キャンプ用の椅子事情
コールマン vs ヘリノックス時代到来か?
フジロックなどの野外フェスの椅子といえば、Coleman(Colemanやぽいもの)が主流だった。背もたれがついて、肘掛けがあり、そこにドリンクホルダーがあるという椅子は、快適だし、ホームセンターでもよく売られていて、一時期は、みかける椅子がほとんどColemanといっても過言ではなかった。
しかし、昨年くらいから異変が起きてきた。それはHelinoxというメーカー(もしくはそれに似たもの)が増えてくるようになったのである。軽量で持ち運びしやすい。しかし背もたれはあるが、肘掛けがない。ドリンクホルダーもないし、快適さはちょっと劣る。ただ、椅子の角度がちょうど、ダラ〜っと寝るのにいいような角度がついているのである。
今回のフジロックの会場で感じたのは、グリーンステージにはColemanが多く、奥地になるとHelinoxが多くなるのではないかということで、もしかしたら、グリーンステージの通路付近に基地を作ってあまり移動しない人たちは大きいColeman、移動が多かったり、長く移動する人はHelinoxという棲み分けができているという仮説が成り立つのではないか。通路を歩いていると、Helinoxの椅子を畳まないで頭に乗せて歩く人(人混みには気を使って!)が目についたりする。あと第3の勢力としては、頻繁に移動する人、日帰りの人、あまり荷物を持ちたくない人が、背もたれなしのコンパクトな椅子(釣りに使うような)ということなんだろう。
こういう用具は値段、重さ(大きさ)、快適さの中で流行り廃りがあるもので、今後どうなるか、棲み分けができるのか興味が尽きない。
写真1枚目 グリーンステージ
写真2枚目 フィールド・オブ・ヘヴン
写真3枚目 ホワイトステージ