の演奏が伝わったのか、始まる前よりも人の数は増え、後方まで体を揺らしながらディジーの晴れ姿を見守る人々。最後の”Someday”では、少し荒削りな部分も気になったが、持てる物全てを出し切り、体力の限界の限界まで走り抜く。それに負けじと反応するオーディエンスのモッシュ&ダイヴ。
「何年か前、ルーキーでディジーを見たって自慢出来るようになるから!絶対になるから!!」「絶対負けない!自分にも!誰にも負けない!!!」
感極まり、熱の籠った声で、そう宣言するあやぺた。行ける、行けるよ!あなた達ならやれる!いつかきっと大きなバンドになる!!!夢を叶えていく姿を、もっともっと私たちに見せてくれ!会場にいる全員がそう思えたのではないだろうか。若さと初々しさの溢れる、最高のライブだった!
posted on 2014.7.26 01:00
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