アトミック・カフェ 大友良英スペシャルバンド
あまちゃん、チェ・ゲバラ、ジム・オルーク。これの振り幅が大友良英だ!
アトミックカフェ トークが始まる前のリハーサルから、ジプシー・アバロンには人でいっぱいに。そのことにふと気がついた大友良英は「すごいね、こんなに見てる。リハって見てて楽しい?」と素朴な疑問をオーディエンスに投げかけてくる。アトミックカフェ トークが終わると「昨日は(オレンジコートで)盆踊りやったので、今日は割とリラックスして聴けるノイズ的なものをやります」と大友。「じゃあ、やりましょう」と総勢20名近いビッグバンドと共に演奏を始めたのは、”あまちゃん オープニングテーマ”!フィールドはもう大歓声&大興奮で手拍子が巻き起こる。半年近く毎朝のように聴いてきた曲なのに、なんで未だに瑞々しい感動を帯びているんだろう。
早くも大盛り上がりのオーディエンスを見回し、「あまちゃんと言えば、チェ・ゲバラ」と大友さんのナゾの言葉から、チャーリー・ヘイデンがキューバの革命家チェ・ゲバラへ捧げた”ソング・フォー・チェ”へと続く。この猛烈なる振り幅が大友良英の偉大さなのかもしれない。さらにエリック・ドルフィーをはさみ、「あまちゃん、チェ・ゲバラ、ドルフィーと来れば、次は決まってる」と語ってあまちゃんのプロデューサー太巻のテーマ曲に。そして「次は作曲者本人に歌ってもらいましょう」と共同作曲家のSachiko Mを呼び込むと、”地元に帰ろう”を披露。「皆さん、歌って助けてください!」と彼女が語り、フィールドはオーディエンスは大合唱に包まれた。
ビッグバンドでジム・オルークのナンバーを披露すれば、ラストは「最後は小泉今日子しかいない!」と小泉今日子演じる春子のテーマ曲である”灯台”へ。あまちゃんからノイズから革命家まで、大友良英ならではの幅広い楽曲で、夕方前のジプシー・アバロン中を笑顔でいっぱいにした大友良英スペシャルバンド。太陽の強烈な日差しすら気せず、オーディエンスみんなで歌って踊って笑った最高のライブだった。
posted on 2014.7.26 14:45
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