燃えた、オレンジ!
(僕らには今も)「オレンジコートででっかい焚き火をしようぜ」と呼びかけて、集合時間の17時前に、ボードウォークの廃材を置いてある場所に行くと、集まってきたのはわずか二人… と、しばらくしょげかえっていたんですが、徐々に人が集まりだして、みんなで廃材を中央に移動。面白いのはタイミングよく車でその場所にやってきたスタッフも手伝ってくれて、山積みの木に点火作業。その頃には日高大将もやってきて、黒山の人だかりになったんだけど、なかなか火がつかない… というので、集まってきたみんなで悪戦苦闘すること約40分。やっと大きな炎が顔を出してきて大歓声をあげることになったのです。
しばらくすると、火がどんどん大きくなって、その周りを囲んで踊り出す人たちも… これぞフジロックの醍醐味なんて気分になったのは一人や二人ではなかったはず。加えて、まだまだ山のように残っていた廃材の移動を手伝ってくれた人もいっぱい。かなり暗くなって足元もよく見えない状態なのに… 本当に本当にありがとう。
あれから何時間火が続いたのか… 現場を離れたのでよくわからないんですが、夜が明けてその場所に行ってみると、山のように積み上げられていた廃材はなくなって、木陰で一休みしている女性が一人。昨日とは違った景色がそこにありました。中央の焚き火はというとわずかな灰となって、少しばかり煙が見えたぐらい。見事なほどに跡形だけになっていました。。
昨日集まってきた人たちの多くが口にしていたのは『オレンジコートが一番好きだった』という言葉。復活して欲しいと願っている人たちがいっぱいいること、わかってください。