GALANTIS
ブチあげっぱなしのEDMパーティー!
レッドマーキーの深夜枠を盛り上げたのは、スウェーデン発のEDMデュオ、ギャランティス。マイク・スノウのメンバー、クリスチャン・カールソンと、プロデューサー/ソングライターのリナス・エクレイの2人組は、揃ってスタイリッシュな黒いレザージャケットをはおって登場した。初っ端から大ヒットシングル“Runaway”で、レッドマーキーの観客をブチあげる。彼らを心待ちにしていたファンも多かったようだ。大きく手を上げてジャンプしたり、サイリウムを振り回したり、大興奮状態。ギャランティスの2人もまた盛り上げ上手で、「フジロック!」とマイクを通して観客を叫ばせたり、DJブースの上に立ち、曲に合わせて大きなジャンプをしてみせたり、とにかく観客を煽り、踊らせまくる。
ステージ自体は、自身のヒット曲を盛りだくさんにつめこんだノンストップ・パーティーセット。ゼッドの“I Want You To Know”や、同じくフジに出演していたウィワックの“Angry Birds”など、数々のEDMヒット曲を短めに織り交ぜながら、“Help”、“Gold Dust”、“Louder Harder Better”などギャランティス自身のヒット曲を次から次へとつなげていく。アゲっぱなしだった80分間の中からハイライトを上げるとすれば、「I remember you」のサビで大合唱が起こった“You”。ギャランティスのトレードマークである「シーフォックス」という猫とクラゲを合体させたようなキャラクターの被り物を被った女性がステージに登場し、ギャランティスの2人と一緒にレッドマーキーを盛り上げた。ラストには再び“Runaway”をかけ、ステージ前で大きなギャランティスの旗を振り回すというパフォーマンス。 今、世界で注目を集めるEDMデュオが、初来日となるフジのステージでその実力を200%発揮した夜だった。