LIVE REPORTWHITE STAGE7/28 SAT
OLEDICKFOGGY
© Photo by MITCH IKEDA© Text by 若林修平
Posted on 2018.7.28 18:49
日本人にしか鳴らせないロックンロール
OLEDICKFOGGYは2003年結成の5人組ロックバンドで、カントリーやブルーグラスをベースにしたラスティックなサウンド・プロダクションでロックを鳴らしている。そんな彼らのフジロックデビューは2008年のルーキー・ア・ゴーゴーで、今年が10年ぶりのフジロックとなった。
2日目、朝イチのホワイト・ステージ。朝から小雨が降ったり止んだりを繰り返す曇り空の下、OLEDICKFOGGYのうちわ(ホワイト入り口で配られていた)を持ったファンが、徐々にではあるが集まり始めていた。11時40分、定刻にメンバー5人、yossuxi(Acc. / Key. / Cho.)、大川順堂(Dr. /Cho.)、四條未来(banjo)、TAKE(DoubleB.)、スージー(G. / Cho.)、そして最後に黒のダメージ・デニムを履いた伊藤雄和(Vo. / Mandolin)が登場した。
ライブは今年発売された新作『Gerato』のタイトル曲”Gerato”からスタートした。しょっぱなからモッシュが発生したライブは、曲を経るほど熱量があがっていく。彼らのスタイルが曲名にもなっている”ラスティックが止まらない”では、伊藤のエモーショナルなヴォーカルに呼応するかのごとく、さらに大きく激しいモッシュが発生し、ホワイト・ステージを熱くした。気がつけば、ホワイト・ステージの前方は、彼らのファンとそうでない人とがごちゃ混ぜになった、大きなモッシュピットと化していた。
彼らの魅力はなんと言っても、その耳馴染みやすい楽曲たちにある。エモーショナルな日本語歌詞と、60~70年代の日本のフォークやニューミュージックの穏やかで温かみのあるメロディ、そしてそれに相反するようなラウドなロック・サウンド。それらが絡み合うことにより生まれる独特なサウンドが、僕らを虜にし、心と身体を突き動かしている。
<セットリスト>
Gerato
昔日
ラスティックが止まらない
歯車にまどわされて
さよならが言えなくて
マネー
シラフのうちに
いなくなったのは僕の方だったんだ
月になんて
[写真:全10枚]
VOICES
FUJI ROCK FESTIVAL 20180728
— OLEDICKFOGGY (@OLEDICKFOGGY) 2018年7月28日
WHITE STAGE
ありがとうございました!#全国縦断80会場ツアー49本目#oledickfoggy pic.twitter.com/p8cZZnasCQオールディック完全優勝で伝説となりました
— ⚒YAMAGGY(ヤマギー)⚒ (@yamadahead2009) 2018年7月28日
お客さんがOLEDICKFOGGY愛に溢れて涙と笑顔で皆んなグチャグチャでした
イトーさんの「俺たちがオールディックフォギーだ」の後の怒号歓声は震え止まらんかったです😢😢😢
最後、外人さんとハグして感動分かち合ってフジロック感 増しました👍フジロック、
— ⚒YADANZIG(YOSHI)⚒ (@Dirty_XCX) 2018年7月28日
eastern youth
OLEDICKFOGGY
を観た!
素晴らしい!最高!
OLEDICKFOGGYのベースの方は本当にダンディでかっこいいなぁ。The Birthdayフジロック中継最高〜
— 渡辺 颯斗 (@watta_1007) 2018年7月28日
あとOLEDICKFOGGYのライブ初めて観たけどアツかった!!9月福山に来るの行きたい!! pic.twitter.com/rNVT0EPNSP