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FUJIROCK EXPRESS 2018

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LIVE REPORTWHITE STAGE7/27 FRI

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© Photo by 木場ヨシヒト© Text by あたそ

Posted on 2018.7.29 16:50

平成最後のフジロック!天気すらをも味方にした、笑顔満点のステージに乾杯!

遂に始まった、2018年のフジロック。天気は快晴、気温は少し暑いくらい。ビールを飲みながら音楽を聴くにはうってつけのフェス日和になった。

「盛り上がって行こうぜ!」という挨拶が終わり、ステージ背後に映し出されたgo!go!vanillasのロゴマーク。それから、去年リリースされたアルバム『FOOLs』の1曲目、”We are go!”が流れ、メンバーの4人が元気よく登場する。
「夏、感じませんか?ハジけていこうぜ!」という牧 達弥(vo/gt)の声とともに、”SUMMER BREEZE”の爽やかなイントロがかき鳴らされる。キャッチーで耳に残るメロディにエネルギッシュなサウンド。観客たちの腕は上がり、指先はステージで楽しそうに演奏をしているメンバーたちに向けられている。なんだか、一種のラブコールのよう。見ているこちらも、自然と笑顔になってしまう。
この曲には、「Summer Breese 風に乗れ Congratulation for your life」という歌詞がある。12時近くになると太陽は頭の真上。日が直接射して暑かったからこそ、ホワイトステージ一帯に吹いてくる風が、より一層気持ちよく感じられた。

次に演奏された”エマ”と”おはようカルチャー”では、みんなで飛んだり跳ねたり。すでに暑いのにも関わらず、曲が進んでいくにつれて、どんどんヒートアップしていく。go!go!vanillasの魅力と言えば、古きよきロックンロールに自分たちのポップさやハッピー感を混ぜ込んだ爽快な楽曲が挙げられる。けれど、それだけじゃなくて牧の芯のある声に、メンバー全員が参加する力強いコーラスだってこちらにヒリヒリとした音の圧が感じられるほど。それに、時にはステージを笑顔で走り回る柳沢進太郎(gt)と長谷川プリティ敬祐(b)、間奏時にスティックを空高く投げ、見事キャッチすることに成功したジェットセイヤ(dr)。キメるところはきちんとキメる。見ている人を飽きさせないステージング能力もgo!go!vanillasに惹かれてしまう魅力の一部なんだな、なんて思う。

そうだ。go!go!vanillasの4人と言えば、平成生まれ。更に言えば、牧と長谷川は平成元年生まれだったりする。”平成ペイン”と、牧が「ここで一番奏でたいと思って書いた」という”マジック”では、ジェットセイヤの爽快なリズムに乗せられ、ステージを縦横無人に動き回ったり特にはクラップ&ハンズをしてみたりと、様々な表情を見せながらどんどんgo!go!vanillasのポップさに会場全体が引き込まれていく。苗場に会場を移してから20年目、かつ平成最後のフジロック。そんな記念すべきトップバッターに彼らが選ばれた理由がなんとなく分かったような気がした。

途中のMCで、2010年のフジロックに参加し、当時ホワイトステージの大トリを務めたBELLE AND SEBASTIANを見て、人生を変えられたという牧。そして、その自分の人生を変えてしまった運命のバンドを見てから8年後の今、同じステージに立ち、自由気ままに演奏している4人は、気合い充分。go!go!vanillasの魅力が存分に発揮され、見る者すべてを笑顔にしてしまうような50分間だった!

[写真:全5枚]

#TAGS : 7/27 FRIWHITE STAGE