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FUJIROCK EXPRESS 2018

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LIVE REPORTGREEN STAGE7/29 SUN

SPECIAL GUEST : G&G Miller Orchestra

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© Photo by MASAHIRO SAITO© Text by 三浦孝文

Posted on 2018.7.30 03:08

来年また苗場の地で!

いよいよ、フジロック2018の終わりの時間が近づいてきた。2016年の20回目のフジロック以来、恒例のグリーンステージ締めのアクト、ジー・アンド・ジー・ミラー・オーケストラ登場の時間となった。フロント・ページ・オーケストラやビッグ・ウィリーズ・バーレスクが合体した総勢18名の混成ビッグバンドだ。

ステージが暗転し「A列車で行こう」が流れ、クリス・ペプラーが登場してバンドを紹介すると、まずはグレン・ミラーの‟Pennsylvania 6-5000”で幕を開ける。このタイトルはグレンが長期出演して有名になった、カフェ・ルージュがあるニューヨークのホテル・ペンシルヴェニアの電話番号なのだ。のっけからウィリーがドラムがドカドカと叩き込んでいる。

昨年同様にエルヴィス・プレスリーに扮したアービー・ガスコンが呼び込まれ、怒涛のロカビリー・ショーがはじまる。‟監獄ロック”、‟All Shook Up”、‟Shake, Rattle and Roll”といった誰もが知る曲で、みんなツイストしたり自由にダンスしている。

次のゲストとして登場したのは、T字路sのお二方。伊東妙子が渡辺マリの‟東京ドドンパ娘”を十八番のハスキーボイスで歌い上げる。スカートをはためかせながら可憐に踊りつつ。バックのホーン隊のスイング感がたまらない。続くロックンロールチューンで「ダイナマーイト!」と雄叫びを上げ、投げキッスを飛ばしてステージを後にした。

ストリングスが壮大に鳴り響き、真紅のドレスに身を包んだお登紀さんこと加藤登紀子が登場した。‟愛の賛歌”を壮大に歌い上げる。集まったお客さんの3日間を労わり、特別でかけがえのないフジロックに出演し今ここにいることに感謝を述べ、ピート・シーガーの‟Where Have All the Flowers Gone”の日本語カバー曲‟花はどこへ行った”を披露した。今ここで最高の時間を共有している奇跡に目頭が熱くなる。「素晴らしく生きようね。どんな時も。またフジロックで会いましょう!」とステージを後にした。

レイ・チャールズの名曲‟What’d I Say”がはじまり、ウィリーがファンキーに歌い上げる。「ウー!」、「ホー!」のコール&レスポンスが楽しさに拍車をかける。
この後、アービー・ガスコンが革ジャン、革パン姿で再登場し、「日本人はベストピープルでベストな聴衆だ!」と‟Blue Suede Shoes”に‟Hound Dog”を立て続けに投下。やっぱり締めはご機嫌なロックンロールに限るねぇ!スタンドマイクを斜めに倒し、腕を振り回すアービーに女の子たちがノリノリなのだ。ソフトな低い声で‟Love Me Tender”を感動的歌い上げ、空間に憂愁を創り上げていく。

クリス・ペプラーが再登場し、メンバーを一人一人紹介した後、「まだまだ行きたいですよね?」と煽り、‟All Shook Up”とリトル・リチャードの‟Tutti Frutti”でフロアは再度狂乱の渦状態に。楽し過ぎる!まだ終わってほしくないフジロック!

ラストは‟Moonlight Serenade”を壮大に披露し、グリーンステージ一帯が感動に包まれた。今年も最高の3日間だった。しばしフジロックの余韻に浸っていたい。では皆さん、また来年、苗場の地で!

[写真:全10枚]

#TAGS : 7/29 SUNGREEN STAGE