DJ MAMEZUKA
始まりましたよ、フジロック前夜祭!
始まりましたフジロック前夜祭! 盆踊り、花火の打ち上げが終わると、レッドマーキーが開放された。歓声を上げながらステージ前へと駆け寄る観客を迎え撃つのは、前夜祭の顔、DJ MAMEZUKAだ。ドカンとブチあげるイントロに続いてかけたのはドアーズの“Touch Me”で、がっつりと観客の心を掴む。待ちに待ったフジロックが始まることへの喜びがレッドマーキーで炸裂した。
前夜祭の盛り上げ役として既に10年以上フジロックに参加しているだけあって、選曲がニクい。アラバマ・シェイクスの“Gimme All Your Love”から、今年フジに出演するライドの“Dreams Burn Down”へとつなげ、観客を沸かせる。ロックなサウンドで前半を盛り上げていくものだから、観客の顔も輝きっぱなし。テンションが上がる一方だ。手を上げて、歓声を上げて、飛び跳ねて、踊る! 老いも若きも、チケットがある人もない人も、とにかくすべてを忘れて楽しんでいる。音楽漬けの3日間がやってきたことを祝っているのだ。
前夜祭でスタートとラスト、バンドの間のつなぎとして5回に分けてプレイするDJ MAMEZUKA。2回目のステージでは、ラヨの“Now Is The Time”やクラップ!クラップ!の“Ashiko”などエレクトロ強めの選曲で観客を踊らせていた。苗場らしい雨の洗礼の中、熱気に満ちた前夜祭はまだまだ続いていく。今年も思い切り楽しんでいきましょう! 音楽ファンの天国、フジロックへようこそ!